阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
ご利用下さい。

【鉄道友の会】南海2200系撮影会に参加する(2023.12.9)

南海電鉄の2200系は、かつて高野線で運用されていた「22000系」を改造した車両ですが、22000系から改造された車両として、他にも2230系、2270系があります。
それぞれ、改造当時の転用内容により、異なる形式が与えられていました。

そのうち2200系は、結果として3編成の改造にとどまり、その後高野線で活躍した後、各支線を中心に運用されてきました。

そして2009年には、2200系のうち1編成が、観光列車「天空」に改造され、現在も高野線・橋本〜極楽橋間で運用されています。

一方、残る2編成のうち1編成は、先ごろ調子鉄道へ譲渡され、改造後のオリジナルで現存している編成は1編成のみとなりました。
(参考)




今回、鉄道友の会の本部・阪神支部主催行事として、この2200系の撮影会が開催されましたので、手元にほとんど2200系の写真が無いこともあって、喜んで参加させていただくことにしました。

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2200系は、難波側から2201号車・2251号車の順の2両編成となっています。

難波側の車両にパンタグラフが載っていることから、こちらから撮影するのが絵になりますが、一方で線路が南北に走っている関係上、どうしても逆行気味になるのは仕方がありません。

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今日の乗車記録

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尾崎(1151)-堺 特急サザン 12851
堺(1221)-住ノ江 普通 1101

住ノ江(1624)-堺 普通 8405
堺(1630)-尾崎 特急サザン 10910


今日は、鉄道友の会本部・阪神支部の共催行事で、南海2200系の撮影会に参加してきました。
詳細は、別途の記事でご紹介したいと思います。

【六甲ケーブル】上下分離方式を導入へ。阪神電鉄が第三種鉄道事業者として設備等を保有へ(2024.4.1)

神戸市内の六甲山への観光客を輸送する「六甲ケーブル」を運営する六甲山観光(株)では、六甲ケーブル事業に関する試算を阪神電鉄に承継し、同社はケーブルの運営に特化する「上下分離方式」を導入することを発表しました。

【六甲山観光(株)・当社】 六甲ケーブルにおける上下分離方式の導入について|ニュースリリース|阪神電気鉄道株式会社

上記発表によりますと、上下分離する目的としては、この六甲ケーブルにおいて、将来にわたる安全性向上と安定的かつ継続的な事業運営を両立するために実施することとしています。

枠組みとしては、阪神電鉄が六甲ケーブルの車両、構築物(軌道等)、機械及び装置、土地(軌道敷等)、建物(駅舎等)等の資産を保有し、六甲山観光はそれらの資産を使用するために阪神電鉄に線路使用料等を支払い、旅客輸送を行うこととしています。

上下分離の実施予定は2024年4月1日で、同時に六甲山観光(株)の観光事業を別会社に承継し、六甲山観光(株)は、六甲ケーブルの運行・設備管理等の運輸業務に特化することとしています。

詳細は、上記発表資料をご覧ください。



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▲上下分離の実施により、施設等が阪神電鉄が保有することになる六甲ケーブル。


今回タイトルで記した「上下分離」とは、鉄道事業の運営に関し、列車の運行を担う事業者(上)と、設備等を保有する事業者(下)を分離することを指します。

最近では、利用者が減少している地方ローカル線を、自治体等による公的支援で維持する枠組みとして導入されるケースが多く、この場合、「上」は既存または新規の鉄道事業者が、「下」は自治体などが担うことが多いようです。

今回、この上下分離を導入する「六甲ケーブル」は、神戸市民はもとより、京阪神から手軽に楽しめるスポットとして、また六甲山を越えて有馬温泉に通じる著名な観光ルートとして、多くの観光客が来訪する観光地であります。

この六甲ケーブルは、その中でも神戸の市街地から六甲山の山上に至る主要な公共交通機関ですが、下記神戸新聞の記事にもあるように安全性向上に多額な投資が必要なことから、資金力のある阪神電鉄が施設を保有することにより、ケーブルカーの継続を図ることを目的としています。
(参考)
六甲ケーブル、車両や線路など資産を阪神電鉄に承継 「上下分離」を導入 多額の安全投資に対応 | 経済 | ひょうご経済+ | 神戸新聞NEXT

