阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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【WEST EXPRESS 銀河】四国へ初めて運行を発表(2021.12.25〜26)

JR西日本が運行する長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」。
現在は12月までの予定で「紀南コース」として京都〜新宮間で運行されています。

今回この「WEST EXPRESS 銀河」が初めて四国へ運行することが、JR西日本及びJR四国から発表されました。

「WEST EXPRESS 銀河」が四国へ初めて運行します:JR西日本
【社長会見】「WEST EXPRESS 銀河」を四国で初めて運行します|JR四国

概要は以下の通りです。

【運転日・運転時刻・停車駅】
・下り:
運転日・・・2021年12月25日(土)
運転時刻・・・大阪7:19発〜琴平14:05着
停車駅・・・大阪・神戸・岡山・児島・多度津・琴平

・上り:
運転日:2021年12月26日(日)
運転時刻・・・琴平15:32発〜大阪22:02着
停車駅・・・琴平・多度津・丸亀・児島・岡山・神戸・大阪


【発売方法】
旅行会社が企画・実施する旅行商品に限定して発売。
発売開始日時:
11月5日(金)15時〜<先着順>


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲和歌山駅に停車中の「WEST EXPRESS 銀河」。
12月25日・26日は初めて四国へ運行されます。


冒頭に記したように、現在「紀南コース」で運行されている「WEST EXPRESS 銀河」。
来年1月から3月にかけては、「山陽コース」(往復昼行)での運行が既に発表されています。



しかし今回、この「山陽コース」への運行前に、初めて四国の琴平まで運行されることが発表されたことに、驚いた方も多かったかと思います。

現在、JRグループでは「四国デスティネーションキャンペーン」をこの10月から12月までで開催していますが、そのクライマックスを飾る列車として、今回「WEST EXPRESS 銀河」の四国初上陸が実現した次第であります。

運行は、流石に距離の短さもあり、往復ともに昼行、所要はおよそ7時間と、他のコースに比べると少々短いものでありますが、一方でWEST EXPRESS 銀河で瀬戸大橋を渡るという、他のコースでは味わえ得ない体験ができるのは、大きな注目点といえるでしょう。


このツアーですが、11月5日(金)15時から発売開始となっていますが、気をつけたいのは「先着順」です。
これまでの「WEST EXPRESS 銀河」のツアーは抽選制でしたが、今回の四国方面への運行は、早い者勝ちとなっています。
上下各1回のみの運行となっていますので、参加したい方は忘れず申込しておきたいところであります。


今回の「WEST EXPRESS 銀河」四国入線が成功裏に終われば、今後四国方面への運行も他コースと同様、恒常化されることも考えられますので、そういったことにも期待したいな、と感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
117系「銀河」の琴平行きを運行へ。初の四国上陸! - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
WEST EXPRESS 銀河、初の四国入りへ - 鉄道コム
四国初運行!長距離特急「WEST EXPRESS銀河」今冬は琴平へ | 乗りものニュース
『WEST EXPRESS 銀河』が今度は四国へ…大阪-琴平間を昼行で往復 12月25-26日 | レスポンス(Response.jp)
JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」四国へ - 12月末に大阪〜琴平間運行 | マイナビニュース



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今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0804)-和歌山 普通 サハ223-5 更新○
和歌山(2149)-和泉鳥取 普通 モハ224-5108 更新-

【JR西日本】271系「はるか」を使用した団体臨時列車を運行(2021.11.23)

関西空港特急「はるか」の増結用として2020年3月ダイヤ改正で運用開始した「271系」。

車両投入の計画当初、増加一途の訪日外国人旅行者(インバウンド)需要に対応するべく、当時6両編成であった「はるか」の輸送力増強用として投入されたこの271系でした。


しかしご承知のとおり、2020年2月頃から全世界を襲った新型コロナウイルス感染症の影響で国際線航空旅客需要が増発し、それに伴い「はるか」の利用者も激減した結果、この271系による増結はわずか半月程度実施された後、2020年4月からは6両編成に戻されることとなりました。



約1年の留置の後、2021年3月ダイヤ改正では、一部「はるか」が通勤輸送対応として9両編成に増結され、これに伴い271系も少しは運用に入ることになりましたが、そもそも「はるか」が朝・夕の限られた本数しか運行されていない現状、271系の稼働が著しく低い状況は変わっていません。



