阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
ご利用下さい。

【JR西日本】323系に大阪・関西万博ラッピング列車を運行(大阪環状線・JRゆめ咲線、2023.11.30〜)

JR西日本では、大阪・関西万博の機運をより一層盛り上げるべく、万博開催500日前から、大阪環状線を運行する323系に大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などのデザインをラッピングした列車を運行することを発表しました。

大阪環状線、JRゆめ咲線に大阪・関西万博ラッピングトレインが走ります!:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【運行期間】
2023年11月30日(木)から大阪・関西万博会期終了まで。
(会期終了後、ラッピング撤去までの間は運行予定)

【対象車両】
323系(8両・1編成)

【運行線区】
大阪環状線、JRゆめ咲線

【デザイン】
main
sub1
(同社発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230928_00_press_banpaku.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



開会まであと560日ほどとなってきた大阪・関西万博。
懸念となっている海外パビリオン建設についても、先日チェコが初の建築申請を提出したというニュースも報じられており、何とか進みつつあるものの、未だ予断を許さない状況には違いありません。
(参考)
大阪・関西万博の海外パビリオン、チェコが建築許可申請…海外勢で初めて : 読売新聞

そんな中ではありますが、開幕500日前となる11月30日には、前売りチケットの発売が始まるなど、機運をより高めていくことも、求められています。
(参考)
大阪・関西万博 チケットインフォメーション | 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会


機運醸成の取り組みとしては、既に大阪モノレールや大阪メトロでで万博ラッピング列車の運行が開始、あるいは予定されています。



そして今回、「万博ラッピング列車」としては3つ目となる、JR西日本323系で「万博ラッピング列車」の運行が発表されました。

運行開始は、万博500日前となる11月30日(木)です。
この日は丁度、大阪メトロのラッピング列車の運行開始日でありますので、いずれも大阪の大動脈を代表する線区で、「大阪・関西万博」のラッピング列車が同日に走り出すというのは、万博に向けてインパクトの大きい話題になるのではないか、と思います。


まだ開催まで1年半ほどありますので、万博ラッピング事業者が続いて出てくることも大いに考えられますので、発表されれば当ブログでも是非取り上げていきたいと思います。




【関連ブログ】
【JR西日本】「ミャクミャク様の大阪環状線電車」が誕生へ - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
大阪環状線・JRゆめ咲線 関西万博ラッピング列車 運転(2023年11月30日〜) - 鉄道コム
JR西日本、323系に大阪・関西万博「ミャクミャク」ラッピング列車 | マイナビニュース
“ミャクミャク”いっぱーい!大阪環状線、JRゆめ咲線「大阪・関西万博」ラッピング列車 11月登場 | レイルラボ ニュース
大阪環状線に「ド派手」ラッピング車両が登場へ もはや別路線の車両みたい? | 乗りものニュース
大阪環状線・桜島線で「大阪・関西万博」ラッピング列車を運転|鉄道ニュース|2023年9月29日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【JRグループ】「ジパング倶楽部」入会要件変更(2024.4.1〜)夫婦会員の新規入会を終了、入会年齢は男女ともに65歳以上に統一

JRグループ6社で運営している「ジパング倶楽部」は、リタイヤ後の鉄道の旅を楽しんでもらうことを目的に、1985年に設立した会員組織ですが、設立当初の社会の変化及び価値観の多様化を踏まえ、この度入会要件を変更することを発表しました。

「ジパング倶楽部」入会要件の変更について(JRグループ) :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【個人会員の入会要件の年齢統一】
現行:
男性満65歳以上、女性満60歳以上

変更後:
満65歳以上(男女ともに)

【夫婦会員の新規入会停止】
夫婦会員の申込受付を終了
(※)
夫婦会員:夫婦のどちらかが満65歳以上が入会要件

【変更時期】
2024年4月1日入会申込分より
※2024年3月31日までに入会した場合は、今後も入会時と同条件で更新


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR線のきっぷを2割引または3割引で購入できる、シニア向け会員制度「ジパング倶楽部」。
上述のとおり、国鉄末期の1985年に設立し、現在も継承したJRグループ6社により運営が続けられています。

流石に民営化後36年を経過し、国鉄時代から引き継いだ企画商品などの多くが、時代の流れとともに姿を消していきましたが、そんな中、この「ジパング倶楽部」は今なお存続している制度であります。

このジパング倶楽部の入会要件は、設立当初より個人会員は男女で年齢差があったり、個人会員とは別に夫婦会員が用意されていました。

ジパング倶楽部設立当時のシニア層の世帯構成から考えると、こういった区分は当然のように受け入れられたのでしょうが、それから40年近く経つ現在、合理的な理由も無く男女で入会年齢の差を設けることも問題と考えられるような時代に変化しましたし、そもそも夫婦ではない単身シニアというのも、当時に比べると相当増えてきています。

