阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
ご利用下さい。

【大井川鐵道】「きかんしゃトーマス」の新しい仲間「トビー」を井川線で運行(2022.8.19〜)

大井川鐵道では、子供達に人気の「きかんしゃトーマス号」を2014年から運行しています。
早いもので今年が9年目となり、すっかり大井川鐵道の顔として定着した感があります。

その「きかんしゃトーマス」のなかまたちで、今シーズンは「トビー」が搭乗し、また初めて井川線を走行することが発表されました。

トーマスの新しいなかま!『きかんしゃトビー号』 8/19にデビュー!! | 大井川鐵道【公式】

概要は以下のとおりです。

【運行概要】
・井川線・千頭〜奥泉間を往復運転
(※)トビー号の乗降は千頭駅のみ。乗車は千頭→奥泉→千頭の往復のみで、千頭駅以外での乗降は不可。

【列車編成】
・トビー号+客車5両の編成で運転。
1列車あたり定員は150名を予定。

【運転時刻】
・トビー1号
千頭9:50発⇒奥泉10:20着・10:35発⇒千頭11:05着

・トビー2号
千頭11:22発⇒奥泉11:52着・12:10発⇒千頭12:40着

・トビー3号
千頭14:15発⇒奥泉14:45着・15:00発⇒千頭15:30着

【乗車チケット】
・日帰りツアー形式での募集。
トーマス号の乗車セット、大井川鐵道川根温泉ホテルでのランチバイキングセットのツアー等を企画。
・なお空席がある場合に限り、千頭駅で当日乗車券を発売(大人1,800円、小人900円)

【イラストイメージ】
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(上記発表資料(https://daitetsu.jp/archives/117827)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



冒頭に記したように、今年で既に9年目となる大井川鐵道の「きかんしゃトーマス」
「トーマス」は勿論、「パーシー」「ジェームス」「ヒロ」といった紀トーマスのなかまたちも相次いで大井川鐵道でデビューしており、今もなお子供達に大人気であります。

これまでこれら「トーマス」となかまたちは、いずれも大井川本線での運行となっていましたが、今回初めて井川線でトーマスのなかまたちが運行されることとなります。

その初めての井川線トーマス列車に選ばれたのは、路面機関車の「トビー」であります。

トビーは、「路面機関車」ということで、四角い車体と前面下部のスカートに設けられている「牛よけ」が特徴的な機関車です。
作中での性格は、優しくてマイペースな性格とのことですが、このトビーが井川線の険しい線形を5両の機関車を従えて往復するとのことですので、きかんしゃトーマスのファン層である親子連れのみならず、成人の鉄道ファンにとっても見応え・乗りごたえのある企画になるのではないのでしょうか。


この「きかんしゃトビー号」に乗車するためには、予めツアー参加が必要ですが、静岡駅発着のプランや整備工場見学プラン等もあり、こちらも注目といったところでしょうか。


これまでありそうに無かった井川線のトーマス企画ですが、今回の「トビー号」をきっかけに、その他のキャラクターもこの井川線で走行する姿が見られるといいな、と感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
大井川鐵道 きかんしゃトビー号 運転(2022年8月19日) - 鉄道コム

井川線に「トーマスのなかま」デビュー! 木製の路面機関車「トビー」8月登場 大井川鐵道 | 乗りものニュース

大井川鐵道 井川線「きかんしゃトビー号」新キャラクター8月に登場 | マイナビニュース

大井川鐵道,新キャラクター「きかんしゃトビー号」に乗車できるツアーの参加者募集|鉄道イベント|2022年5月8日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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瀬戸内海汽船「SEA PASEO2」に乗船する(2022.4.30)

広島・呉〜松山を結ぶ瀬戸内海汽船では、同航路で速達性に特化した「スーパージェット」(高速船)と、通常のカーフェリーである「クルーズフェリー」を運航しています。

そのクルーズフェリーのうち2隻について、これまでのフェリーのイメージから脱却した、新しいコンセプトのフェリー「SEA PASEO(シーパセオ)」として運航しています。