そんな中、本日この271系を使用した団体臨時列車ツアーが、JR西日本及び日本旅行より発表されました。

【JR西日本×日本旅行 共同企画 第一弾 】 「271系新型ハローキティ はるかで行く車両基地入線 日帰りの旅」発売について :JR西日本
JR西日本×日本旅行共同企画 271系新型ハローキティはるかで行く 車両基地入線日帰りの旅 | 日本旅行


概要は以下の通りです。

【出発日】
2021年11月23日(火・祝)

【ツアー販売】
・発売開始時期:
2021年10月27日(水) 15時〜
・下記Webサイトで販売
ネット予約がお得!国内旅行なら赤い風船 関西版・北陸版 | 日本旅行

【行程】
新大阪駅10:08発〜網干総合車両所宮原支所 野洲派出所(11:04〜11:41)〜吹田総合車両所 日根野支所(13:12〜15:21)〜天王寺駅(15:40)

・野洲派出所では、乗車したまま電留線に入線して折り返し。
・日根野支所では、乗車したまま洗浄線体験や、271系の運転台での記念撮影を実施。
(野洲、日根野の各車両所での下車は不可)
・天王寺駅では、記念撮影後解散


【基本料金】
・おとな1名
 2名以上申込 12,800円
 1名で2席利用 14,800円
・こども1名
 小学生 10,800円
 幼児 3,000円



その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲271系「はるか」
(2020.3.16、関西空港駅で撮影)

上述のとおり、本来の運用、即ち終日9両編成の増結用としての運用が行われたのは、現在のところ半月程度でしかない、この271系。

就学・就労していない人々のことを指す「ニート」と「トレイン」を組み合わせて「ニートレイン」(※下記参照)とかいう、正直あまり有り難くないあだ名さえもネット界隈では付けられてしまっている、この271系ですが、今回団体臨時列車として、注目の運用に入ることになりました。
(※)
【2021年】いまどきの鉄道ファン用語/列車の俗称集 - 鉄道プレス

とはいっても、運行区間は野洲派出所〜日根野支所と、通常の「はるか」でも運用されているルートになりますので、この点ではあまり珍しいものではないかと思われます。

むしろ、ツアーで271系が使用されることが銘打たれていることから分かるように、271系の3両、あるいは2編成併結した6両編成が使用されることになるのが注目でしょうか。

3両か6両かは、ツアーの募集定員が判明していないのため、断言できませんが、いずれにしても、本来ならば281系と併結される運用のはずが、271系単独の運用となることは、注目に値するかと思われます。


また、ツアー内では野洲・日根野の各車両では下車することはできませんが、271系の運転台での記念撮影も可能となっていますので、日頃は立ち入ることのできない場所だけに、これ目当てで参加する、というのもありでしょうか。


勿論、日根野支所での271系を並べた撮影会などを実施すれば、より人気を集める企画になるかも知れませんが、そのためには参加者を車両から下車させたり、立ち入り箇所を制限する等の様々な準備が必要であることから、調整が難しいのは仕方がありません。

ただ、有料での撮影会が一定ファンからも支持を得てきている昨今の状況を考えると、271系乗車に加えて、この271系をズラリと並べた撮影会を実施してみるのも面白そうですし、参加者も集まるのではないか、とも思われます。

特にインバウンドが消滅状態である今だからこそ、271系を多数編成並べることができるわけですし、そういう意味では実施のチャンスかも知れません。


あれこれ個人的な期待も書いてみましたが、ともあれコロナ禍だからこそできるこの企画、多くの参加者が集まることを期待したいと思います。




【関連ブログ】
271系はるか、野洲・日根野車両基地へ入線ツアーを実施 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
ハローキティはるか 車両基地入線ツアー(2021年11月23日) - 鉄道コム
JR西日本271系「ハローキティはるか」日帰りの旅、車両基地に入線 | マイナビニュース
JR西「271系 ハローキティ はるかで行く 車両基地入線 日帰りの旅」開催 11月23日 | RailLab ニュース(レイルラボ)



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今日の乗車記録(通勤)


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今日の乗車記録(通勤)


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今日の乗車記録(通勤)