今回、そういった「社会の変化」を反映した見直しとして、入会資格の整理が行われたものと思われます。
今後、ジパング倶楽部に入会を予定されている方は、これら要件の変化をしっかり確認しておきたいところであります。



以上、「ジパング倶楽部」入会要件の変更についてご紹介しました。
この手のシニア向け会員割引制度は、「ジパング倶楽部」以外にも、JR西日本「おとなび」やJR東日本「大人の休日倶楽部」といった、JRグループ独自の会員制度も設けられています。
トップページ│おとなび:JRおでかけネット
大人の休日倶楽部:JR東日本

「おとなび」「大人の休日倶楽部」は、いずれも会員資格は50歳以上と、「ジパング倶楽部」に比べて若い年齢が設定されていますが、ともあれ退職後などで時間の余裕がある年齢層向けの会員制度であることに違いはありません。

一方で、既に随分進んでしまっている少子高齢化により、こういったシニア層の年齢層が人口の多くの割合を占めるとなると、今後もこれらの割引制度を続けることができるのかどうか、安泰とも言えないのかな、とも感じたりしています。

特に、いわゆる「団塊ジュニア」世代(概ね1970年代前半生まれ)以降、出生数が減少し続けていることから考えると、この割引制度を支える若年層が将来的に更に少なくなることを考えると、こういったシニア向け割引制度は、曲がり角に来ないとも限らないのではないか、と思ったりしました。


個人的なことを記しますと、もう暫くすると50歳になろうとしており、こういった割引制度を利用できる年齢が近づいてきているのですが、果たして自分がその年齢に到達した時に、これらの制度が残っているのか、不安も同時に感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
JRグループ、ジパング倶楽部の入会年齢を満65歳以上に統一 夫婦会員の新規受付は終了へ - 鉄道コム
JRグループ、「ジパング倶楽部」の入会要件を変更 夫婦会員は終了 - TRAICY(トライシー)
JR6社「ジパング倶楽部」、入会要件変更 全65歳以上に 夫婦会員は終了へ | レイルラボ ニュース



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【西武鉄道】東急9000系・小田急8000形を「サステナ車両」として譲受することを発表(2024年度〜2029年度)

西武鉄道では、昨年5月に環境負荷の少ない「サステナ車両」を、無塗装車体、VVVFインバーター制御車両等の他社からの譲受車両として導入することを発表していました。


この度、西武鉄道では、この「サステナ車両」として、東急電鉄9000系及び小田急電鉄8000形を導入することを発表しました。

西武鉄道と東急電鉄・小田急電鉄「サステナ車両」を授受 各社連携して、SDGsへの貢献を加速してまいります :西武鉄道Webサイト
西武鉄道と東急電鉄・小田急電鉄「サステナ車両」を授受|小田急電鉄
西武鉄道と東急電鉄・小田急電鉄   「サステナ車両(※)」を授受 各社連携して、SDGsへの貢献を加速してまいります|ニュースリリース|東急電鉄株式会社

概要は以下のとおりです。

【導入車両】
・東急9000系(1986年導入)
・小田急8000形(1982年導入)

【導入時期】
2024年度以降、2029年度にかけて順次導入予定
2024年度に運行する第1編成は、小田急8000形
東急電鉄9000系は、2025年度以降、順次運行開始予定。

【導入路線】
・東急9000系:
多摩川線、多摩湖線、西武秩父線、狭山線
・小田急8000形:
国分寺線

【車両数】
東急9000系、小田急8000形合わせて約100両


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



昨年5月に西武鉄道が発表した中期経営計画で、俄然ファンの注目を集めたこの「サステナ車両」。
大手民鉄が他社からの中古車両を導入するのが異例ということもあり、果たしてどの事業者のどういった車両が西武鉄道に譲渡されるのか、様々な予想が行われました。

それから1年半ほど経過した本日、ある意味謎に包まれた「サステナ車両」が明らかになりました。
その正体は、現在東急大井町線で活躍している「東急9000系」と、小田急線などで活躍している「小田急8000形」でありました。

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▲小田急8000形


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▲東急9000系
(提供:ねこ常務(@neko_jomu)様)


いずれもVVVFインバーター制御である一方、小田急8000形は「無塗装ステンレス」ではないことから、車両数も含めた条件に合致した車両を探すことができなかったのかも知れません。