シーパセオは、2019年に就航した「シーパセオ」(第1船)と、2020年に就航した「シーパセオ2」となっており、それぞれ固定ダイヤで運航しています。

今回、呉から松山まで移動するのに、ちょうど良い時間に「シーパセオ」充当便に乗船することができましたので、その様子をご紹介したいと思います。



今回乗船するのは呉港12時5分発の松山観光港行きです。

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▲12時過ぎに広島港方面からやってきました。
本日は「シーパセオ2」が充当されていました。
紺色と白色をベースとした塗色は、他のフェリーとは明らかに違っており注目を浴びるカラーリングであります。

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▲後方に自衛隊の船舶が航行しているところが、やはり呉の特徴でありましょうか。

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ほぼ定刻に呉港に入港しました。

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▲「シーパセオ2」の船名標記。

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▲「シーパセオ」(第一船)と共通デザインですが、「シーパセオ2」を見分けるポイントは、操舵ウイング下に記された「02」の文字でしょうか。
(第一船「シーパセオ」では「01」と記されています。)

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【南海電鉄】「HYDEサザン」運行終了イベントを発表。「かしら」との撮影会、鉄道コレクション発売等のイベントが盛り沢山

南海電鉄では、2019年12月23日から運行してきた「HYDEサザン」について、2022年5月31日で運行終了することを既に発表しています。


今回、この「HYDEサザン」運行終了に伴うイベントの実施が南海電鉄より発表されました。

ファンから愛された特急「HYDE サザン」の運行終了イベント開催!特急「HYDEサザン」と「めでたいでんしゃ かしら」を並べた撮影会は初めて〜HYDE 氏本人からの“感謝のビデオメッセージ"を放映〜|南海電鉄


概要は以下のとおりです。

【HYDEサザン乗車とHYDEサザン×かしらの撮影会ツアー】
(概要)
難波駅から和歌山市駅まで特急「HYDEサザン」(4両)に乗車し、和歌山車庫内で特急「HYDEサザン」と「めでたいでんしゃ かしら」を並べた撮影会を実施。
(開催日)
2022年5月28日(土)
(行程)
10:00 難波駅2F中央改札口集合
10:30 難波駅発車
11:47 和歌山市駅到着
12:10〜13:20 撮影会
13:20 解散
(料金)
大人4,500円、小人3,500円
(募集人数)
94名(最少催行人数20名)
(募集方法)
ぶらりたび専用サイト(http://www.nankai.co.jp/odekake/burari.html)による受付
2022年5月10日(火)10:00〜5月16日(月)17:00まで
応募人数が多い場合は募集期間終了後に抽選



【HYDEサザン×かしらの撮影会】
(概要)
和歌山車庫内で、特急「HYDEサザン」と「めでたいでんしゃ かしら」を並べた撮影会を実施
(開催日)
2022年5月28日(土)
(行程)
・前半・・・13:30和歌山市車庫集合、14:40まで撮影
・後半・・・14:50和歌山市車庫集合、16:00まで撮影
(料金)
大人、小人ともに1人2,000円
(募集人数)
前半・後半ともに100名の合計200名(最少催行人数20名)
(募集方法)
ぶらりたび専用サイト(http://www.nankai.co.jp/odekake/burari.html)による受付
2022年5月10日(火)10:00〜5月16日(月)17:00まで
(注)先着順



【「HYDEサザン鉄道コレクション」受注販売】
(概要)
HYDEサザン4両1セットにした「鉄道コレクション」を受注販売
(価格)
1セット13,200円(税込み、送料別途)
(販売方法)
特設サイトにて発売
2022年4月27日(水)〜6月30日(木)の期間で受注し、受注数確定後に制作開始、10月頃の発送予定



【ありがとうHYDEサザン!感謝の気持ちを込めてお見送りイベント】
(概要)
最後の運行となる2022年5月31日(火)の難波駅15時40分住之江車庫行き(回送)のお見送りイベントとして、難波駅ホームに事前募集したファンが集結し、列車の発車に合わせてフラッグを振って見送り。
(参加方法は後日Webサイト等で告知)

詳細は、上記発表資料をご覧ください。



2019年12月から足かけ2年半に渡り運行されてきた「HYDEサザン」。
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思えば、運行開始したのはコロナ禍前だったことを、改めて気づかされた次第です。