なお、第三種鉄道事業者として、六甲ケーブルの施設等を継承する阪神電鉄では、既に「第一種」として阪神本線及び武庫川線の全線並びに阪神なんば線(西九条〜尼崎間)を、第二種として阪神なんば線(尼崎〜大阪難波間)及び神戸高速線(元町〜西代)を運営しており、今回の六甲ケーブル線を併せると、第一種・第二種・第三種全ての鉄道事業を運営する事業者となります。

(注)
鉄道事業法では、鉄道施設の保有などにより、鉄道事業者を下記の第一種から第三種に区分しています。
第一種:自社の保有する線路により鉄道事業を行う者
第二種:他者の線路を使用して鉄道事業を行う者
第三種:線路を保有し、第二種事業者に使用させる者



このような「第一種から第三種まで運営する鉄道事業者」は、他にあるか探してみると、JR西日本が、多くの第一種路線のほか、第二種(JR東西線、おおさか東線、関西空港線)、第三種(七尾線・七尾〜和倉温泉)を運営しています。

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▲のと鉄道・穴水駅に停車中のNT200形「花咲くいろは」ラッピング車両。
この路線は、JR西日本が施設等を有する「第三種鉄道事業者」となっており、のと鉄道はその施設を利用して運営する「第二種鉄道事業者」となっています。


過去に遡ると、近畿日本鉄道も、多くの第一種のほか、第二種(けいはんな線・生駒〜学研奈良登美ヶ丘間)、第三種(伊賀線、養老線)と、第一種から第三種まで揃っていた時期がありましたが、第三種の伊賀線及び養老線の施設を地元自治体等へ移管したことから、現在は第三種事業者として運営する路線はありません。

かように、いわゆる「大手民鉄」の中で最短の営業キロ数である阪神電鉄が、第一種から第三種の鉄道事業を全て運営することになるというのも、何だか興味深いものがあるな、と感じたニュースでありました。



鉄道コム関連記事】
六甲ケーブル、上下分離方式を導入へ 阪神電鉄が設備を継承 - 鉄道コム




【関連ニュースサイト】
六甲ケーブルに上下分離方式導入へ 阪神電鉄が設備保有 24年4月から | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル



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今日の乗車記録


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和泉鳥取(0833)-大阪 紀州路快速 モハ223-2517
大阪梅田(1040)-桂 特急 9803
桂(1130)-嵐山 普通 6353
嵐山(1203)-帷子ノ辻 633
帷子ノ辻(1216)-北野白梅町 631

出町柳(1811)-京橋 特急 8009
京橋(1904)-天王寺 普通 モハ220-55
天王寺(2035)-和泉砂川 特急くろしお29号 モハ287-206
和泉砂川(2111)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ225-5014

今日は、夕方から京都で用事がありました。
ついでなので、阪急嵐山線に乗ってみよう、ということで、、阪急嵐山線と嵐電を乗り継いで向かいました。

帰りは、出町柳から京阪特急で帰りますが、プレミアムカーに乗ろうと購入しようと思ったら、目前で満席となってしまいました。
…プレミアムカーの人気ぶりを改めて実感した次第です。

【JR西日本】ハピラインふくいとの連絡運輸範囲を発表。交通系ICカードは大阪駅からも利用可能に

JR西日本では、2024年3月16日の北陸新幹線金沢・敦賀間の開業に伴い、経営分類される並行在来線を運行する「ハピラインふくい」との連絡運輸範囲を発表しました。

ハピラインふくいとJR西日本との連絡運輸範囲と乗継割引運賃の設定について:JR西日本
JR西日本との連絡運輸範囲と乗継割引運賃の設定|お知らせ|新着情報|株式会社ハピラインふくい|ふくいとあしたの架け橋に。

上記発表によると、ハピラインふくいとJR西日本との連絡運輸区間は、普通乗車券の場合、JR西日本の北陸本線(米原〜敦賀間)、小浜線(敦賀〜青柳間)、越美北線(越前花堂〜九頭竜湖の全駅)、湖西線(山科〜近江塩津間の全駅)、東海道本線(米原〜大阪間)となっています。
(※)ハピラインふくいの連絡運輸範囲は、敦賀〜大聖寺の各駅

