阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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【青函トンネル記念館】ケーブルカー台車枠に亀裂発見のため運休。今年度は運行終了見込み

青森県の青函トンネル記念館では、同記念館で運行するケーブルカー(体験坑道)について、台車枠に亀裂が発見されたため、今年度の残りの営業期間は運休見込みとなる旨の発表がありました。





詳細は、上記X(Twitter)の投稿内容をご確認下さい。



「日本最北端のケーブルーカー」である「青函トンネル記念館」の「体験坑道」ケーブルカー。
実際のトンネル工事に使用した坑道を活用して見学用ケーブルカーとして、毎年春から秋にかけて運行しています。

しかし今年2月に、定期検査等に必要な費用などが不足することから、クラウドファンディングを実施することとなりました。


幸い、クラウドファンディングは目標金額を10日で達成し、ネクストゴールの1,000万円もクリアしたことで、今年度の運行が無事実施されることとなりました。


こういったニュースを聞いていたので、青函トンネル記念館のケーブルカーの運営が厳しいことは知っていたので、この9月に色々な予定を調整して、何とかこのケーブルカーに乗車することができました。



私自身、無事に乗車できましたが、来年度以降の運行も安定して実施できるよう、より多くの方に乗車して欲しい、という願いも込めて上記記事を執筆しましたが、それから数日もしないうちに、今回台車枠の亀裂が発見されたため、今年度の運行が終了見込み、という非常にショッキングなニュースを聞くことになりました。


重要部品である台車枠の亀裂は、脱線に繋がる危険なものであるだけに、それを運行前に未然に発見できたことは、日頃の点検が確実に行われていた証左でもありますので、大事故になる前に運休の措置が取られて、安心した次第です。

一方で、より多くの方にこのケーブルカーに乗って欲しかったのに、という意味では残念でありますが、安全に関わることですので、今回亀裂の入った台車枠をしっかり修繕して、来年度の運転再開を願いたいところであります。


これから観光や乗りつぶしで、この青函トンネル記念館の体験坑道ケーブルカーに乗車される方には、注意していただきたいなと思い、ご紹介したニュースでありました。


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▲青函トンネル記念館の体験坑道ケーブルカー。
台車の亀裂が発見されたため、本日(9月12日)より運休となっていますので、ご注意ください。




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【金剛自動車】バス事業廃止を発表(2023.12.20限り)

大阪府富田林市に拠点を持つ金剛自動車(金剛バス)は、来る2023年12月20日をもって、バス事業を廃止することを発表しました。

バス事業廃止のお知らせ|金剛自動車

概要は以下のとおりです。

【バス事業廃止日】
2023年(令和5年)12月20日

【廃止理由】
乗務員の人手不足・売上の低下等様々な要因もあり、あらゆる可能性も新調に検討したが、上記日をもってバス事業の廃止を決定したもの。

【今後の運行について】
2023年12月21日以降の運行に関しては、富田林市、太子町、河南町、千早赤阪村の地域公共交通会議及び法定協議会で協議してもらえるよう依頼中


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



金剛自動車(金剛バス)という会社名は、大阪府南東部以外の方にとっては、本当に聞き馴染みのない事業者名かも知れません。

それもそのはずで、金剛バスが拠点とする鉄道駅は、近鉄長野線の富田林駅及び喜志駅と、近鉄南大阪線の上ノ太子駅の3駅に限られており、また、交通系ICカードも未導入であり、それに何より、大手民鉄のグループではない独立系の事業者でありました。

これらが組み合わさったことから、大阪府内の中でもマイナーな事業者として、ファンの間では注目の事業者でありました。

ただ、「マイナー」といえども、富田林市や太子町、河南町、そして千早赤阪村といった、大阪府南東部の鉄道駅から離れている地域では重要な公共交通機関であります。

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▲金剛バス路線図(同社Webサイト(http://kongoujidousha.com/search.php)より引用)


その金剛バスが、本日バス事業の廃止を発表しました。
廃止の理由をみますと、乗務員の人手不足や売上の低下等の様々な要因が挙げられていますが、報道等によりますと、自治体から補助金等による経営支援が水面下で伝えられたものの、会社の考えは変わらなかったとのことで、収益性以上に人手不足が理由で、今回廃止に至ったというべきでしょうか。