当初の予定では半年ほどの運行でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により移動が制限されたことも踏まえて、再度に渡り運行期間の延長が実施されてきました。

鉄道ファンは勿論、いやそれ以上にHYDEファンの注目が高かったこの「HYDEサザン」の運行終了に合わせ、上述のとおり多彩なイベントが用意されました。


注目は、「めでたいでんしゃ かしら」との撮影会でありましょうか。
この「かしら」は、下記記事でご紹介したように、これまたHYDE氏とのコラボも取り入れられた列車であり、「HYDEサザン」「かしら」との並びを撮影してみたい、と思った鉄道ファン、HYDEファンの方の要望は強かったのではないのでしょうか。

今回「HYDEサザン」の運行終了を前にこのようなイベントが実施されるのは、非常に嬉しく思いますし、またこの撮影会については、「ツアー参加」「撮影会単体」双方合わせて約300名の参加が可能であること、また参加費用についてもお手軽な価格であることから、多くの方々が参加を望まれるのではないか、とも思います。

かくいう私自身も、できれば撮影会に参加して、「HYDEサザン」の記録をきっちり取っておきたいな、とも考えていますので、5月10日(火)の受付開始日には忘れずに申し込みをしておきたいな、と思います。




【関連ニュースサイト】
南海 HYDEサザン・めでたい電車かしら 撮影会(2022年5月28日) - 鉄道コム

南海 HYDEサザン鉄コレ 販売受付(2022年4月27日〜) - 鉄道コム

南海,特急「HYDEサザン」の運行終了イベントを開催|鉄道イベント|2022年4月27日掲載|鉄道ファン・railf.jp

南海電鉄「HYDEサザン×かしらの撮影会」など運行終了イベント実施 | マイナビニュース



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【京王電鉄】座席指定列車サービスの終日実施を検討へ。2022年度設備投資計画で発表

京王電鉄では、この度2022年度の鉄道事業設備投資の取り組みについて発表しました。

2022年度の鉄道事業設備投資に総額288億円 |京王電鉄

上記資料によれば、2022年度は総額288億円の設備投資を行い、より高度な安全・安心の追求や、利用者のニーズを先取りしたサービス提供等に取り組むこととしています。

座席指定列車関連では、下記記事でご紹介した「リクライニング機能付きロング/クロスシート転換座席」を搭載した5000系を1編成(10両)増備することとしています。


これに加え、「今後の主な取り組み」として、座席指定列車サービス関連では、以下のような記載がありました。
■座席指定列車サービスの拡充
「京王ライナー」のサービス拡充に向けた5000系車両の増備や、一部座席指定列車の導入等による終日運行の検討を進める
(下線太字は管理人による)
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(上記発表資料(https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2022/nr20220502_setsubitoshi.pdf)より引用)


現在、京王電鉄の座席指定列車「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」はいずれも、時間帯や曜日が限定され、加えて全車座席指定となっています。
これを「終日運行」「一部指定」に拡大することを今後検討していくとのことです。

真っ先に思い浮かぶのは、下記記事でご紹介した、並行路線であるJR中央快速線のグリーン車導入でありましょうか。

上述リンク先記事で触れたように、当初は2020年度導入であったものが、延期が続き、現状では早くとも2025年春の見込みとされています。

とはいえ、中央快速線と京王線とでは競合路線といいつつも若干離れていること、また京王サイドで見れば、むしろ多摩線における小田急との競合が位置的にも近くて激しいことから、多摩線での着席サービス強化も含めての検討といえるかも知れません。


現状、民鉄において「終日実施」されている「一部座席指定列車サービス」は、南海電鉄(特急サザン)、京阪電鉄(プレミアムカー)、名古屋鉄道(「ミュースカイ」を除く快速特急・特急)で実施されていますが、関東圏での実施事例は今のところありません。
(全て「全席座席指定」か「時間帯限定」で実施)