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和泉鳥取(0815)-和歌山 普通 クモハ225-5012 更新-
和歌山(1829)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ225-5019 更新-

今日も相変わらずの休日出勤です…

帰りに和歌山MIOの本屋さんでミシュランガイドを買いました。
今回の本には和歌山のお店も載ってるというので、購入であります。

知ってる店もあったりと、割と値段は張りますが何かと使えそうなガイドと感じました。

【JR西日本】芸備線(三次〜備後落合〜新見)で臨時列車運転を実施(2021.10.23〜12月上旬)

JR西日本では、芸備線の沿線自治体(岡山県、広島県、新見市、庄原市)と、地域の好況交通計画の他策定、見直しに向けた現状分析やニーズ等の把握や利用促進を実施することとしています。

これを踏まえて、JR西日本ではこの秋に芸備線の三次〜備後落合〜新見間に臨時列車を運転することを発表しています。

芸備線庄原市・新見市エリアの利用促進等に関する検討会議を踏まえた秋の臨時列車等の運転について(備後落合〜三次駅間など) :JR西日本
芸備線庄原市・新見市エリアの利用促進等に関する検討会議を踏まえた秋の臨時列車等の運転について(新見〜備後落合駅間):JR西日本

この秋に運転される芸備線の臨時列車は以下のとおりとなります。

【1】快速「庄原ライナー」
・広島10:05発〜三次11:30発〜備後庄原11:56着
運転日:10月23日(土)〜12月12日(日)間の土曜日・休日 計18日間

【2】備後落合〜三次間の臨時列車
・三次9:58発〜備後落合11:21着
・備後落合13:40発〜三次15:16着
運転日:10月23日(土)〜12月5日(日)間の土曜日・休日 計16日間

【3】備後落合〜新見間の臨時列車
・備後落合12:30発〜新見13:54着
・新見10:57発〜備後落合12:21着
運転日:10月23日(土)〜12月5日(日)間の土曜日・休日 計16日間

【4】三次〜備後庄原間の臨時列車
・三次18:37発〜備後庄原19:14着
・備後庄原19:23発〜三次19:56着
運転日:10月23日(土)〜12月12日(日)間の土曜日・休日 計18日間


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



広島駅と備中神代駅(列車は新見駅まで直通する)芸備線では、特に三次〜新見間の山間部での利用者が非常に少ない現状があります。
この度更新された「データで見るJR西日本」では、芸備線の平均通過人員(1日1kmあたりの人数)は、以下のとおりとなっています。

備中神代〜東城:80人/日
東城〜備後落合:9人/日
備後落合〜備後庄原:63人/日
備後庄原〜三次:348人/日
三次〜下深川:929人/日
下深川〜広島:8,444人/日
(出典:「データで見るJR西日本」(https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/data/pdf/data2021_08.pdf


広島近郊区間である下深川〜広島間と、それ以外の区間での利用状況の落差が激しいに加え、三次以東の区間の利用者の少なさがより一層はっきりしているデータであるといえます。
特に、備後庄原以東は100人/日に満たない区間であり、そもそも鉄道として存続させる社会的必要性すら議論され得る状況となっています。
DSC01591_R
▲三次駅の駅名標。
この駅名標は三江線廃線前のもので、「尾関山」の駅名が残っています。
この「八次」以遠の区間の利用者が少なく、存廃が議論される状況となっています。

そんな中、特に利用者の少ない備後庄原〜備中神代間の沿線自治体に対し、JR西日本では「地域公共計画に関する申し入れ」として、鉄道の課題を踏まえた地域公共計画策定・見直しに向けた検討の場の設定または参加を検討してほしい旨の申し入れを行っています。
芸備線沿線の地域公共交通計画に関する申入れについて:JR西日本

今回、この申し入れに基づく利用促進として、秋の観光シーズンである10月下旬から12月上旬にかけて、臨時列車の運行を実施することとなりました。


臨時列車のダイヤは上記のとおりですが、通常ダイヤでは土休日には特に利用しづらい昼間の時間帯に臨時列車が設定されており、通常ダイヤでは不可能だった日中の下記の乗り継ぎが可能となっていますので、芸備線乗りつぶしを考えておられる方には朗報ともいえるでしょう。


