阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
ご利用下さい。

【JR北海道】留萌線・石狩沼田〜留萌間の鉄道廃止届提出を発表。繰上が認められれば2023年3月末廃止に

JR北海道では、留萌線の沿線自治体の深川市、秩父別町(ちっぷべつちょう)、沼田町、留萌市と協議してきた結果、石狩沼田〜留萌間は2023年3月末、深川〜石狩沼田間は2026年3月末での廃止について合意が至ったことから、本日石狩沼田〜留萌間の鉄道事業廃止届出書を提出したことを発表しました。

留萌線(石狩沼田・留萌間)の鉄道事業廃止届の提出について|JR北海道

概要は以下のとおりです。

【廃止路線】
留萌線の一部 石狩沼田〜留萌間(35.7km)

【廃止予定日】
令和5年(2023年)9月30日

【今後の予定】
・上記予定日で届出を行った後、鉄道事業法第28条の2第2項の規定に基づき、北海道運輸局の主催で意見の聴取が実施される。
・同社は、上記意見の聴取の中で、鉄道事業法第28条の2の規定に定められている廃止日の繰上を実施したい旨の陳述を行う。
・上記の繰上が認められれば、2023年4月1日(最終運行日は2023年3月31日)に廃止予定日を繰り上げる


(参考:鉄道事業法第28条の2)
第二十八条の二 鉄道事業者は、鉄道事業の全部又は一部を廃止しようとするとき(当該廃止が貨物運送に係るものである場合を除く。)は、廃止の日の一年前までに、その旨を国土交通大臣に届け出なければならない
2 国土交通大臣は、鉄道事業者が前項の届出に係る廃止を行つた場合における公衆の利便の確保に関し、国土交通省令で定めるところにより、関係地方公共団体及び利害関係人の意見を聴取するものとする。
3 国土交通大臣は、前項の規定による意見聴取の結果、第一項の届出に係る廃止の日より前に当該廃止を行つたとしても公衆の利便を阻害するおそれがないと認めるときは、その旨を当該鉄道事業者に通知するものとする。
4 鉄道事業者は、前項の通知を受けたときは、第一項の届出に係る廃止の日を繰り上げることができる


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR北海道の留萌線廃止については、今年の7月、石狩沼田を境に段階的に廃止を行う方向で調整している旨の報道があり、このブログでも下記記事で取り上げました。
阪和線の沿線から : JR北海道・留萌線の一部(石狩沼田〜留萌間)が2023年3月末でも廃止の報道。深川〜留萌間も3年程度存続の後廃止

留萌線の利用状況も上記記事で触れていますが、まとめて言えば「利用者が大幅に少なく」、かつ「石狩沼田以北の定期利用者が僅少」という状況であります。

そんな中、JR北海道と沿線自治体では、定期利用者が非常に少ない石狩沼田〜留萌間を先に廃止し、逆に定期利用者がそれなりに存在する深川〜石狩沼田間は更に3年間存続させて廃止するという、二段階での廃止に同意したとのことでした。

今回の届出は、そのうち先行して廃止する石狩沼田〜留萌間に関するものであります。
上記で引用した鉄道事業法の規定にもあるように、「廃止の日の一年前まで」に廃止の届出を行う一方、「意見の聴取」で「届出に係る廃止の日より前に廃止を行ったとしても公衆の利便を阻害するおそれがない」場合には、「廃止の日を繰り上げることができる」こととなっているので、今回のJR北海道もこれらの規定に基づき、認められた場合は2023年3月末をもって廃止する意向を示しています。


当該「意見の聴取」は、「関係地方公共団体及び利害関係人」が出席するものとなっていますが、沿線自治体(地方公共団体)が合意していることから、繰上が認められない可能性は低いと思われます。



過去記事でも述べたように、留萌線については私自身は、2016年6月に乗車しました。
当時は、深川〜留萌〜増毛間で運行していて、そのうち留萌〜増毛間が同年12月に廃止となる前に訪問したわけですが、そのおよそ6年後に、段階的に全線廃止が決定するとは、当時は想像していなかったと思います。

そのため、今回の届出で廃止となる留萌駅の写真もあまり満足には撮影していなかったのが、少々悔やまれたりしますが、記録がないよりかずっと良いと思い、今回もその時の写真を再掲しておきたいと思います。

DSC06277_R
▲留萌駅に停車中のキハ54。

DSC06274_R
▲留萌駅駅名標。
当時は留萌駅から先も路線が伸びていました。

DSC_6156
▲留萌駅駅舎



ところで、旧国鉄では、多数ある路線のうち、基軸となる路線には「本線」という名称を付けていました。

この名称は民営化後、JR四国では正式な路線名から「本線」から「線」(例:予讃本線→予讃線)に変更する例はありましたが、他のJR各社では正式名称としてはそのまま「本線」が引き継がれました。