関東圏で初めてのこのサービス、京王電鉄でどのよう仁に実施されるのか、引き続き注目していきたいと思います。



【関連ブログ】
京王、座席指定列車を終日運行か?: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



【関連ニュースサイト】
「京王ライナー」拡充、運賃値上げを検討。京王が設備投資計画で方針表明 | タビリス

京王,2022年度の設備投資計画を発表|鉄道ニュース|2022年5月4日掲載|鉄道ファン・railf.jp

京王電鉄、座席指定列車サービスを拡充へ - 「終日運行の検討」も | マイナビニュース



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伊予鉄道市内線での撮影記録(市役所前・大手町ダイヤモンドクロッシング)

こちらでご紹介した坊ちゃん列車の乗車の合間に、松山市内で伊予鉄道の市内線電車も撮影してみました。

乗りつぶしと「坊ちゃん列車」乗車の合間でしたので、市役所前停留所と大手町駅での撮影という、ごく限られた場所となりましたが、あくまで記録ということご紹介できればと思います。



【市役所前】
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▲モハ2100形。
2002年から2007年にかけて10両が投入されました。

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▲モハ2100形同士のすれ違い。

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▲モハ5000形
2017年から導入が進められている最新鋭の車両です。

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▲松山城をバックに走る5000形

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▲愛媛県庁をバックに道後温泉に向けて走るモハ50形。

伊予鉄道では、2015年以降から「オレンジプロジェクト」と称して、「乗ってみたくなるような電車・バス」として、車両のカラーをオレンジ色単色に変更してきました。
「オレンジプロジェクト」開始から7年程度が経過し、もはや松山の市内はバス・電車とも「オレンジ」が定着したように感じました。

当初は「オレンジ色一色」という強烈さが故に、批判も少なからず聞こえましたが、こうして市内を走る電車・バスを見てみると、「電車・バスが走っている」ことを強くアピールできる塗色として、一般利用者への認知という意味でも効果があるのではないか、と思いました。



【大手町駅のダイヤモンドクロッシング】
次いで、大手町駅での撮影ですが、ここは郊外電車(高浜線)と市内電車が直角に交差する「ダイヤモンドクロッシング」が有名です。

このダイヤモンドクロッシング、かつてはここ伊予鉄のように鉄道と路面電車との交差する場所で見かけられましたが、路面電車の廃止、鉄道の高架化等によりその数を減らしていき、今では直交するダイヤモンドクロッシングは、ここ伊予鉄道の他では、名古屋鉄道の築港線(名電築港駅)、とさでん交通(はりまや橋停留所)を残すのみとなりました。

しかも、「路面電車と鉄道が直交する」ダイヤモンドクロッシングに限っていえば、ここ大手町駅のみとなっています。


そのレアさが故に、松山市の観光サイトでは観光スポットの一つとして、このダイヤモンドクロッシングが紹介されているほどです。
ダイヤモンドクロス | 松山市公式観光情報サイト|四国松山 瀬戸内松山


ということで、折角の機会ですので、郊外電車と市内電車がここで行き交う姿を撮影してみることにしました。
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▲大手町駅改札口そばから。

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▲大手町駅からJR松山駅方面に少し歩いた場所から、市内電車モハ5000形と郊外電車3000系との交差シーンをアップで撮影してみました。

時間があれば、もっと様々な角度からこの「ダイヤモンドクロッシング」を撮影できればと思いましたが、限られた時間で思ったとおりの写真が撮れ、満足して松山空港へ向かいました。




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【伊予鉄道】「坊ちゃん列車」撮影・乗車記(2022.4.30)

伊予鉄道の市内線(路面電車)では、「坊ちゃん列車」という列車を運行しています。

坊っちゃん列車 | 坊っちゃん列車とは? | 伊予鉄

上記Webサイトによりますと、この坊ちゃん列車は、四国で最初に開通した鉄道(現在の伊予鉄道高浜線)で当時運行されていた列車を、現在の市内線で再現したものとなっています。

その名称は、夏目漱石の小説「坊ちゃん」で登場人物が利用したことから「坊ちゃん列車」と呼ばれるようになったとのことです。

この坊ちゃん列車は、土休日を中心に一日4往復が運転されています。
(運行区間は松山市〜道後温泉及び古町〜道後温泉)