広島7:53発〜三次9:52着・9:55発〜備後落合11:21着・12:30発〜新見13:54着
また、備後落合12:57発「奥出雲おろち号」にも乗り継ぎ可能(運転日に限る)

新見10:57発〜備後落合12:21着・13:40着〜三次15:16着・15:29発〜広島17:14着
また、備後落合12:36着「奥出雲おろち号」から乗り継ぎ可能(運転日に限る)

(※)下線部が今回設定される臨時列車


運転日に限定されるとはいえ、「奥出雲おろち号」との接続も図られることになることから、芸備線を乗り通す以外にも使えることは、今回の臨時列車の有意義な点といえるのではないのでしょうか。

また、「庄原ライナー」をはじめとした今回の臨時列車設定に伴い、庄原市では様々なイベント・ツアーを実施しています。
JR芸備線の秋季臨時増便と増便に伴うツアーなど | 広島県庄原市のホームページへようこそ

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▲「庄原ライナー」に使用されるキハ47形。
三次以東にキハ47形が入線するのは通常ダイヤでは設定がなく、この「庄原ライナー」はそういう意味でも珍しい列車といえます。

特に、「庄原ライナー」を片道利用(帰路は高速バス)を使用したツアー(帝釈峡や木次線三段スイッチバック体験等)も用意されていますので、特に広島在住の方々は、芸備線を利用した秋の旅を楽しむのに持ってこいといえます。
芸備線×高速乗合バス 日帰り旅|庄原観光ナビ 【公式】広島県庄原市観光情報サイト


これらの施策で、それこそ利用者の桁数が増えるほどの大幅増が見込めるかと、そうは簡単ではありませんが、路線の利用促進という意味では、沿線地域がこういった行動を起こしていくのは大事な点なのかな、とも考えます。


JR西日本の経営も厳しいなか、利用者数が僅少な芸備線の一部線区の運営は非常に厳しいものがあるかと思いますが、こういった臨時列車を設定し、少しでも利用促進を図るという具体的な動きとして実現しているという点では、存続の声を上げるだけよりもよっぽど価値があることに感じますし、この動きが今後どのように同線区の存廃に結びついていくのか、引き続き注目していきたいと思います。



【関連ニュースサイト】
快速 庄原ライナー 運転(2021年10月23日) - 鉄道コム
JR西日本、快速「庄原ライナー」など芸備線で土休日に臨時列車運転 | マイナビニュース




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「データで見るJR西日本2021」公表。特急「はるか」乗車人員は前年度比96.5%減(前年度の約3.5%)を記録

JR西日本では、毎年度の利用者や収益状況等のデータをまとめた「データで見るJR西日本」というデータ集を同社のWebサイトに掲載されています。

今回、その最新版である「データで見るJR西日本2021」が公表されました。
データで見るJR西日本:JR西日本

このコロナ禍で、JR西日本に限った話ではありませんが、外出制限等により利用者が大幅に減少し、収益も大幅な悪化となりました。
その様子を、JR西日本の企業データとして見るだけでも、もはや酷い有様であることが分かります。


今回取り上げたのは、「主要線区の特急・急行乗車人員の推移(下り片道1日平均)」というデータです。
このデータでは、主な線区の特急列車等の利用者の推移を、同社発足時の1987年度から直近に渡って掲載しているもので、都市間輸送や観光輸送等の在来線特急の利用者の推移が一目で分かる、貴重なデータであります。

今回、2020年度の乗車人員データが追加されたわけですが、予想通りであったとはいえ、大幅な減少となりました。
jrwest_data_ltdexp_2020

「データで見るJR西日本」(https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/data/pdf/data2021_10.pdf)より引用


あまりにも減少してしまい、2020年度の数値が重なり合って見えにくくなるくらい、低いレベルの数値が並ぶ結果となりましたが、前年度(2019年度)との減少率をみると、以下のとおりとなります。
jrw_data_2020_excel



最も利用者が減少したのは、関西空港線「はるか」で、前年度比96.4%減となりました。
DSC_1499
▲コロナ禍により需要が「蒸発」した特急「はるか」。
前年度比3.5%の利用者数という惨憺たる結果となりました。
インバウンド増加に備えて増備した271系(画像)も、2020年度は殆ど運用されることはありませんでした。