また、このうちICOCA等のICカードで利用できるのは、北陸本線(米原〜敦賀間)、小浜線(敦賀〜青柳間)、湖西線(山科〜近江塩津間の全駅)、東海道本線(米原〜大阪間)となっています。
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▲ハピラインふくいとJR西日本との連絡運輸範囲
(同社発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/2023/12/page_23990.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



ハピラインふくいでは、昨日上限運賃の認可を受け、本日実施運賃の届出を行った旨、同社より発表がありました。
(参考)
上限運賃の認可を受けました|お知らせ|新着情報|株式会社ハピラインふくい|ふくいとあしたの架け橋に。
実施運賃の届出について|お知らせ|新着情報|株式会社ハピラインふくい|ふくいとあしたの架け橋に。

これを受け、他社との連絡運輸範囲や乗継割引運賃の設定も発表されており、大聖寺駅で接続するIRいしかわ鉄道との連絡運輸範囲及び乗継割引運賃も本日発表されています。
(参考)
IRいしかわ鉄道との連絡運輸範囲と乗継割引運賃の設定|お知らせ|新着情報|株式会社ハピラインふくい|ふくいとあしたの架け橋に。
実施運賃の届出を行いました | IRいしかわ鉄道株式会社


今回の発表で注目したのは、ハピラインふくいとJR西日本との連絡運輸範囲で、上記発表によりますと、滋賀県内はもとより、京都・大阪方面まで設定されています。

しかも、交通系ICカードでも大阪・京都方面から敦賀での乗り継ぎを経て、武生・福井・芦原温泉まで利用できるということで、これまでの北陸新幹線での並行在来線第三セクター鉄道と比較してもかなり広汎に設定されており、これまた意外に感じました。

逆に言うと、現在でも新快速と普通列車を乗り継いで、京都や大阪まで往復する旅客が一定程度存在するということでもありましょうか…


来年3月16日の開業・移管に向けて、様々なニュースが発表されている、北陸新幹線・金沢〜敦賀間関係ですが、いよいよ今月半ばには、例年ですとJRグループの来春のダイヤ改正が発表されます。

その内容も気になるところですので、当ブログでもしっかりご紹介したいと思います。



【関連ニュースサイト】
来春開業「ハピラインふくい」、運賃明らかに 他社線との乗り継ぎ割引も - 福井経済新聞



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【京阪電鉄】昨年に引き続き大晦日の終夜運転を実施(2023.12.31〜2024.1.1)

京阪電鉄では、大晦日の終夜運転実施を含めた、年末年始の列車運転について発表しています。

〜大晦日の終夜運転を実施!プレミアムカーを年越し運行します〜 年末年始の列車運転について|京阪電鉄

上記発表によりますと、大晦日の終夜運転は、京阪本線・鴨東線、中之島線、交野線、宇治線、石清水八幡宮参道ケーブルで実施します。
京阪本線・鴨東線では、特急が淀屋橋発23時台まで、急行が淀屋橋発1時台まで、出町柳発が2時台まで、準急または普通は終夜運転を実施することとしています。

また「大晦日終夜運転ヘッドマーク」を12月17日(日)〜12月31日(日)の間、3000系・8000系・13000系の各1編成に掲出することとしています。
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▲大晦日終夜運転ヘッドマーク
(上記発表資料(https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/231204_keihan-railway.pdf)より引用)


また、正月ダイヤ(1月1日〜1月3日)では、昼間時間帯に京阪本線・鴨東線では「特急」「急行」「普通」をそれぞれ15分間隔で運転するほか、快速特急「洛楽」を淀屋橋発5本、出町柳発4本運転することとしています。
なお、正月ダイヤの快速特急「洛楽」には、初詣ヘッドマークが掲出されます。
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▲初詣洛楽ヘッドマーク
(上記発表資料(https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/231204_keihan-railway.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



コロナ禍前から、利用状況を鑑みて徐々に縮小傾向にあった、大晦日の終夜運転ですが、コロナ禍で中止となった後、復活した事業者もあれば、そのまま中止となっている事業者もあります。

今回ご紹介する京阪電鉄では、沿線にも神社仏閣も多いことから、昨年から終夜運転を復活させています。
阪和線の沿線から : 【京阪電鉄】3年ぶりに大晦日の終夜運転実施(2022.12.31〜2023.1.1)