とはいえ、今回の発表により、西武・小田急・東急の車両の動きが、これから具体的に活発になることとなります。

その中で個人的に注目しているのは、西武秩父線の動向です。
ここ西武秩父線には、普通列車用として「4000系」という車両が在籍しています。
2扉・セミクロスシートという、かつての国鉄急行形車両を彷彿とした車内レイアウトは、同じく2扉・セミクロスシートの「東武6050系」と似た思想を感じる方も多いかも知れません。

その4000系が活躍する秩父線では、上述の発表資料のとおり、東急9000系への置き換えが予定されています。
秩父線のみならず、他線区も含めて、2029年度にかけて順次これら「サステナ車両」を導入していく予定ですので、このユニークな4000系が見られるのも、あと長くて5年しか無さそうです。

またこの4000系の一部編成は「旅のレストラン 52席の至福」にも充当されていますが、「2030年度までに車両のVVVF100%達成」(同社発表資料)とあることから、この「52席の至福」にも、何らかの動きが見られるものと思われます。

近年には見られなかった「大手民鉄同士の車両譲受」が行われることとなる今回の発表。
大手事業者同士であることから、他の車両譲渡に比べると、はるかに大きな話題性を有するこのニュース。
今後車両の動きが具体的に見えてくれば、改めてご紹介していきたいと思いますし、私自身も譲渡前後の様子を機会を見つけて記録していきたいな、と感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【西武】サステナ車両は、小田急8000形と東急9000系に | Stella Rail Side
【速報】西武鉄道、東急9000系・小田急8000形を譲受へ!話題の「サステナ車両」 - 鉄道プレス
Msykの業務(鉄道)日誌:西武に小田急・東急の中古電車がやってくる
西武の「サステナ車両」は東急と小田急: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 西武鉄道への「サステナ」車両は、東急9000系と小田急8000形に
西武鉄道 小田急電鉄と東急電鉄からサステナ車両を導入へ: TOMOの鉄日誌
小田急8000形の西武への譲渡は何両ぐらいになると考えられるのか : Odapedia 〜小田急のファンブログ〜
【サステナ車両】西武鉄道、東急9000系と小田急8000形を譲受へ | 鉄道ファンの待合室



【関連ニュースサイト】
西武、「サステナ車両」として小田急・東急の車両を導入へ 2024年度から2029年度にかけ順次投入 - 鉄道コム
西武が導入する他社の中古車=「サステナ車両」決定 なんと2車種100両 東急と小田急から | 乗りものニュース
西武鉄道「サステナ車両」東急電鉄9000系&小田急電鉄8000形を譲受 | マイナビニュース
西武,東急9000系と小田急8000形を「サステナ車両」として譲受|鉄道ニュース|2023年9月26日掲載|鉄道ファン・railf.jp
西武、東急9000系・小田急8000形「サステナ車両」約100両導入へ SDGs実現推進 | レイルラボ ニュース
西武「サステナ車両」は東急9000系と小田急8000形!第1編成は2024年度運行開始 | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル
西武の「サステナ車両」=「小田急」に驚きの声 “無塗装”じゃなかったの? 条件変更の理由を聞いた | 乗りものニュース



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「鉄道むすめコレクション」(旅と鉄道編集部)を読む

このブログでは、このブログでは、私が実際に購入して読んだ、鉄道や交通関係の書籍や雑誌などをご紹介していますが、結構ご紹介したい本が貯まってきましたので、本日2件目の「鉄道関連書籍」関係の記事をご紹介します。



今回ご紹介する書籍はこちらです。
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鉄道むすめコレクション
鉄道むすめコレクション

(株)天夢人の「旅と鉄道」編集部による「鉄道むすめコレクション」です。
鉄道むすめコレクション|株式会社天夢人

歴史を遡ると、2005年11月からスタートしたこの「鉄道むすめ」。
もう再来年の2025年には誕生20周年を迎えるという、息の長いコンテンツに成長しているのではないかと思います。

本書は、その「鉄道むすめ」の関係者であるトミーテック担当者やイラストレーターの方々へのインタビュー、そして現在開催中の「鉄道むすめ巡り2023」に参加している鉄道むすめの各キャラクターと参加事業者のデータが詰まった「鉄道むすめ図鑑」とで構成されている一冊となっています。
(参考)



特にトミーテック担当者のインタビューは、「鉄道むすめ」デビュー当初から、鉄道事業者のみならず地域活性化のツールとして活躍する現在の姿への変遷について、関係者が直接インタビューに答えているという意味で、貴重な資料になるのではないかと思います。

貴重な資料、という意味では、「鉄道むすめ図鑑」も、各地の「鉄道むすめ」を眺めていくだけで時間が過ぎていく、ファンにとっては是非とも手元に置いておきたい一冊となるのではないか、と思います。