今回の廃止発表を受けて、金剛バス沿線の4市町村では、首長のコメントを発表しています。
金剛自動車株式会社のバス事業廃止を受けて 市長コメント - 富田林市公式ウェブサイト
金剛自動車株式会社のバス事業廃止を受けて 町長コメント/大阪府太子町
金剛自動車株式会社のバス事業廃止について|河南町
金剛自動車株式会社のバス事業廃止について|千早赤阪村

今後これらの4自治体では、連携して代替交通機関の確保が急務となります。
折からの人手不足から、新たに引き受ける事業者があるのか、といった問題がある上に、12月20日の運行終了まであと3ヶ月ということで、限られた時間の中で果たして代替手段は確保できるのか。

もはやどこの地域でも起こり得る、決して他人事では済まされない問題とも思えますので、今後の展開をきっちりみていきたいと思ったニュースでありました。




【関連ブログ】
【速報】金剛バスが事業廃止へ - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
減便どころではない… 大阪のバス会社「事業を廃止」へ 人手不足など重なり | 乗りものニュース
大阪 富田林などで運行の「金剛バス」 路線バス事業廃止へ|NHK 関西のニュース
富田林市が支援する方針を伝えたものの・・・考え変わらず「金剛バス」が12月20日で運行終了へ 人手不足や売上低下で 大阪(ABCニュース) - Yahoo!ニュース



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【大阪メトロ】大阪・関西万博のオリジナルデザイン列車を御堂筋線・谷町線で運行(2023.11.30〜)

Osaka Metro(大阪メトロ)では、2025年4月から開催予定の「大阪・関西万博」を盛り上げるべく、万博オリジナルデザインのラッピングEVバスと地下鉄列車を運行することを発表しました。

大阪・関西万博のオリジナルデザインをまとったラッピングEVバスと列車を運行します|Osaka Metro

概要は以下のとおりです。

<地下鉄>
【対象車両】
御堂筋線:3列車(両先頭車の計6両)
谷町線:2列車(両先頭車の計4両)

【運行開始時期】
2023年11月30日(木)より順次
(※)ラッピング列車とは別途、ワンポイントステッカー(36列車)も実施。

【イメージ】
(前面)
osakametro_expowrapping_1


(側面)
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(いずれも上記発表資料(https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20230906_evbus_train_design.php?_ga=2.95459227.621462039.1694343679-1551191084.1687872638&_gl=1*1do6dd9*_ga*MTU1MTE5MTA4NC4xNjg3ODcyNjM4*_ga_LT5TV95QB9*MTY5NDM0MzY3OC4xMi4xLjE2OTQzNDM3MzUuMy4wLjA.)より引用)

<EVバス>
【対象車両】
174両

【運行開始日】
2023年9月12日(火)より順次

【イメージ】
osakametro_expowrapping_evbus_1
osakametro_expowrapping_evbus_2


(いずれも上記発表資料(https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20230906_evbus_train_design.php?_ga=2.95459227.621462039.1694343679-1551191084.1687872638&_gl=1*1do6dd9*_ga*MTU1MTE5MTA4NC4xNjg3ODcyNjM4*_ga_LT5TV95QB9*MTY5NDM0MzY3OC4xMi4xLjE2OTQzNDM3MzUuMy4wLjA.)より引用)

詳細は、上記発表資料をご覧ください。



2025年4月の開催が予定されている大阪・関西万博。
相変わらず海外パビリオンの着工遅れがニュースとなっていますが、一方で開催に向けてのアクセス整備や機運醸成の取り組みは、着々と進められています。
(リンク:夢洲開業記事)

今回、大阪メトロでは、この機運を盛り上げようと、万博オリジナルラッピングのEVバスと地下鉄を運行することを発表しました。

デザインは、万博のキャラクター「ミャクミャク」をイメージさせるような色調で、カラフルなものとなっていますが、注目はその運行区間であります。

地下鉄車両については、「御堂筋線」と「谷町線」での運行予定となっています。

このうち、御堂筋線については、中津以北で地上走行区間があるため、例えば並行して走る新御堂筋からこのカラフルな車両をみることができます。

一方、谷町線では、地上走行区間がほぼ無く(八尾南駅周辺のみ)、このラッピングの全体を見ようにも、なかなか難しいのではないか、とも考えたりしました。

地上区間を走る、という意味では、中央線が思い当たりますが、ここ中央線では、万博開催前までに、400系と30000A系に統一されることから、他の線区での実施となったのかも知れません。