加えて、昨年終夜運転復活のPRとして掲出したヘッドマークを、今回も掲出するという、ファンにとっても嬉しいニュースも発表されています。
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▲昨年の「大晦日終夜運転ヘッドマーク」掲出の8000系


しかも今年は、8000系に加え、3000系、13000系でもヘッドマーク掲出を行い、またヘッドマークの種類も掲出車両それぞれのカラーをまとった図柄となっており、これまたファン的に興味深いものといえます。


終夜運転実施が縮小するなか、コロナ禍前とほぼ同様の区間で実施する京阪電鉄。
ヘッドマーク掲出を更に増やすという意気込みも感じるだけに、昨年に引き続き、ヘッドマークの撮影ができればいいな、と思ったニュースでありました。



鉄道コム関連記事】
京阪 大晦日終夜運転ヘッドマーク 掲出(2023年12月17日〜) - 鉄道コム
京阪 大晦日終夜運転復活ヘッドマーク 掲出(2022年12月17日〜) - 鉄道コム



【関連ブログ】
京阪 今年も終夜運転を実施【2023→24年】 : 旅するマネージャーのブログ



【関連ニュースサイト】
京阪,大晦日の終夜運転など年末年始の運転計画を発表|鉄道ニュース|2023年12月5日掲載|鉄道ファン・railf.jp
京阪線・石清水八幡宮参道ケーブルで終夜運転実施へ プレミアムカーは年越し運転、正月は京橋−七条間ノンストップの快速特急「洛楽」も走る! | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル
京阪、大晦日に終夜運転 ヘッドマーク掲出&プレミアムカー年越し運転も | レイルラボ ニュース



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無人駅となった和倉温泉駅を訪問する(2023.11.18)ICカードエラーで途方に暮れる利用者の姿から私が思ったこと…

先日、のと鉄道「のと里山里海」号とJR七尾線「花嫁のれん」号に乗車した際、乗り継ぎの都合で和倉温泉駅で下車しました。

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▲和倉温泉駅の外観


この和倉温泉駅ですが、特急「サンダーバード」「能登かがり火」といった、和倉温泉アクセスの特急列車の終着駅であり、同時に北陸地方を代表する温泉・和倉温泉への玄関口となっています。

この和倉温泉駅ですが、実は昨年(2022年)3月より無人駅となっています。
(参考)
七尾線 和倉温泉駅、3/12無人化へ 話せる「みどりの券売機プラス」設置 | レイルラボ ニュース
コロナ禍 増える無人駅 石川県内新たに12駅 路線の維持 課題:北陸中日新聞Web

上述のとおり、北陸を代表する温泉の玄関口となる駅、そして特急列車も多数発着する駅がまさか無人化されるとは、個人的に衝撃を受けたニュースでした。

コロナ禍前の乗車人員は一日あたり400人台と、決して多くない利用状況でありましたが、とはいえ、遠方からの利用者も多い観光拠点の駅なだけに、完全な無人化というのは、ビックリしたのが正直なところです。

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【JR九州】813系電車をロングシート化を実施(2023年12月〜2028年度)ロング化による座席総数は変化せず

JR九州では、鹿児島本線等の同社主要路線を走る「813系」について、車内のロングシート化を実施することを発表しました。

813系電車ロングシート化します|JR九州

上記発表によれば、ロングシート化により、クロスシート車に比べて1編成(3両)あたり定員(座席+立席)は90名増加するとしています。
内訳はロングシート座席120席、ボックス席28席となっています。

なお、座席数はロングシート化しても変化せず、また、一部の座席を撤去した車両と比べて48席増加するとのことです。

また、施工車両数は82編成246両で、2023年12月以降順次運用を開始し、2028年度に工事終了予定となっています。

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▲813系ロングシートの車内
(同社発表資料(https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2023/11/30/231130_813_long-seat.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR九州の813系は1994年から2009年の15年間に渡り製造された電車で、同社の保有する電車の中では最も車両数の多い系式となっています。