この「坊ちゃん列車」の特徴は、上記で記したように、開業当時の車両を可能な限り再現しているところですが、それに加え、この機関車は「ディーゼル機関車」でとなっているところにあります。

勿論、蒸気機関車として再現することは難しいわけで、当時の雰囲気を少しでも再現するために、動力源はディーゼルとしつつ、そして蒸気機関車のドラフト等は予め録音された音源を流すこととしています。

軌道を気動車が走る、というのは非常に珍しい例でして、過去には札幌市交通局(札幌市電)で事例があったそうですが、それ以来のケースということで、運転にかかる資格(「乙種内燃車運転免許」)が復活するという余談もありました。

【参考】札幌市電の路面ディーゼルカーについて
上述のとおり、「坊ちゃん列車」は、札幌市交通局以来2例目となる「路面ディーゼルカー」であります。
その札幌市交通局の路面ディーゼルカーについて、少し説明しておきたいと思います。


札幌市の路面電車網が広がるなか、1958年(昭和33年)に鉄北線(最盛期は札幌駅前〜新琴似駅前を結ぶ路線。現在の南北線のさっぽろ駅より北側の部分に相当)に導入されたのが、路面ディーゼルカーでした。
車両番号には、ディーゼルカーであることを示す「D」が付けられているのが特徴で、D1000形からD1040形の合計16両が存在したそうです。

鉄北線の一部区間は非電化で開業しましたが、その後変電所施設の整備により、最終的には電化されますが、これら路面ディーゼルカーはその後も一部車両は電車に改造されないまま、その寿命を全うしたとのことです。

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上記画像は、札幌市交通資料館に展示されている路面ディーゼルカー「D1041」です。
但しこの「札幌市交通資料館」は、2017年10月より地下鉄高架部の改修工事に伴い、長期に渡り休館となっています。
予定では今年度以降にリニューアルオープンとのことです。
交通資料館について | 交通資料館 | 一般財団法人 札幌市交通事業振興公社




さて、今回、伊予鉄道横河原線の乗りつぶしのために松山にやってきたわけですが、丁度坊ちゃん列車が走っている時間帯でありましたので、撮影と乗車を楽しんでみることにしました。



まず撮影から。

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▲市役所前電停から、愛媛県庁と松山城をバックに向かってくる「坊ちゃん列車」を撮影してみました。

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▲伊予鉄市内線の最新車両、モハ5000形と「坊ちゃん列車」の並びです。
こうして見ると、「マッチ箱のようだ」と称された「坊ちゃん列車」の小ささが分かるようなものですね。



撮影の後、実際に「坊ちゃん列車」乗車してみることにしました。
時間の都合上、松山市駅〜大街道までの乗車となります。

運賃は1,300円と路面電車の7倍程度しますが、それだけ払ってでも楽しみたい、楽しい乗り物であります。

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車内の様子。
上述のとおり、夏目漱石が「マッチ箱」と表現した車内が忠実に再現されています。
現代人の体格からは、狭いったらありゃしない広さであります。
確かにこれだと、当時の日本人であっても「マッチ箱」と称してしまうのも仕方ないのかな…と思いを馳せてしまった次第です。

ちなみに座面も当時を再現していますので、クッションみたいなものはありません。
10分少々の乗車でしたが、既に尻が若干痛みを帯びてました。
かつての人々は、よくこれで我慢できたよなあ、とも思いました。

私が乗車したのは、客車の1両目(機関車の次位)でしたので、機関車の様子をこのように扉から眺めることもできます。
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わずか一区間ですが、大街道で下車します。
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先行する低床車5000形と前後で並びました。
…もはや時代が錯綜している写真、と言われても仕方が無いかも知れません。
(両車の実際の年数差は20年程度であります。)



以上が「坊ちゃん列車」の乗車・撮影の紹介でありました。
松山観光のシンボルとしてすっかり定着したこの「坊ちゃん列車」。
早いものでもう20年運行しているとのことです。l

この日はGW中ということもあり、車内は賑わっていました。
勿論新型コロナウイルス感染症の影響で外国人の戻りは全くですが、それでも日本人にとってもタイムスリップが簡単に味わえるこの列車は、相変わらずの人気に感じました。