勿論、我が地元(大阪府南部、和歌山県)の鉄道むすめである「和泉こうみ」(泉北高速鉄道)、「水間みつま」(水間鉄道)、「神崎みーこ」(和歌山電鐵)、「日高かすみ」(紀州鉄道)、「黒潮しらら」(JR西日本和歌山支社)もしっかり掲載されていますので、お楽しみに。

「鉄道むすめ図鑑」に掲載されているキャラクターは、上記「鉄道むすめ巡り」イベントに参加しているキャラクターのみなので、他のキャラクターは非掲載なのは仕方がありませんが、それでも41人も載っているのは、データベース的には貴重なので、気になるファンの方々は、是非購入していただければと思います。




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高野山麓を巡るバス(橋本駅前〜丹生都比売神社前〜高野山)は今年も運行(2023.10.1〜11.26の土休日)

橋本駅から九度山、丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)を経由して、高野山(大門・千手院橋、奥の院前)を向かう路線バス、「高野山麓世界遺産アクセスバス」。

昨年度は私も下記記事でご紹介したとおり、橋本駅前〜丹生都比売神社前、丹生都比売神社〜高野山(奥の院前)の両路線に乗車しました。



このバスですが、今年度も10月・11月の土休日(合計20日間)運行することが発表されていますので、ご紹介します。
世界遺産登録社寺を巡る・高野山麓世界遺産アクセスバス|高野・山麓いと楽し〜高野山と高野山麓 観光ポータルサイト〜



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(上記Webサイト(https://ito-tanoshi.com/event/acc_bus/)より引用)

概要は以下のとおりです。

【運行日】
2023年10月1日から11月26日の土曜、日曜、祝日に運行(合計20日間)

【運行ダイヤ】
橋本駅前〜丹生都比売神社前:4往復
丹生都比売神社前〜高野山(奥の院前):3往復
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(上記Webサイト(https://ito-tanoshi.com/event/acc_bus/)より引用)

【ぐるっとパス(割引乗車券)】
・橋本駅前〜丹生都比売神社前(往復)
・丹生都比売神社〜奥の院前(往復)
・橋本駅前→奥の院前(片道)
・奥の院前→橋本駅前(片道)
いずれも大人1,500円、小人750円
その他、高野山内1日券が付く種類もあり。
koya_sanroku_bus_tickets
(上記Webサイト(https://ito-tanoshi.com/event/acc_bus/)より引用)

【ぐるっとパス購入方法】
・KiiPass(キーパス)またはバス車内で購入
キーパス高野山でラクラク観光


詳細は、上記Webサイトをご覧下さい。



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▲丹生都比売神社前で待機する「高野山麓世界遺産アクセスバス」

冒頭で過去ブログ記事にてご紹介したように、橋本駅前〜丹生都比売神社前〜高野山を結ぶ、この期間限定のバスに乗車しましたが、今年も同様の時期に運行することが発表されています。

概要は昨年度と同様ですが、つぶさに見ますと、下記の点が変更となっています。
・橋本駅前〜丹生都比売神社前のルート変更・時間短縮:
「真田庵前」「高野口駅前」「橋本市地域産業振興センター 裁ち寄り処前」「天野地域交流センター ゆずり葉前」を廃止し、スピードアップ
(所要時間65分→53分(帰り51分)に15分程度短縮

・橋本駅前〜ゆの里前間に「ルートイン橋本前」を新設:
ルートイン橋本にほど近い「伊都振興局」でパークアンドライドも可能に
(参考)


・「ぐるっとパス」の料金改定
大人1,200円→1,500円に改定


特に今年は「ルートイン橋本前」に停車することになりましたので、同ホテルに宿泊の方は勿論、高野山などの駐車場の心配な方は、伊都振興局(和歌山県の施設)の駐車場に車を停めて、バスで高野山方面へ向かうことも可能となっています。

まだ残暑が厳しすぎる9月下旬ですが、朝晩は涼しくなってきましたので、秋の旅行を計画されている方も多いかと思います。
世界遺産の高野山にも沢山の観光客が戻ってきているように聞いていますが、メインルートである南海高野線とはまた違う、バスで世界遺産社寺などを巡ってみてはいかがでしょうか。



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【叡山電鉄】700系リニューアル車両711号車導入(2023.11.1〜)記念乗車券、車両展示撮影会及び貸切運行も実施

叡山電鉄(叡電)では、2018年より進めている700系車両のリニューアルについて、この度その5両目となる「711号車」の運行開始を発表しました。

700系リニューアル車両711号車の運行を2023年11月1日(水)から開始します |叡山電鉄

概要は以下のとおりです。

【車両番号】
711号車(700系 デオ710形)1両

【運行開始日】
2023年11月1日(水)
修学院6:42発八瀬比叡山行き(出町柳からの初列車は7:18発八瀬比叡山行き)の列車から運行開始。

【リニューアル内容】
・外装デザイン:
信仰と修行、そして生活の糧としてともに歩んできた比叡山の神秘的な森を表現
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(上記発表資料(https://eizandensha.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/2/2023/09/news_2023.09.25.pdf)より引用)