その多くはクロスシート(転換式)で製造され、2人掛けで一部を除き進行方向に向かって座ることができることから、利用者にとっては快適な車両であったとも思われます。

一方で、クロスシートの通路が狭いこともあり、乗客がドア付近に固まって乗降に時間がかかるという課題がありました。
この手の問題は、クロスシートを導入する都市圏の車両では常につきまとう問題で、その解決に、例えば1+2列にして通路幅を広げたり、ドア付近の座席を削減する代わりに収納式の補助イスを設けるなど、乗降の円滑化と座席数の確保を両立させるべく、苦心の跡がみられます。

ところがこの813系では、ドア付近の座席を単純に撤去するだけの改造を行い、この乗降の円滑化に対応することにしました。
この際、撤去された座席は3両編成で48席(上記発表資料より計算)と、元々の座席の3割近くにもなりました。

当然、これだけ座席が撤去されるとこれまで座れていた乗客からは、座れなくなったという苦情が続出して、地元新聞社の西日本新聞にまで取り上げられる始末となってしまいました。
(参考)
【ご意見募集中】【JR九州・追加回答】座席削減、理由を知りたい|【西日本新聞me】

そう考えたら、811系みたく最初からロングシートにしておけば、そんな苦情も殺到することは無かったのだろうになあ、と思っていたら、ようやくといいますが、この度813系のロングシート化が発表されました。
(参考)


今回のロングシート化では、クロスシートの時と座席総数は変わらず、当然、座席撤去車に比べると、座席数は4割ほどの増加となります。

また、改造は5年程度かけて、2028年度に工事を終了する予定としています。
勿論、座席撤去に比べると期間も費用もかかることから、乗降の円滑化や収容力の増加を手っ取り早く解決する方法として、座席を取っ払う、というのは確かにあり得る方法とは思われます。

しかし、これだけ利用者の不満を集めることになると、やはり最初から計画的にロングシート化改造を進めた方がよかったのでは?とも感じたかたも多いかも知れません。

もっとも、この座席撤去はコロナ禍でJR九州も大きな影響を受けた2021年から実施されており、当時のことを考えると、安直な方法を取らざるを得なかったのも仕方がない、と理解を示せないこともないかも知れません。

だからと言って、やはり日々の利用者から反感を買うような施策が今後も続くようなら、それもいかがなものか、と思っていただけに、今回のロングシート化(=座席数の確保)は、一定程度評価してもいいのかな、とも思います。

最近のJR九州では、この813系座席撤去だけでなく、下記記事でご紹介した博多駅を中心とした窓口混雑や、福岡都市圏での列車本数の削減など、ひと頃に比べるとめっきり悪い評判を多く聞くようになりました。
今回の813系ロングシート化や、チケットレスサービスの開始など、改善の動きも少しずつでは見られるのですが、JR上場会社の中では最も経営基盤が弱いJR九州ですが、収益性と利用者の満足をどのように両立させていくのか、引き続き着目したいと思います。




鉄道コム関連記事】
JR九州、813系をロングシートに改造 12月以降に順次運用開始 - 鉄道コム
811系 リニューアル車両 運転(2017年4月27日〜) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
JR九州813系、全車両をロングシート化 - 12月以降、順次運用開始へ | マイナビニュース
JR九州の主力車両が大変貌「全車ロングシート化」へ その理由は? | 乗りものニュース
813系RM2214編成がロングシート化される|鉄道ニュース|2023年11月29日掲載|鉄道ファン・railf.jp
JR九州813系、全車ロングシート化で混雑緩和へ 12月以降順次 | レイルラボ ニュース
JR九州が813系電車をロングシート化 12月以降運用を開始 座席撤去車の動向は? | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル
JR九州、筑豊・日豊・鹿児島本線 813系をロングシート化 - Impress Watch



【関連ブログ】
列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 813系のロングシート化など



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【JR九州】QRコードを使用したチケットレスサービス導入(2024年秋予定)博多駅などの窓口混雑の緩和にも

JR九州では、同社のWeb予約「JR九州インターネット列車予約」を利用して、一部対象列車を利用する際、QRコードを利用して乗車することのできる「チケットレスサービス」を導入することを発表しました。