コロナ禍による国内から海外へ、または海外から国内への利用者がいずれも「蒸発」した結果、考え得る最低のレベルにまで落ち込んでしまっている、といえるでしょう。
もはやこの限られた利用者は、通勤・通学での利用者が殆どであると考えられますが、それもテレワーク等による出勤抑制もありこれまた大幅に減少しており、「日本人の海外利用」「インバウンド」「有料着席通勤利用」のいずれもが減少するというトリプルパンチに見舞われた結果、これほどの「惨状」となってしまいました。


ちなみにこの一日下り平均132人というのは、山陽線寝台特急の最終年度であった2008年度の175人よりも更に低い数値となっています。
当時は1日1本(「富士」「はやぶさ」)のみで、定員も1両40人に満たない末期の寝台特急よりも更に少ない乗車人員であるところからしても、限りなく低い乗車率であることがわかります。
(ちなみに「はるか」は2020年度、最低22本の運行でしたが、2021年度は更に少ない12本での運行となっています。)

また、落ち込みの幅でいえば、「はるか」に続いて大きかったのは「サンダーバード」の87.0%減で、こちらも新型コロナウイルス感染症の影響による移動の制限が故に利用者が大幅に減少したことが分かります。

なお、阪和線関連でいえば、特急「くろしお」の利用者数も、前年度比▲58.5%、即ち4割程度の利用者となっており、上述の「はるか」「サンダーバード」ほどにないにしても、相当の利用者減であることが、データによって示されました。
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▲特急「くろしお」287系「パンダくろしお」編成。
「くろしお」に関しては、白浜方面への観光利用の他、和歌山県内及び和歌山県北部〜大阪方面への利用者もあったことから、「はるか」ほどの利用者減ではありませんでしたが、それでも前年度の4割程度の利用者しかありませんでした。




以上のように、コロナ禍による非常に厳しい状況がデータにより改めて顕わとなった、「データで見るJR西日本2021」。
ここでただ利用者が大幅に落ち込んだことが注目されるのは致し方がない面はありますが、個人的にはむしろ、今後この利用者がどこまで回復するのか、という点に注目していきたいと思っています。

ワクチンの接種進捗等により、国内旅行は少しずつ回復していくものと考えられます。
一方で、テレワークが一気に普及したことから、「出張」という利用がコロナ禍前の水準に戻るのは、これまた厳しいと感じたりします。
とはいえ、テレワークにも限界があるように、今後テレワークから対面への揺り戻しも考えられなくもありません。

また、海外からの観光利用は引き続きコロナ禍前とは比べものにならないくらい低い水準がしばらく続くものと考えられます。
一方で、世界的なワクチン接種の進捗が高まれば、2025年の大阪万博の頃にはある程度の海外からの利用も戻ってくることも、期待できなくもありません。


このような、今後も引き続き動向が読めない状況ではありますが、この「どん底」の状況から、いつ、どこの水準まで回復していくか。
鉄道をはじめとした公共交通機関を取り巻く環境を踏まえて引き続き、このブログでご紹介していきたいと思います。




【関連ブログ】
JR西日本、特急がナイアガラ状態で目も当てられないと話題に - 鉄道プレス



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今日の乗車記録(通勤)

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和泉鳥取(0804)-和歌山 普通 モハ224-5001 更新-
和歌山(2149)-和泉鳥取 普通 モハ224-5147 更新-

今日の帰り、用事があったので和歌山城の前を歩いていたら、近鉄観光バスが和歌山城前の駐車場に止まっていました。

観光バス業界も、少しずつではありますが需要が回復し始めているのかも知れませんね…

【南海電鉄】一部運休中の「特急ラピート」を土休日のみ運転再開(2021.10.30〜)ぬいぐるみのすみっコが運転室・車掌室でお出迎え

南海電鉄の空港特急「ラピート」は、今年5月22日の南海線ダイヤ改正で、昼間時間帯(難波8時〜16時台、関西空港発9時〜17時台)の運転本数が1時間あたり2本から1本に減便の上、コロナ禍による利用状況を考慮し、平日・土休日ともに、昼間時間帯の運休が継続されています。