・内装デザイン
座席シート柄は重なる木々を抽象化した散らし模様で、昨年リニューアルした712号車との揃い感を強調。
また、京都らしさの演出として、座席の仕切りには、京都アンプリチュード株式会社と株式会社伊と幸の共創により、金銀の刺繍糸で伝統紋様を表現した「絹ガラス」を採用。
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(上記発表資料(https://eizandensha.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/2/2023/09/news_2023.09.25.pdf)より引用)

【711号車リニューアル記念乗車券】
・内容:
乗車駅から220円区間の乗車券(大人)1枚
乗車駅から350円区間の乗車券(大人)1枚
※乗車券は硬券。

・発売日時
先行発売:
「第16回えいでんまつり」修学院会場(2023年10月28日(土))

通常発売:
出町柳駅インフォメーション(2023年11月1日(水)〜2024年1月31日(水))

・発売価格:
1セット600円

・発売数:
470セット限定

・イメージ
eiden_711_ticket
(上記発表資料(https://eizandensha.co.jp/news/wp-content/uploads/sites/2/2023/09/news_2023.09.25.pdf)より引用)

【車両展示撮影会、貸切運行】
開催日:
2023年10月31日(火)

開催時間:
11:00〜12:40頃(10:50受付開始)

集合場所:
修学院車庫(修学院駅下車、徒歩約5分)

参加費:
大人6,000円(税込)※小児料金の設定は無し

定員:
30名

申込方法:
セブンチケット(https://7ticket.jp/s/103195)で受付

申込期間:
2023年10月2日(月)9:00〜10月28日(土)23:59
定員に達した時点で受付終了

その他:
撮影会では、観光列車「ひえい」も並べ、一緒に撮影できる予定。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



冒頭で記したとおり、2018年から実施されている叡電700系のリニューアル。
リニューアルの筆頭は、あの衝撃的なイメージが故に発表直後は同社のWebサイトがダウンほどの話題を集めた「ひえい」でありました。


その後、2021年を除くほぼ毎年、700系のリニューアルが進められています。




今回はこの一連のリニューアルの5両目として、711号車が実施されることとなります。
今回のリニューアルカラーは「森」を表現したカラーで、歴代の700系リニューアル(「ひえい」除く」)で「朱」「青」「緑」と続くものとなっています。

今回のリニューアルでも、京都洛北という沿線の雰囲気にマッチした、落ち着いた外装で、これまた比叡山などへの観光客も、また沿線の利用者の方も満足いく仕上がりになっているのではないかと思います。


併せて、車両撮影会及び貸切運行のイベントも発表されています。
イベント開催日は10月31日(火)と平日でありますので、学生の方々などは参加しづらいかも知れませんが、それも見込んでか、30名という小規模の撮影会となっていますので、社会人で都合のつく方は是非参加してみてはいかがでしょうか。

私自身も、「ひえい」と並びの撮影会、というのに惹かれることから、自分の予定も確認した上で、参加を検討したいな、と感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
叡山電鉄 700系711号車リニューアル車両 運転(2023年11月1日〜) - 鉄道コム
叡山電鉄 711号車リニューアル記念乗車券 発売(2023年10月28日) - 鉄道コム
叡山電鉄 700系711号車リニューアル車両 撮影会・貸切運転イベント(2023年10月31日) - 鉄道コム
10月31日開催 叡電,700系リニューアル車711号車「車両展示撮影会・貸切運行」の参加者募集|鉄道イベント|2023年9月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp
叡電「711号車リニューアル記念乗車券」発売|鉄道ニュース|2023年9月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp
叡山電鉄700系リニューアル車両711号車「比叡山の神秘的な森」表現 | マイナビニュース
叡電,700系リニューアル車(711号車)を11月1日から運転開始|鉄道ニュース|2023年9月26日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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鉄道ピクトリアル「南海電気鉄道」を読む(2023年10月臨時増刊号)

このブログでは、私が実際に購入して読んだ、鉄道や交通関係の書籍や雑誌などをご紹介しています。

今回ご紹介するのは、鉄道ピクトリアル2023年10月臨時増刊号、特集「南海電気鉄道」です。
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鉄道ピクトリアル 南海電気鉄道 2023年 10月号 [雑誌]
鉄道ピクトリアル 南海電気鉄道 2023年 10月号 [雑誌]