〜「JR九州インターネット列車予約」の利用がスマホで便利に〜QRコードを使用したチケットレスサービスの導入について|JR九州

上記発表資料によりますと、対象となるのは、九州内完結のネット限定きっぷのうち、博多駅を発着する主要な特急列車及び西九州新幹線の運行区間(下記参照)を対象とした商品となっています。
(※)対象列車
・ソニック・にちりんシーガイア:
博多〜小倉〜中津・大分・佐伯(にちりんシーガイアは博多〜佐伯間のみ利用可)
・きらめき:
博多〜小倉・門司港
・リレーかもめ:
博多〜武雄温泉
・かささぎ:
博多〜佐賀・肥前山口
・みどり:
博多〜佐世保
・ハウステンボス:
博多〜早岐〜ハウステンボス
・ゆふいんの森・ゆふ:
博多〜由布院〜大分・別府
・かもめ:
武雄温泉〜長崎


サービス開始時期は2024年秋を予定しており、2025年以降、列車やきっぷの種類などのサービス対象の拡大を予定しているとのことです。

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▲サービスイメージ
(上記発表資料(https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2023/11/29/231130_JR-KYUSHU_Train_Reservation_QR_ticketless.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既にJRグループ各社で実施されている「チケットレスサービス」。
JR西日本「e5489」、JR東日本「えきねっと」、そして東海道・山陽・九州新幹線「EXサービス」などで展開されており、現に多くの利用者がチケットレスサービスの恩恵にあずかっています。

国内の新幹線や在来線特急列車でチケットレスサービスが広がる中、現在もまだチケットレスサービスが実施されていないJRグループ新幹線・特急列車のひとつが、「JR九州の在来線・西九州新幹線」となっています。

同社の「JR九州インターネット列車予約」で、ネット予約は可能なものの、予約した列車に乗車する際には、必ず「きっぷの受取」が必要となっています。

この「きっぷの受取」が、駅窓口の縮小などにより一部の駅に集中し、特に博多駅では、混雑時のきっぷの受取に長時間を要することから、利用者から不満の声が多く、その混乱はマスコミにも取り上げられる始末でありました。
(参考)
【ご意見募集中】スマートじゃない!? JR九州のネット予約|【西日本新聞me】
発券待ちで30分 博多駅の「異常事態」 ネット予約しても行列 | 毎日新聞

【管理人コメント】
博多駅が特に混雑するのは、純粋に利用者が多い駅であることに加え、西鉄バスや福岡市営地下鉄沿線から直接博多駅に出向く、即ち「JR線の列車に最初に乗るのが博多駅」という利用者が多く、他の駅できっぷを受け取ることが難しい利用者が多いことも、理由の一つとしてあり得るのではないかと考えます。


ともあれ、ネット予約のメリットとして、乗車直前まで列車の変更が柔軟に可能な点がありますが、受取に時間がかかるようでは、そのメリットさえも失ってしまう事態となっています。

当のJR九州も手をこまねいているわけではないようで、今年8月には鹿児島本線・福北ゆたか線の駅できっぷ販売窓口の営業時間を延長し、博多駅以外での事前のきっぷ受取を促すような取り組みも実施されていました。
お盆前の期間は鹿児島本線・福北ゆたか線の16駅できっぷ販売窓口の営業時間を延長します!|JR九州

とはいえ、抜本的な解決のためには、きっぷを受け取る必要が無くなること、即ち「チケットレスサービスの導入」が手っ取り早いのですが、これとてJR九州としてはすぐに導入する方針ではなかったような報道もありました。
(参考)
「チケットレス」に踏み切れないJR九州 事前予約しても発券で混雑…背景にある“地域事情”とは | 乗りものニュース

そんな中、本日JR九州より、一部列車ではありますが、「チケットレスサービス」の導入が発表されました。
その内容をみますと、まず対象は「博多駅発着列車及び西九州新幹線」で、特に混雑の酷い博多駅を発着する列車から拡充していくこととしています。
また、チケットレスの方法として、スマートフォン等でQRコードを表示させて読み取る方式を採用しています。

EXサービス等のように他の交通系ICカードに紐付ける、またはe5489等のようにネット上での操作で完結するといった、JR他社のチケットレスサービスとは一線を画し、QRコードを利用した方法というのが、今回目新しい点でもあるといえるでしょうか。