また、今回は見ることが叶いませんでしたが、機会があれば機関車の機回しの様子などを見ることができればいいな、と思いました。



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阪和線・山中渓駅の新駅舎を見にいく(2022.5.2)

JR西日本・阪和線の山中渓駅では、老朽化した駅舎の改築工事を進めていましたが、去る4月27日(水)より新駅舎の供用が開始されました。


早速新しい山中渓駅の駅舎を見てきましたので、ご紹介します。

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▲既にイメージ図でご紹介していたように、山に囲まれた周囲の環境にマッチした、木目調の外装が特徴となっています。

駅舎の中に入ります。
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▲改札口・券売機付近

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▲運賃表と運行情報ディスプレイ

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▲駅舎内は吹き抜けとなっていて天井が高く、太陽の光を天窓から取り入れることができるようになっています。

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▲これまでトイレは駅舎と別棟となっていましたが、今回の建て替えで駅舎に併設されました。

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▲左が工事期間中使用されてきた仮設駅舎。
今後仮設駅舎の解体及び駅前の整備等が行われるものと思われます。



山中渓駅は、阪和電気鉄道が東和歌山(現:和歌山)まで開業した1930年に開業し、昨年(2021年)まで当時の駅舎が現存していました。
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▲山中渓駅(旧)駅舎。

しかし、駅前を走る府道和歌山貝塚線の拡幅工事に伴い旧駅舎が支障となるため、駅舎の建て替えが実施されることとなりました。


旧駅舎は開業後90年以上が経過しており、流石に老朽化も進んでいたことも容易に想像がつきますにで、今回の建て替えにより、新しい駅舎になったことで、地元の利用者はもとより、春の桜を筆頭に、わんぱく公園やトレッキング等の観光客にとっても、気持ちよく利用できる駅になったのではないかと思われます。




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【東武鉄道】特急スペーシア新型車両「N100系」のインテリアを発表。6種類のシートバリエーションが展開

東武鉄道では、2023年に特急「スペーシア」に新型車両「N100系」を投入することを既に発表しています。


今回、このN100系のインテリアとシートバリエーションについて発表がありました。
特急スペーシア新型車両のインテリア&シートバリエーションが決定|東武鉄道

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特急「スペーシア」新型車両N100系
(上記発表資料(https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20220425123623PV0Zq69AlwGIMn7mVlqd0w.pdf)より引用)


概要は以下の通りです。

[シートバリエーション]
合計6種類
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(上記発表資料(https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20220425123623PV0Zq69AlwGIMn7mVlqd0w.pdf)より引用、以下同様)

【コクピットスイート(6号車・個室)】
・本列車の中で最上級のシートで、前方及び側面の窓からの展望を広く見渡すことが可能。
・個室内は11屬魍諒檗∈蚤7名まで利用可能
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【コンパートメント(6号車・個室)】
・4名がゆとりをもって様々な座り方ができる「コ」の字型のソファーと可変テーブルを採用。
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【コクピットラウンジ(1号車)】
・コクピットスイート同様展望が楽しめるほか、4人、2人、1人掛けの各種ソファーを用意
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【プレミアムシート(2号車)】
・従来特急より広い2+1配列、シートピッチも現行スペーシアより広い120cmを確保
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【スタンダードシート(3〜5号車)】
・現行スペーシアと同様のシートピッチ110cmを確保。
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【ボックスシート(5号車)】
・向かい合う2シートによる半個室でプライベート性を高め、シート横幅を約80cm確保したゆとりあるシート。
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詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に発表のあった特急「スペーシア」新型車両N100系ですが、今回インテリア・シートバリエーションの発表がありました。
上述のとおり、合計6種類のシートバリエーションが用意され、個室やラウンジ、そしてソファーやボックス席といった、多彩なラインナップが特徴です。

特に最上級となる「コクピットスイート」は、その名(コクピット)のとおり運転席からの眺めを独占できる個室となっています。

前面展望を確保し、なおかつ上級クラスを用意している列車は、少なからず存在していますが、その場所が「個室」である列車は、なかなか記憶に無いように思えます。
前面展望を独占できる個室として、相当の人気が集まりそうに感じます。