この「留萌線」も、現在でも正式には「留萌本線」と称していますが、今回の廃止決定により、「本線」と称するJR線が全廃となるのは、「名寄本線」(1989年5月1日)以来2例目となります。

もとより「本線」は、基軸となる路線に付けられているわけですから、「鉄道」としての役割を果たしている線区であることが前提にあったかと思われます。
しかし、その後の社会状況の変化により、「本線」であっても廃止されるケースはあり得ない話では無いのですが、その2例目がここ留萌本線となったのか、と改めて感じた次第です。


「留萌本線」が完全に廃止となるまであと3年半ほどとなりました。
今回の一部廃止には間に合いませんが、石狩沼田までの留萌線、機会があれば実際に乗車してみて、期間限定となる同駅での折り返し設備を記録する、というのもできればいいな、とも感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
留萌本線、石狩沼田〜留萌間の鉄道事業廃止届が提出 - 鉄道コム

JR留萌本線(石狩沼田〜留萌)23年9月末で廃止に JR北海道、さらに半年前倒ししたい考えも | 乗りものニュース

留萌本線石狩沼田-留萌間、2023年9月30日付け廃止を届出…4月1日に繰上げの意向 | レスポンス(Response.jp)

JR北海道、留萌線の石狩沼田〜留萌間を2023年9月末で廃止(1/2 ページ) - ねとらぼ

JR北海道、留萌本線石狩沼田〜留萌間の廃止届提出 - 2023年廃止へ | マイナビニュース

JR北海道,留萌本線 石狩沼田—留萌間の鉄道事業廃止届を提出|鉄道ニュース|2022年9月10日掲載|鉄道ファン・railf.jp



【関連ブログ】
留萌線代替バスは町営バス: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム


【京都鉄道博物館】マイテ49形を収蔵車両に(2022.10.14)お披露目式典も計画

京都鉄道博物館では、「鉄道開業150周年記念企画展」の実施を下記にて発表していますが、その中で、展望車「マイテ49形2号車」について、鉄道開業150年目の「鉄道の日」である2022年10月14日(金)に同博物館で収蔵することを発表しました。

鉄道開業150周年記念企画展「鉄道いろいろいろは展〜150年の歴史を彩った鉄道のあゆみ〜」(京都鉄道博物館):JR西日本

概要は以下のとおりです。

【収蔵車両】
マイテ49形2号車

【収蔵日】
2022年10月14日(金)(鉄道の日)

【その他】
収蔵お披露目式典の開催を計画。詳細は決定次第別途発表。

【参考】
2022090801
(上記発表資料内PDF(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220908_00_press_iroiroiroha_1.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



先日、オイラン車「オヤ31形31号車」を見るために京都鉄道博物館を訪問した際、「オヤ31形」と同じタイミングで京都鉄道博物館へ回送された「マイテ49形」。
当ブログでも下記記事でその様子をご紹介しました。
阪和線の沿線から : 京都鉄道博物館で展示中の展望車「マイテ49」をみる(2022.8.2)

このマイテ49形ですが、訪問した時点では今後の展示方針は何も発表されていませんでしたが、当ブログでは下記のように記し、今後京都鉄道博物館に保存される可能性が高いのではないか、と予想していました。
京都鉄道博物館から、このマイテ49形の今後の展示方針などは何も発表されていませんが、車両の寿命も相当長いこと、またSLやまぐち号要としての35系客車が新造され、当該車両に展望車「オロテ35」も用意されていることなどから考えると、この「マイテ49形」も京都鉄道博物館に保存される可能性が高いのではないか、と個人的には思っています。

阪和線の沿線から : 京都鉄道博物館で展示中の展望車「マイテ49」をみる(2022.8.2)より引用


そんな中、上述の予想どおり、「マイテ49形」の京都鉄道博物館での収蔵が発表されました。
収蔵日となる10月14日(金)には、お披露目式典の開催も予定しており、どのようなイベントになるのか楽しみなところです。

また、先日訪問した際には掲出のなかったテールマークですが、お披露目式典当日には流石に何か掲出されるのではないか、と思ったりします。
このマイテ49形は「富士」「はと」の展望車に使用されたという、輝かしい経歴も有していることから、そういったかつての花形運用を彷彿とさせる姿でのお披露目を期待したいところでもあります。