この度、この特急「ラピート」について、2021年10月30日(土)から一部運休している列車を、土休日に限り運転再開することを発表しました。

一部運休中の特急ラピートは10月30日(土)から土休日ダイヤのみ運転を再開します。 運転再開を記念し「ぬいぐるみのすみっコ」が特急ラピートの運転室と車掌室から皆さまをお出迎え|南海電鉄

概要は以下の通りです。

【運転再開日】
2021年10月30日(土)の土休日ダイヤから運転再開

【運転再開列車】
土休日ダイヤの特急ラピートは、全て運転再開
(※)平日ダイヤの特急ラピートは、一部運休を継続して実施

【運転本数】
土休日ダイヤで一部運休していた特急ラピートの上下各7本の運転を再開

【すみっコぐらしラピート】
土休日ダイヤの特急ラピート運転再開に伴い「制服を着たぬいぐるみのすみっコ」たちを特急ラピートの運転台に設置。

【その他】
特急ラピートの土休日運転再開を記念して、南海・特急チケットレスサービスで12月頃にキャンペーンを予定。詳細は決定次第発表。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



特急「ラピート」に限らず、各地の空港アクセス特急列車は、このコロナ禍による国際線利用者の激減を受けて、軒並み大規模な運休を実施してきました。

しかし、ここにきて新型コロナウイルス感染症の新規感染者の減少、またワクチン接種の進展などにより、空港利用者も今後回復する方向にあるのではないか、とも思われます。
ただ、肝心の国際線利用者は、海外との往来がまだ完全に緩和されていないことから引き続き低い利用状況が続くものと思われ、急激な回復が早急に来るとは考えにくく、どん底の状態から少しずつ回復していくのではないか、と考えています。


そんな中、成田空港へのアクセス特急である京急「スカイライナー」は、早々にこの10月30日からコロナ禍前の原則20分間隔での運転を復活させることを発表しています。


上記記事では、関西空港のアクセス特急「はるか」「ラピート」運休列車の運転再開も、早く取り上げることができればいいな、と思っていたところ、今回土休日のみではありますが、運休中の「ラピート」の運転再開が発表されました。


とはいえ、冒頭に記したように、「ラピート」については、コロナ禍前は終日1時間あたり2本の運転であったものが、今年5月のダイヤ改正で昼間時間帯は1時間あたり1本に削減されており、コロナ禍前の状態に完全に復活している訳ではありません。

とはいえ、日中は皆無であった「ラピート」が運転再開するだけでも、空港利用者数の復調が少しずつでも進みつつあることが見えてくるだけに、喜ばしいニュースであるとともに、この状況が継続することを願いたいところです。


加えて、この土休日全列車運転再開を記念して、現在コラボを実施している「すみっコぐらし」の人形が「ラピート」の運転台に置かれることとなりました。
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▲「すみっコぐらし」ラピート
(和歌山港線・和歌山市〜和歌山港間で撮影。)

「すみっコぐらし」ラピートは、今年の8月7日にお披露目が実施され、その際に運転席を埋め尽くす「すみっコぐらし」の人形が展示され、大きな注目を集めました。

今回、営業運転中の設置なので、置かれる人形は1体のみですが、これまた鉄道ファンのみならず多くの人々の注目を集めそうです。

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▲特急「ラピート」に置かれた「すみっコぐらし」のぬいぐるみ。


ともあれ、今後の空港利用者の復調も踏まえて土休日の運休が解除された特急「ラピート」。
今後、平日の運休解除、そして1時間2本での運転といったコロナ禍前の運転が復活し、多くの利用者が戻ってくることを願いたいところです。
また同様に、JR西日の「はるか」についても、現在の惨状から少しでも利用者数が回復し、運転本数も少しずつ戻っていくことを願いたいところであります。




【関連ブログ】
【南海】土休日ダイヤで特急【ラピート】運転再開! | Railway Enjoy Net - 関西の鉄道サイト –
【朗報】ラピートに「制服すみっコ」を乗せて運行再開! - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
南海 すみっコぐらしラピート すみっコぬいぐるみ 乗車(2021年10月30日〜) - 鉄道コム
南海電鉄「ラピート」土休日ダイヤのみ10/30からすべての運転再開 | マイナビニュース
南海,土休日の特急“ラピート”の運転を10月30日から再開|鉄道ニュース|2021年10月22日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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