ただ、他の線区となると、四つ橋線、千日前線、長堀鶴見緑地線、今里筋線はいずれも地下区間のみですし、堺筋線は阪急電鉄との乗り入れや、大阪市外のみならず、かなり遠方の自治体まで運行することから、屋外広告物の手続の関係もあって、難しかったのかも知れません。


ともあれ、万博に向けて、様々なニュースが入ってきて、徐々に盛り上がりつつあるものの、やはり懸念のパビリオン建設が無事に進むことを願いたいものです。



大阪・関西万博関係の車両ラッピングに関しては、昨年11月より大阪モノレールで「EXPO TRAIN2025 大阪モノレール号」が運行されています。


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▲大阪モノレールの大阪・関西万博のラッピング車両。
前回万博のシンボル「太陽の塔」と合わせて撮影してみました。


今後、他の事業者でもこのような万博関係ラッピングが増えてくることで、万博に向けた機運が高まればいいな、と思っています。



【関連ブログ】
万博ラッピング・ヘッドマーク付電車を御堂筋線・谷町線で運行へ | Osaka-Subway.com



【関連ニュースサイト】
大阪メトロ 御堂筋線・谷町線 関西万博ラッピング列車 運転(2023年11月30日〜) - 鉄道コム



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「青函トンネル記念館」ケーブルカーに乗ってきました(2023.9.3)

鉄軌道の乗りつぶしの中で、個人によって乗りつぶしの対処とするか否かが分かれる乗り物の一つが、「ケーブルカー」かも知れません。

鉄道事業法に基づく鉄道であることから、乗りつぶしの対象に含める方もおられるいっぽう、専ら観光地の乗り物であるなどから、普通鉄道や路面電車などとは一線を画し、乗りつぶしの対象としない、という方もおられるかも知れません。

かくいう私も、つい近年まではケーブルカーは対象外としていましたが、途中からやっぱり乗りつぶしの対象にしよう、と方針を変更しました。

そのため、全国に乗り残したケーブルカーを訪問することとなり、普通鉄道等の乗りつぶしと併せて進めているところです。



個人的な事情も含む前置きはこのくらいにして、今回ケーブルカー乗りつぶしとして、「青函トンネル記念館体験坑道」のケーブルカーに乗ることしました。

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青函トンネル記念館の近くまで走っているJR津軽線(青森〜三厩)は既に完乗しているのですが、その際三厩到着後、そのまま折り返してしまったが故に、この青函トンネル記念館ケーブルカーが残った形となりました。

鉄道路線完乗を目指すためには、外せないこの青函トンネル記念館ケーブルカーですが、気になる話題を聞いたのは今年の2月。


鉄道として運営しているこのケーブルカーは、鉄道関係法規の定めによる点検が必要ですが、コロナ禍で訪問者が大幅に減少したことから、その費用の捻出が難しくなったことから、クラウドファンディングで資金を募集したとのことでした。

幸い、目標額は達成し、2023年度の運行は無事開始できましたが、もとより老朽化も進んでいるものと思慮されることから、このような問題が再燃しないとも限りません。

なるべく早いうちに乗車しておきたいと、今年度の運行期間のうちに訪問しようと、意を決した次第です。

続きを読む

泉北高速鉄道「せんぼくん」「鉄道むすめ」ラッピング電車を撮影する(2023.9.9)

泉北高速鉄道では、去る9月8日より、同社のキャラクター「せんぼくん」や、「和泉こうみ」をはじめとした「鉄道むすめ」のキャラクターを、5000系電車にラッピングした車両を運行しています。



昨日(9月9日)、その様子を早速記録しようと、泉北高速鉄道の泉ケ丘〜栂・美木多間の若竹大橋で撮影してきましたので、ご紹介します。

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▲和泉中央行きを西側から撮影。
こちらの面からですと、前面・側面が全て「鉄道むすめ」で記録できます。