それ以外にも、東武鉄道はもとより、関東地区の有料特急列車では小田急RSE20000形以来の導入となると思われる、上級クラス開放席「プレミアムシート」や、向かい合わせのボックスシートなど、6両にこれだけのバリエーションが揃っているのは、とても面白い列車に感じました。

ファンの間では、頑なに運転席カーテンの開放に消極的だったこともある東武鉄道が、ここまで運転席を開放する車両を導入したのが大きな変化だ、と驚きをもって迎えられましたが、やはり特急列車とて移動の楽しみを味わえる車両が必要、という時代の変化でありましょうか。


個室を中心に、広いスペースを存分に使った車両でありますので、その料金が気になるところですので、その価格設定が今後注目かな、と感じます。
加えて、1号車「コクピットラウンジ」ではカフェカウンターもあることから、下記のとおり車内販売を終了した東武鉄道の特急列車(SL・DL大樹除く)で、再び給食サービスがどのように提供されるのか、そういった点も今後の注目点としてチェックしておきたいところですね。
(参考)





【関連ブログ】
【東武】新型スペーシアのインテリアとシートバリエーションが決定|Stella Rail Side

N100系に6種類のシート: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」




【関連ニュースサイト】
前面展望可能な個室も設置 東武が新型特急「N100系」のインテリアを発表 - 鉄道コム

内装スゴイ! 東武の新型特急スペーシアN100系 イメージは「プライベートジェット」 | 乗りものニュース

東武,N100系のインテリア・シートバリエーションを発表|鉄道ニュース|2022年4月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp

特急スペーシア、新型車両のインテリア&シートバリエーション決定。プライベートジェットをイメージ - トラベル Watch

走るスイートルームだ……! 東武鉄道、特急スペーシア新型車両の内装デザインを発表 シートは全6種類(1/2 ページ) - ねとらぼ

東武鉄道、新型特急車両N100系を今年度から製作 - 2023年導入予定 | マイナビニュース



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【広島電鉄】2025年春にも廃止となる広島駅〜猿猴橋町〜的場町での撮影記録(2022.4.30)

広島電鉄では、2025年春開業に向けて、広島駅停留所へのルートを変更し、新たに駅前大橋経由の路線を開設するとともに、現在の猿猴橋町(えんこうばしちょう)経由のルートを廃止する軌道事業特許申請を行っています。



これに伴い、広島市内中心部と広島駅間の路面電車の所要時間が約4分短縮されるとともに、広島駅でのJR線との乗換時間も短縮されることとなりますが、一方で広島駅前すぐの停留所「猿猴橋町」は廃止となります。

今回、広島駅で少し時間があったので、これら2025年春にも予定されている駅前大橋経由ルートの開業に伴い廃止となる区間の記録を撮影してみることにしました。



【猿猴橋町電停付近】
駅前大橋経由の新線開業に伴い、廃止となる「猿猴橋町」停留所。
広島駅前すぐ目の前にあります。
この通りは比較的車の行き来が少なく、路面電車の撮影にもなかなか好適な場所なので、一通りやってくる電車を撮影してみます。

DSC06714_R
▲5200形「Greenmover APEX」(グリーンムーバーエイペックス)と1000形「グリーンムーバーレックス」。
2019年3月に投入された5200形も順調にその数を増やしてきています。
このように、5200形同士の並びも見られました。
DSC06736_R


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【スカイレールサービス】2022年4月29日〜5月3日は運休。公式Webサイトが無い路線で事前に運休日を確認する方法とは?