鉄道ピクトリアルの臨時増刊号では、特集した事業者に焦点を充て、当該事業者の各部門による公式に執筆された記事や、社外の趣味者などによる研究記事がメインとなっています。
また、現在のみならず昭和の時代からの貴重な写真の記録も数多く掲載されているところが、流石1000号を超える(今号で1017号)歴史を誇る鉄道ピクトリアルといったところです。

関西の民鉄では、近年当ブログでも「近畿日本鉄道」(2018年12月)、「大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)」(2019年9月)、「近鉄特急」(’2021年9月)、「京阪電気鉄道」(2022年10月)とご紹介してきました。





鉄道ピクトリアルの南海電鉄特集は、2008年8月に発行されていましたが、それから15年ほど経過しており、そろそろ発行されてもいいのかな、と思っていたところ、今年3月の鉄道ピクトリアルで、夏に臨時増刊「南海電気鉄道」が発行予定の旨が、予告として記されていました。


前回発行から15年の間に、7000系の引退や8300系の投入、そして6000系の引退が目前に迫るといった車両の動きは元より、更に大きな動きとして「泉北高速鉄道のグループ化」、そしてそれによる「泉北ライナー運行開始」という、まさに大きな山が動いてしまいました。

これまではあくまで相互直通先であった泉北高速鉄道(大阪府都市開発)が、今回ではグループ企業となるという大きな変化が、今回の臨時増刊号でどのように取り上げられるのか。
そして6000系の引退が発表される中で、資料的に振り返る記事も用意されるのか。

様々な期待を胸に、発売日当日に地元の書店で早速購入しました。



特集の構成としては、先述のとおり、前半は南海電鉄の各部門による解説記事と、識者との対談。後半は外部執筆者による研究記事となっています。

そのうち、公式の解説記事では、南海電鉄による会社や車両の総説、営業、輸送、信号、輸送指令、などの記事のほか、「泉北高速鉄道の概況」として、泉北高速鉄道(株)鉄道事業本部経営企画室による記事が執筆されていました。
泉北高速鉄道の概要はページにして8ページ。同社の沿革、運転形態、車両概要、施設及び営業施策、そして今後の取り組みが紹介されていました。
同社の新型車両として8月に運行開始した「9300系」も、勿論掲載されていますので、南海電鉄と併せて、泉北高速鉄道の公式データとして、手元に置いておく価値のあるものと思います。


一方、外部執筆者による記事としては、やはり今話題の「6000系」にフィーチャーし、その誕生から高野線の発展とともに様々な動きをみせた経緯、そして現況に至るまでの動きを、克明に、かつ俯瞰的に記した「6000系車両の足跡」が圧巻でしょうか。

まさに「6000系」だけが取り上げられたこの11ページの特集のために、今回の臨時増刊号を購入する価値が大いにある、と私自身は感じました。

今月から6000系のうち1編成が、ステンレス無塗装に復刻されて営業運転に入っています。
懐かしい車両を追いかけるのはファンの性かも知れませんが、その車両がどういった経緯で導入され、そしてどんな改造などを受けて今に至っているのか。
そういった歴史を学んだ上で撮影などに臨むと、より理解も高まるのではないか、と思いますので、是非お読みいただければと思っています。

また「南海電気鉄道 現有車両プロフィール2023」では、その名のとおり南海電鉄で現在在籍している全形式の概要をまとめた記事で、7000系引退、8300系投入、3000系移籍といった、前回の臨時増刊号からの動きもしっかり分かるものとなっています。

その他、変わったところでは、高野線建設の目的であった「高野山参詣」について、高野線(高や電気鉄道)が開業するまでの高野山の参詣ルートに着目した「高野線の開業と参詣経路の変容」、また、南海電鉄と関わった車両メーカー各社の概要をまとめた「南海138年の縁を取り持ったサプライヤーたち」も、興味深い特集記事として読ませていただきました。


ページ数にして約300ページ、価格にして2,550円(税込)というボリューミーなものとなっていますが、それに十分値する質と量であることは間違いありません。
私自身の地元エリアの鉄道事業者が取り上げられた特集として、発売日には高く平積みされていました。
既に発売から1ヶ月近くが経ちましたが、まだネット書店等でも入手可能ですので、「6000系」を中心にいま話題の南海電鉄を広く・深く知る一冊として、手元に揃えていただきたい一冊であります。




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【能勢電鉄】妙見ケーブル廃止は12月4日廃止(最終営業日12月3日(日))に繰り上げへ

能勢電鉄では、同社の運営する妙見の森関連事業の営業を終了及び「妙見の森ケーブル」(鋼索線)の廃止を発表していましたが、この営業終了日が2023年12月3日(日)とすることを発表しました。