廃車後、国鉄時代末期まで交通科学博物館に静態保存していたところ、JR西日本発足直後の目玉車両として車籍復帰したという経歴を有するこのマイテ49形ですが、収蔵ということは、二度目の「廃車」ということになり、これ自体は惜しいと感じるファンも多いかと思います。

一方で、戦前から戦後、そして鉄道省→国鉄→JR西日本と渡って本線上で活躍してきたマイテ49ですので、そろそろ次世代に歴史を伝えていく役目を果たしてもらう時期にきているかも知れません。

そういう意味では、鉄道開業150周年記念での収蔵、というのは、またとないタイミングであるだけに、鉄道の歴史を証する車両の一つとして、末永く保存されることを願いたいな、と感じたニュースでありました。



2022年8月2日に京都鉄道博物館を訪問した際に撮影した、「マイテ49形」の写真をご紹介します。

DSC07569_R
▲このように、扇形車庫内に格納されていました。

DSC07587_R
▲展望デッキまわりをアップして撮影しました。
収蔵の際はどの箇所で保存されるのか、またどのように公開されるのか、も気になるところですので、収蔵後の様子も改めて見にいきたいな、と思います。




【関連ブログ】
「マイテ49-2」、京都鉄道博物館にて収蔵へ! - 鉄道プレス

マイテ49、京都鉄道博物館に: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【南海・泉北】中百舌鳥駅東改札口は9月17日(土)供用開始。2024年4月頃にはホームドア設置も

南海電鉄と泉北高速鉄道では、2021年7月から中百舌鳥駅のリニューアル工事を実施していますが、この度9月17日(土)始発から、新しい改札口の供用を開始するとともに、今後2階コンコースの店舗面積の拡大、床面・壁面・天井や駅舎外観の美装化工事を実施することを発表しました。

〜中百舌鳥駅のリニューアル工事進行中〜9月17日(土)始発から東改札口の供用を開始します。続いて、コンコースの店舗面積を約3倍に拡大し、駅の美装化を実施!|南海電鉄
中百舌鳥駅のリニューアル工事について 9月17日(土)始発から東改札口の供用を開始します|お知らせ|泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【新改札口(東改札口)供用開始日】
2022年9月17日(土)初発
(当初計画より約3ヶ月早い供用開始)
(参考:当初計画・・・阪和線の沿線から : 【南海・泉北】中百舌鳥駅リニューアル工事を実施(2022年12月完成予定)御堂筋線との乗り換え利便性を向上へ

【リニューアル工事内容】
・2階コンコースの店舗区画改修
(店舗面積を現行の3倍)

・駅コンコースの床面・壁面・天井や駅舎外壁の美装化
(イメージ:美装化後の東改札口)
nankai_nakamozu


【リニューアル完成時期】
2023年12月頃


また同時に、中百舌鳥駅4番線にホームドア設置工事を開始することも、併せて発表しています。

中百舌鳥駅4番線のホームドア設置工事を開始します〜2024年4月ごろ運用開始〜|南海電鉄
中百舌鳥駅4番線のホームドア設置工事を開始します|お知らせ|泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【準備工事】
開始時期:2022年9月1日
※準備工事:ホームドア設置に伴う補強工事

【設置工事】
開始時期:2024年1月ごろ
※設置工事:ホームドアの設置工事

【運用開始時期】
2024年4月頃(予定)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



上記引用記事内でもご紹介していますが、南海電鉄と泉北高速鉄道では、昨年7月から中百舌鳥駅のリニューアル工事を実施していますが、そのうち改札口の移設について、当初の予定よりも約3ヶ月早い供用開始じが実現することとなりました。

当初の計画では、「改札口移設」「ホーム階段増設」「トイレリニューアル」でしたが、これらに加え店舗スペースの増床も実施し、これらの完成が約1年3ヶ月後の2023年12月となることが発表されました。

中百舌鳥駅は、Osaka Metro御堂筋線なかもず駅との乗換駅であり、多くの乗換客が行き交う拠点駅ですので、店舗の増加により、更に魅力ある賑やかな駅になるのではないか、と思います。


加えて、中百舌鳥駅にホームドア整備も発表されました。
ホームドアが設置されるのは4番線(高野線難波方面)ですが、発表で注目は運用開始時期であります。
運用開始は2024年4月頃で、1年半以上先となっています。
一方工事は、準備工事に約1年3ヶ月を要していますが、この準備工事とは、ホームドア設置に伴う補強工事となっており、やはりホームドア整備のためには、単にドアを付ければよい、というわけではないことが、この資料からも読み取れます。


ところで、一部の在阪民鉄及びJR西日本では、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用した施設整備及び料金徴収を既に発表しています。
しかし、現在(9月5日)のところ、南海電鉄ではこの制度を活用した料金徴収はまだ発表されていません。