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▲側面も撮影

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▲最後尾はこのような感じです。

「和泉こうみ」をはじめとした、鉄道むすめが多数描かれている外観は、眺めているだけでも楽しいものですが、各々の「鉄道むすめ」を、更にじっくり見てみたいものであります。


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▲今度は中百舌鳥方面の列車を、東側から撮影。
この方向で撮影すると、前面・側面が全て「せんぼくん」になります。

DSC00801

▲側面はこのような感じです。

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▲和泉中央方は「ブラックせんぼくん」が描かれていました。
「ブラック」なせんぼくんとは、いかなるキャラクターなのか、未だに謎です…
何者かが判明すれば、当ブログでもご紹介できればと思っています。


本日は、午後から他の用事があったため、乗車はできずじまいでした。
車内の様子は次回のチャンスに持ち越しです。

幸い、この「ラッピング電車」の運行時刻は、泉北高速鉄道のWebサイトで公開されていますので、乗車や撮影にとても便利であります。



公式サイトや、下記個人ブログなどによりますと、車内の装飾も相当楽しいものとなっているようですので、こちらも期待しつつ、実際に乗車できればその様子を当ブログでご紹介したいと思います。




【関連ブログ】
【泉北高速】「せんぼくん」「鉄道むすめ」のラッピング電車が今日から運用開始 : 702鉄道ノート



【関連ニュースサイト】
泉北高速 せんぼくん・鉄道むすめラッピング列車 運転(2023年9月8日〜) - 鉄道コム



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南海電鉄「6000系」ステンレス無塗装撮影会に参加する(2023.9.9)

南海電鉄では、高野線で運行する「6000系」のうち6両を、なつかしのステンレス無塗装に戻して運行することを発表しています。」
(参考)
阪和線の沿線から : 【南海電鉄】6000系車両をステンレス無塗装で運行(2023.9.11〜)車両撮影会は9月9日(土)に開催

9月11日(月)からの運行に先立ち、本日9月9日(土)に、「復活デザイン車両撮影会」が実施されました。
場所は千代田工場内で、参加費は大人6,000円でしたが、発売開始後にあっという間に定員に達した模様です。

かくいう私も、募集開始時刻となる8月8日(火)10時きっかりにネット申込を行い、無事に申し込みができました。

チケットが瞬殺だったところから、ファンの関心が高い撮影会。
かつて高野線・泉北高速鉄道線で走っていた無塗装の6000系が、この令和の時代に戻ってくることから、ワクワクしながら本日の撮影会に臨みました。



千代田工場に向かい、受付を済ませて南海電鉄の社員さんの案内に従い、撮影会場に向かいます。
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そこに停車していたのは、まぎれもなく「無塗装」の6000系でした。

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▲扉付近に設けられていた南海電鉄の社章も復元されていました。

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▲銘板も、緑地に復元されており、手の入れようを感じました。続きを読む

大井川鐵道・大井川本線に乗車する(2023.9.5)

静岡県の金谷(かなや)駅から千頭駅までの「大井川本線」と、千頭駅から井川駅までの「井川線」を運営する「大井川鐵道」(大鉄)。

特に大井川本線でのSL運行は鉄道ファンのみならず多くの人々に知られており、観光資源としても名高い路線であります。

しかしこの大井川本線では、昨年(2022年)9月の台風15号の影響で、家山〜千頭間が被災し、現在も運転休止が続いています。

大井川本線 家山⇔千頭 台風15号被災によるバス代行運転について | 大井川鐵道【公式】

コロナ禍もあり、もとより運営の厳しかった大鉄ですが、この台風被害による被害を自社だけでまかなうのが難しい状況となっていますが、それに加え、不通区間の代行バスについても、運行による損失額が大きいことから、自社による代行バスを取りやめ、沿線自治体の川根本町による町営バスに移管することとなりました。
令和5年10月1日以降の千頭・家山間のバス運行について/川根本町公式ホームページ

代行バスの取りやめ・コミュニティバス移管というのは、あまり聞いたことがなく、それだけ大鉄の置かれた状況の厳しさが伝わってくるわけですが、そんな大鉄・大井川本線と、その代行バスに乗車してみましたので、その記録をご紹介したいと思います。