妙見山で展開する「妙見の森関連事業」の営業終了の繰上げおよび鋼索線(ケーブル)の廃止繰上届の提出について|能勢電鉄

概要は以下のとおりです。

【繰り上げ後の最終営業日】
2023年12月3日(日)

【営業を終了する事業】
妙見の森関連事業
・鋼索線(妙見の森ケーブル)
・索道線(妙見の森リフト)
・その他事業(妙見の森バーベキューテラス等)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



「妙見の森」とは、能勢電鉄の妙見口駅から徒歩20分ほどにある「妙見の森ケーブル」に乗車し、またリフトを乗り継いで妙見山の山頂近くを観覧、また山頂近くでバーベキューなどを行える、能勢電鉄が手がけてきた観光地でした。

しかし利用者が長期減少傾向となっていたことから、これらの事業を全て終了することを、既に発表していました。

この際、営業終了予定は2024年6月24日(月)としていましたが、鋼索線(ケーブルカー)が準拠する鉄道事業法の規程により廃止の日の一年前までに届出が必要であることに基づいたものとなっていました。

この際、「公衆の利便を阻害するおそれがないと認められた」場合には、廃止の日を繰り上げることができることとなっています。
今回、近畿運輸局から廃止日を繰り上げても公衆の利便を阻害するおそれがないことを認める通知があったことから、廃止日を今年の12月4日(最終営業日:12月3日(日))と半年繰り上げることとなりました。

先の当ブログ記事でも、廃止の日が繰り上がること、また年末年始を除き冬季は基本的に運休であること、そして「妙見の森フリーパス」の発売期間が12月3日(日)までとなっていることを併せて考えると、今年の秋までに乗車しておく必要があるのではないか、と書いていましたが、果たしてそのとおりとなりました。

私自身は既に乗車したこの妙見の森ケーブルカーですが、最後のお名残乗車を考えておられる方は、12月3日(日)までに乗車する必要がありますし、何より毎週水曜日・木曜日(祝日等を除く)は運休(休業)となっていますので、乗りつぶし・惜別乗車の際にはご留意下さい。

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▲妙見の森ケーブルカー

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▲黒川駅(山麓側)

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▲山上駅




【関連ブログ】
妙見の森ケーブル、半年繰り上げの「12月廃止」が決定 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
能勢電鉄 鋼索線 営業終了(2023年12月3日) - 鉄道コム



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【南海電鉄】10月21日ダイヤ修正後の多奈川線時刻表をみる。日中時間帯は1時間に1本に、駅無人化も10月10日から実施へ

下記記事でご紹介したように、南海電鉄では来る2023年10月21日(土)にダイヤ修正を行います。


今回のダイヤ改正では、特急ラピートの増発、空港急行の車両増結の一方で、多奈川線(みさき公園〜多奈川)で大幅な減便が実施されます。

このうち、多奈川線の減便は、現行の半数近くに削減されるという、かなり思い切ったものであります。
現行のダイヤと減便規模から推測すると、日中は1時間に1本の運転が主体になるのでは、とも思われるところ、先日多奈川線の各駅に改正後の時刻表が掲出されたとの情報を、SNS上で見かけました。

当ブログ執筆時点では、南海電鉄公式サイト上では改正後の時刻表がアップされていないことから、早速見てこようと、本日(9月23日)、多奈川駅とみさき公園に掲出された時刻表を見てきました。

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▲多奈川駅・駅舎

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▲改正後の時刻表は、改札口横に掲示されていました。

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▲みさき公園に掲出された多奈川線時刻表。
改札内にありましたので、入場券を購入して撮影してきました。

撮影してきた時刻表の画像を元に、改正前後の時刻表と本数の増減をまとめてみました。
2023092301
2023092302

(データ元:南海電鉄Webサイト、多奈川駅・みさき公園掲示)


ご覧のとおり、毎時1本程度の減便が実施され、日中時間帯(平日は9時〜16時、土休日は8時〜17時)は1時間に1本の運転となります。

加えて、平日の深夜時間帯(22時・23時)も、それぞれ1時間あたり3本だったものが1本と大幅に削減されることとなりました。

既に発表されている内容からおおよそは推測されてはいましたが、予想どおり日中は1時間に1本と、大幅な減便が行われることとなります。

(※)
ところで、大阪府内で列車本数が「日中1時間に1本」という旅客鉄道路線というのは、現在のところ無いものと思われます。
過去に遡っても、電化開業前の片町線・長尾〜木津間で日中時間帯に1時間に1本程度の運行だったという事例があった程度で、およそ35年近く経て、府内で1時間間隔の鉄道路線が再現することとなりそうです。