自戒を込めて、そして他の鉄軌道乗りつぶしを目指す方の参考になればと思い記事にしてみます。



広島市東部に「スカイレールサービス」という路線があります。
下記Wikipedia掲載の画像によりますと、どうやらゴンドラのような乗り物のようですが、こう見えて懸垂式モノレールという、れっきとした「軌道」です。
スカイレールサービス - Wikipedia

上記Wikipediaによりますと、JR山陽本線・瀬野駅の北にある「スカイレールタウンみどり坂」への交通機関として1998年8月に開業した路線とのことです。

上述のとおり、軌道法に基づく路線であることから、乗りつぶし目的の鉄道ファンにとっては、スカイレールサービスも乗りつぶし対象に含める必要と考えている方も多いかと思います。

かくいう私も、長らく未乗であった「スカイレールサービス」に乗車しようと、昨日(2022年4月30日)、JR山陽本線瀬野駅まで向かい、このスカイレールサービスに乗車しようとしました。

20220430_094232
▲スカイレールサービス「みどり口駅」。
JR瀬野駅と直結しており、乗り換え所要時間は5分もあれば十分でしょう。

いざ改札に向かってみると、このような張り紙が・・・
20220430_094432
20220430_094307


「設備更新のため、4月29日(金)から5月3日(火)まで運行休止」

現地に到着して初めて知った情報だけに、愕然としてしまいました・・・
バスでの代行輸送を実施しているのですが、勿論乗りつぶしでありますので、本来の「スカイレールサービス」に乗車しないと意味がありません

この時は泣く泣く瀬野駅から折り返し、次の目的地に向かいました。



では何故、私は「スカイレールサービス」の運休に気づかず、現地で運休を知る羽目になってしまったのでしょうか。

実は、スカイレールサービスには公式Webサイトがありません。(2022年5月1日現在)

試しに「スカイレールサービス」と検索してみても、トップに出てくるのは上述のWikipedia、そしてネットメディア(鉄道チャンネル、乗りものニュース)、個人のブログ等が続いています。
skyrailservice_google
▲Googleの「スカイレールサービス」の検索結果より引用(2022年5月1日現在)



そのため、「公式サイトで運行情報を確認する」という、他の鉄軌道では当たり前の方法で確認することが不可能なのです。
あとは上掲のような「駅の掲示」のみとなりますが、利用者のほぼ全てが「スカイレールタウンみどり坂」の住民または用務客でありますので、駅の掲示のみで必要十分、といえるでしょう。


ただ、乗りつぶし目的の趣味者にとっては、事前に運休情報が分からないのは、かなり痛手です。
そのため、何か事前に運休情報が分からないか、調べてみたところ、私なりに見つけた答えがこちらです。

「路線検索サイトで確認」
そう、「Yahoo!路線情報」等の路線検索サイトでは、運休情報が掲載されています。
試しに、「Yahoo!路線情報」で、スカイレールサービスの任意の列車を選択してみます。
timetable_yahoo_skyrail

(Yahoo!路線情報>時刻表>みどり口>任意の列車を選択。左記検索結果より引用。)
みどり口11:15発・みどり中央行きの列車が出てきます。
赤枠の「注釈」のところに、ちゃんと「4月29日〜5月3日運休」と記載されていました・・・


迂闊にも気が付きませんでした。
もっとしっかり下調べしておけば空振りににはならなかった、もっと言えば「計画の時点で目的地を変更する」選択肢も採っていたかも知れません。

でも、今更悔やんでも仕方がありませんし、「スカイレールサービス」完乗が空振りになったが故に、別の目的を果たすことができたわけですので、全てが無駄になったわけでもありません。

とはいえ、やはり「現地で運休を知る」というのは精神的に痛手でしたので、今後はこのようなことが無いように、しっかり下調べが必要、と感じた次第です。



でもやはり、「公式Webサイトが無い」というのは、事前の運休情報を入手するには結構ハードルが高いのではないかと考えられます。
設備更新等で終日運休するというのは、例えばケーブルカー等でも少なからず見られますが、ケーブルカーは専ら観光目的の鉄道でありますので、今の時代公式Webサイトを用意しており、当該サイトで告知しているのが通常の流れ、といえるでしょう。

しかし、この「スカイレールサービス」に関して言えば、利用するのは「スカイレールタウンみどり坂の住民」が殆どである関係上、わざわざWebサイトを用意する必要も薄いわけですが、それが故に遠方からは運休情報が入手しづらいことも考えられます。


日本全国の鉄軌道乗りつぶしを目指している方の中には、この「スカイレールサービス」にも乗りに行かなければならない方もおられるでしょう。
是非この記事を参考にして、訪問の際には事前に運行情報を確認していただければ幸いです。




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