まず乗車したのは、金谷7時46分発の家山行きです。
乗車したのは、近畿日本鉄道から譲渡された16000系電車です。
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▲車内はこのように、近鉄特急時代の座席を、向かい合わせにしてそのまま使用しています。

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【JR西日本】懐鉄シリーズ第3弾として「115系瀬戸内色」「381系緑やくも」運転へ

JR西日本では、「懐鉄(ナツテツ)」シリーズの第3弾として、西日本エリアで活躍した列車をテーマとした「リバイバル列車」を運行することを発表しました。

「懐鉄」シリーズ第3弾!!! 「リバイバル列車」の運転について :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【115系・瀬戸内色】
・運転開始日:
2023年10月14日(土)
下関9:30発普通列車岩国行きから運転。

・充当列車:
下関〜岩国間の普通列車を中心に運転

・塗装イメージ
jrwest_115_setouchi
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230830_00_press_revival.pdf)より引用)


【381系・緑やくも色】
・運転開始日:
2023年11月5日(日)
特急「やくも」10号から運転

・対象列車:
特急「やくも」の一部列車で運転
(※)
11月5日(日)は特急「やくも」10号、11号、28号、29号で運転。
対象を固定した運転は実施せず。
11月中は他の塗装の車両を追加した6両編成、12月以降は緑やくも色4両を基本として運転予定

・塗装イメージ:
jrwest_381_yakumo_green
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230830_00_press_revival.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧ください。



既に、「国鉄色」「スーパーやくも色」と次々とリバイバルカラーが登場している381系「やくも」ですが、今回は「緑」のやくも色が登場することとなりました。

加えて、山陽本線では、115系の「瀬戸内色」と称される、クリーム色に青帯の塗装もリバイバルされることとなりました。

いわゆる「瀬戸内色」は、瀬戸内海の海沿いを走る列車にマッチしたカラーとして、多くのファンに親しまれてきただけに、今回の復活は嬉しいと感じた方も多いのではないのでしょうか。

ただ、115系瀬戸内色に関しては、「下関〜岩国」間と、運用範囲が広大なため、それこそ遭遇できるかは運次第、といったところはありそうです。

私個人の事情を記すとすれば、来年春にも廃止が予定されている「スカイレールサービス」にも乗車したことから、しばらく広島地区を訪問する予定は、直近では無い見込みです。

ただ、2025年にも予定されている広島電鉄の駅前大橋新線開業のついでに、岩国方面までちょっと足を延ばしてこの「115系瀬戸内色」の姿が見られるか、賭けに出てみるのも面白いかも知れないな、と感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【速報】381系やくもが「緑やくも色」にリバイバルへ! - 鉄道プレス
Msykの業務(鉄道)日誌:復刻!!緑の381系「やくも」に瀬戸内色の115系



【関連ニュースサイト】
特急やくも 緑やくも色編成 運転(2023年11月5日〜) - 鉄道コム
山陽本線 115系瀬戸内色 運転(2023年10月14日〜) - 鉄道コム
山口地区の115系に「瀬戸内色」復活! 鉄道の日から普通列車として JR西日本 | 乗りものニュース
歴代特急4色が揃う! ゆったり/スーパー/国鉄に加え「緑やくも色」11月登場 | 乗りものニュース
JR西日本,「懐鉄」シリーズ第3弾でリバイバル列車「115系・瀬戸内色」「381系・緑やくも色」を運転|鉄道ニュース|2023年9月1日掲載|鉄道ファン・railf.jp
JR西、「115系瀬戸内色」「381系緑やくも色」リバイバル運転へ!“懐鉄”第3弾 | レイルラボ ニュース
JR西日本381系「緑やくも色」&115系「瀬戸内色」のリバイバル列車 | マイナビニュース



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宇都宮ライトレールに乗ってきました(2023.9.4)

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▲宇都宮駅東口停留所に入線してくる宇都宮ライトレール・HU-300形車両。