大幅減便とは別に、多奈川駅では10月10日より駅窓口を閉鎖し、無人化することとなる旨の案内も貼り出されていました。
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▲多奈川駅無人化の案内。
既に8月から駅総合案内センター設置に伴う切替期間のため、窓口が閉鎖されています。

20230923_141407
▲インターホンなど、駅無人化に伴う機器の準備も進んでいました。


この駅無人化は、多奈川線の多奈川、深日港のほか、加太線の東松江、中松江、八幡前、二里ヶ浜、磯ノ浦の各駅でも同時に実施される旨、同社のWebサイトで確認できます。
これら両線の各駅では、終日駅員が配置されていますので、大幅な合理化の実施となりますが、既に利用者数が減少していること、そして将来的に人員不足が見込まれるなかで、こういった見直しは避けられないといえるでしょう。

逆に言いますと、こういった「駅総合案内センター」関係の機器整備を行っているということは、多奈川線については減便は行うものの、近いうちの廃止は現在のところ検討していないものと考えられます。

勿論、更なる利用者減少が続くのであれば、鉄道路線としての廃止、というのもあり得ない話ではありません。
そういったシナリオが現実のものとならないよう、今回の減便を契機に地元の岬町でも多奈川線の利用促進について、積極的に取り組んでいくことができるといいな、と思います。




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【JR西日本】北陸新幹線・金沢〜敦賀間の特急料金認可申請を発表。大阪〜金沢間は9,410円(+1,620円)に

JR西日本では、2024年3月16日(土)に開業する北陸新幹線・金沢〜敦賀間の特急料金について、国土交通大臣に認可申請を行ったことを発表しました。

北陸新幹線の特急料金の認可申請について:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【主な区間の特急料金(大人・普通車指定席・通常期】
東京〜福井:7,230円
東京〜小松:6,900円
富山〜福井:3,170円
金沢〜福井:2,400円

【主な区間の運賃・特急料金合計(大人・普通車指定席・通常期】
東京〜福井:15,810円
東京〜小松:14,600円
富山〜福井:5,480円
金沢〜福井:3,740円

【北陸新幹線(富山〜敦賀間)と在来線特急「サンダーバード」又は「しらさぎ」を敦賀駅で乗り継いで利用する場合の特急料金
○新幹線と在来線の特急料金を各々割引して合算した特急料金を適用
(例)
大阪〜金沢:
<現行>
指定席料金2,950円=自由席特急料金2,420円+座席指定料金相当額530円
<開業後>
指定席特急料金4,570円=割引の新幹線自由席特急料金2,370円+割引の在来線自由席特急料金1,670円+座席指定料金相当額530円


○主な区間の現行と開業後の比較(大人・普通車指定席・通常期)
・大阪〜金沢:
現行:7,790円→開業後:9,410円(+1,620円)
・大阪〜福井:
現行:6,140円→開業後:7,290円(+1,150円)
・大阪〜富山:
現行:9,590円→開業後:10,290円(+700円)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



下記記事で御所会したように、既に運行計画の概要が発表された北陸新幹線の金沢〜敦賀間。


今回はこれに加えて、特急料金の発表がありました。
まず新幹線区間については、運賃込みでいくと、東京〜福井間が15,810円となります。
現行の米原経由で14,920円と、1,000円近く高くなりますが、現行の料金で適用されていた「乗継割引」が廃止となること、また福井〜敦賀間を新幹線利用することも加えると、米原経由よりも北陸新幹線経由の方が安くなる模様です。

また今回、「サンダーバード」「しらさぎ」を敦賀駅で乗り継いだ料金も提示されています。
主な区間の運賃・料金計は上述のとおりですが、大阪〜金沢間では1,620円のアップ、大阪〜福井間であっても1,150円のアップと、相応の値上げとなりそうです。

勿論、それに伴いスピードアップも図られるわけですが、大阪〜福井間でみますと、短縮時間は3分(最速列車の時間)となりますので、乗り継ぎによる料金アップを緩和する企画商品のニーズが出てくるかも知れません。


ともあれ、料金についても今回発表がありました。
残る大きな発表事項としては、詳細なダイヤや企画商品の発表があるかと思いますが、引き続き当ブログでもそのニュースをご紹介していきたいと思います。




【関連ブログ】
【北陸新幹線】福井〜東京が指定席で15,810円!運賃申請を実施 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
北陸新幹線延伸区間の特急料金が発表、東京〜敦賀間は計1万6360円、大阪〜金沢間は計9410円に - 鉄道コム
東京〜敦賀はいくらで行ける? 北陸新幹線 延伸区間の特急料金あきらかに JRが認可申請 | 乗りものニュース
北陸新幹線金沢〜敦賀間開業後、東京〜敦賀間の特急料金7,230円に | マイナビニュース
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