ともあれ、ここ最近、福岡都市圏での大幅減便・減車や813系の座席撤去などに加え、この窓口混雑と、お世辞にもあまり良い評判を聞かないJR九州ですが、今回のQRコードによるチケットレスサービスが、少しでも窓口混雑の緩和に寄与することを願いたいな、と感じたニュースでありました。




鉄道コム関連記事】
JR九州、QRコードによるチケットレスサービス導入 窓口混雑の緩和へ - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
JR九州、QRコードによるチケットレスサービスを来秋導入 - TRAICY(トライシー)
JR九州、QRコードを使用したチケットレスサービス - Impress Watch
JR九州、きっぷ受け取り不要の「QR乗車」導入へ まずは博多駅発着の主要な特急列車などが対象 | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル
「JR九州インターネット列車予約」でQRコードを使用したチケットレスサービスを導入へ|鉄道ニュース|2023年12月5日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【南海電鉄】「めでたいでんしゃ連結ツアー」実施。かしら、なな、かいの3編成併結で難波へ(2023.12.23)

南海電鉄では、主に加太線で運行している観光列車「めでたいでんしゃ」のうち3編成を連結して、難波まで運行する「クリスマス特別企画 めでたいでんしゃ連結ツアー」を実施することを発表しました。

さちへのプレゼントを買いに難波へ! 「クリスマス特別企画 めでたいでんしゃ連結ツアー」を開催 | 南海電鉄

上記発表資料によりますと、ツアー実施日は2023年12月23日(土)、ツアー参加料金は大人3,000円、小人2,000円となっています。
ツアーの申し込みは12月1日(金)11:30から、「ぶらりたび」専用サイトで受け付けることとしています。
ぶらりたび一覧 | 南海電鉄

行程は、和歌山市駅8:57発→貝塚駅停車(9:42〜9:53)→難波10:32着となっています。
また、この連結ツアーで使用した編成を、回送の帰路、みさき公園で約30分間(11:45頃〜12:20頃)、フリー撮影会を実施することとしています。

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



現在、「さち」(ピンク色)、「かい」(水色)、「なな」(赤色)、そして「かしら」(黒色)の4編成が運行されている「めでたいでんしゃ」。
これらの「めでたいでんしゃ」を連結して走らせると面白そう、というのは誰しもが思うところで、これまでも2019年1月の「さち」「かい」の新婚旅行(という設定)から始まり、毎年のように実施されてきました。
(参考)
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】めでたいでんしゃ「さち」と「かい」が新婚旅行へ。両編成を連結して初の運行(2019.1.26)
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】「めでたいでんしゃ」初めての家族旅行として、3編成6両が併結して和歌山市〜難波間を運転(2019.9.23)
阪和線の沿線から : 【南海】「めでたいでんしゃ一家と行くクリスマス特別ツアー」実施。4本の「めでたいでんしゃ」を連結して和歌山市〜難波を運行(2021.12.25)
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】今年も「めでたいでんしゃ」全編成(8両)でのクリスマス特別ツアー実施(2022.12.24)

近年は「12月のクリスマスツアー」として定着しつつある、この「めでたいでんしゃ」連結ツアーですが、今年もクリスマスに合わせて、12月23日に実施されることとなりました。

今年は、「かしら」「なな」「かい」の3編成を連結した6両編成で運行し、「さち」へのプレゼントを買いに難波へ行く(という設定)こととなりました。

昨年、一昨年の4編成8両に比べると1編成2両減少していますが、6両編成での「めでたいでんしゃ」ツアーは、2019年9月以来で、6両での「かしら」併結は初めてと思われます。

また今回、車両の回送途上において、みさき公園駅での撮影会も実施されることとなりました。
「めでたいでんしゃ」同士の連結面も、この撮影会を利用して撮影する、というのもいいのではないのでしょうか。


この「めでたいでんしゃ」連結ですが、私の地元も往復走ることから、時間が空いたら是非地元で撮影しておきたいな、と思います。

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▲2021年12月に実施された「めでたいでんしゃ」4本連結ツアー時の記録。
今回は「さち」以外の3編成が組成されることとなります。




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【関連ニュースサイト】
12月23日 南海,「クリスマス特別企画 めでたいでんしゃ連結ツアー」開催|鉄道イベント|2023年11月30日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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