この8月26日(土)に、既存路線の新設などではなく、全くの新設としては実に75年ぶりの路面電車として開業した「宇都宮ライトレール」。
(参考)
75年ぶりの路面電車「芳賀・宇都宮LRT」 では前回の開業路線とは? 路面電車の時代は再び来るのか | 乗りものニュース
【祝】75年ぶりの宇都宮ライトレール開業!…じゃあ75年前の路面電車はどこ? - 鉄道プレス

マイカーの利用が多い北関東エリアである上に、多額の建設費がかかることもあってか、構想は以前からあれど、本当に実現するのか、私自身も不安に感じていたのですが、様々な問題を乗り越えて、この夏、ついに開業に至りました。

今回、2泊3日での旅行の際、この宇都宮ライトレールに寄れるように予定を調整して、このできたてホヤホヤのLRTに乗車してみることにしました。



東北新幹線「やまびこ136号」を宇都宮駅で降りると、そこでは既に、警報級の豪雨となっていました。
こんな豪雨だと運休になっているのではないか、と思い宇都宮駅東口に向かってみると、意外や意外、運行を継続していました。
今後雨も収まることが予想されましたので、運行しているうちにこのまま乗車してみることにしました。

JR宇都宮駅から、宇都宮ライトレールの宇都宮駅東口停留所に向かいます。

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▲連絡通路は、LRT開業一色に染まっていました。

続きを読む

東北新幹線「TRAIN DESK」を使用する(はやぶさ108号・2023.9.4)

2023年9月3日(日)から9月5日(火)まで3日間の旅行で体験した記録を、順不同でご紹介していきたいと思います。
開いている時間に徐々にご紹介できればと思っていますので、気長にお待ちいただければと思います。



東北・上越等の新幹線で、この3月20日よりサービスが始まったワーク&スタディ優先車両「TRAIN DESK」
(参考)

平日(最繁忙期除く)の東北・北海道・上越・北陸新幹線の普通車指定席のある列車(こまち号、つばさ号、つるぎ号は除く)の7号車(東北・北海道新幹線)または9号車(上越・北陸新幹線)に設定された車両です。

TRAIN DESK車両では、パソコン作業やWeb会議、通話などの作業が可能となっています。
これにともない、従前8号車に設定されていた「新幹線オフィス車両」の設定は終了となりました。


新幹線の一部車両を「オフィス車両」として、パソコン作業やWeb会議などの利用を可能とするサービスは、既に東海道・山陽新幹線で「S Work車両」としてサービスが始まっています。



こういったワークプレイス車両は、積極的に利用していきたいと日頃から考えているわけですが、今回新花巻から仙台まで、「はやぶさ108号」の「TRAIN DESK」車両に乗車することができましたので、その様子をご紹介したいと思います。



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はやぶさ108号の7号車。
東海道・山陽新幹線「S Work車両」と同様に、外観上は特に案内はありません。

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車内に入ると、「TRAIN DESK」案内が座席前ポケットに入っていました。

案内内容は、Web上等の案内と同様の内容となっています。

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このような形で、スマホスタンドとキーボードを用意し、車内でブログ執筆などの作業を行います。

また、作業をしていたら、仕事の電話もかかってきましたが、「TRAIN DESK」車両では、座席で通話することも可能ですので、他の車両のようにデッキに移動することも不要です。
(但し、通話は小さめの声で行う旨の呼びかけは案内されています。)

新花巻から仙台までの約1時間で、本ブログ記事の下書きを仕上げることができ、「TRAIN DESK」車両を確保した甲斐がありました。



以上が「TRAIN DESK」の車内の様子ですが、特急券についても、若干の違いがみられます。

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上記画像は、今回乗車した「はやぶさ108号」の新幹線指定席券です。
座席番号(ここでは7号車7番A席)の後に「T」の表記がありますが、これが「TRAIN DESK」の表示であるものと考えられます。

img551-2

参考に、仙台から乗り継いだ「やまびこ136号」ですが、こちらには「T」の表記はありません。



今回、機会があって利用することができた東北新幹線の「TRAIN DESK」。
「ワーク&スタディ車両」と銘打っていることもあってか、他の車両よりも空いているように感じました。
(これは曜日や時間帯によって異なるかも知れませんが…)

逆に言えば、静寂な環境で作業ができた、ということになりますが、こういった取り組みが今後も続くよう、機会があれば積極的に利用していきたいと思います。



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