現在、南海電鉄のホームドア整備状況、難波駅1番線のみとなっており、今回の中百舌鳥駅4番線がホームドア整備2本目となっていますが、それ以降の計画についても、今後検討していく旨が今回発表資料内に記載されているのみとなっています。

既に「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用する各社では、具体的なホームドア整備方針等を示していますが、こと南海電鉄に関しては、一般車両に20m長の4扉車と17m長の2扉車が混在していること、それに加えて特急用車両も運行していることから、ホームドア整備についても、おいそれと急ピッチに進めることが難しい状況であるのかも知れません。

とはいえ、ホームドアの機能も年々向上しており、扉枚数・車両長が混在する路線でも設置できる製品も今後開発されていくことも予想されますので、そういった設備の目途が立った時点で具体的な整備計画を策定するのかも知れません。


ともあれ、南海・泉北高速・地下鉄と3路線が集う中百舌鳥駅の、快適性と安全性を向上していくのは嬉しいにゅーすでありますので、今後のリニューアル及びホームドア設置工事の進捗についても当ブログで取り上げていきたいと思います。




【関連ニュースサイト】




南海電鉄・泉北高速鉄道、中百舌鳥駅の東改札口を9/17から供用開始 | マイナビニュース

南海・泉北高速,中百舌鳥駅 新改札口の供用を9月17日から開始|鉄道ニュース|2022年8月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp

南海・泉北高速,中百舌鳥駅4番線のホームドア設置工事を開始|鉄道ニュース|2022年8月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【島原鉄道】2022年9月23日ダイヤ改正実施。土休日ダイヤ導入とともに「急行」廃止へ

長崎本線の諌早から、島原半島の中央部の島原港を結ぶ島原鉄道(島鉄)では、来る9月23日の西九州新幹線に併せてダイヤ改正を実施することを発表しました。

ダイヤ改正について | 新着情報 | 島原鉄道

概要は以下のとおりです。

【実施日】
2022年9月23日(金・祝)

【改正点】
・平日一部列車の運行時刻を変更します。
・土日祝日に休日ダイヤを導入します。

【改正前後の本数比較】
・改正前
諫早・本諫早〜島原港・島原船津:
下り21本(うち1本は本諫早発、3本は島原船津行き)
上り21本(うち3本は島原船津発、土休日の1本は急行列車

諫早〜本諫早:
下り13本、上り12本

・改正後:
諫早・本諫早〜島原港・島原船津:
平日:
下り21本(うち1本は本諫早発、3本は島原船津行き)
上り21本(うち3本は島原船津発)

土休日:
下り18本(うち1本は本諫早発、2本は島原船津行き)
上り18本(うち2本は島原船津発、全て普通列車

諫早〜本諫早:
平日:
下り13本、上り12本

土休日:
下り14本、上り13本


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



9月23日の西九州新幹線開業を期に、博多〜諫早〜長崎を中心としたエリアの鉄道輸送体系が大きく変化しますが、それに併せて島鉄でもダイヤ改正を実施するのは、当然の措置とは思えます。

今回のダイヤ改正では、西九州新幹線及び長崎本線のダイヤ改正に併せて、接続を考慮した時刻変更等を実施しますが、大きなポイントとしては、「土休日ダイヤの導入」「急行の廃止」が挙げられるでしょう。


これまで島鉄では、平日・土休日ともに運転本数は同じ(但し一部運行時間を変更する列車が上下2本ずつあり)となっていました。
しかし、土休日は通学・通勤の利用が減少することから、本数が過剰気味だったと思われ、今回の改正では、土休日ダイヤを新たに導入し、本数の適正化を図ることとなっています。

土休日ダイヤでは、諫早〜島原港・島原船津間の全線通しの列車は3本減少する一方、諫早〜本諫早間の一駅間の列車は逆に1往復増やすこととしています。

島原鉄道でも、主な利用者は高校生かと思慮されますが、それでも長年に渡り平日と土休日を同一ダイヤで運行してきたことは、少し意外にも感じました。
しかし、厳しい経営状況が故に、こういった点でも見直しが必要な状況なのかな、と感じました。


もう一つのポイント、「急行の廃止」についてですが、島鉄では、長年に渡り「急行」という種別を運行してきました。
歴史を紐解けば、国鉄線への直通急行列車も運行されていた時代もあったようで、この島鉄の急行は、随分前から運行されてきた模様です。

国鉄への直通運転が廃止になった後も、島鉄線内での急行列車は引き続き運行されてきましたが、雲仙普賢岳の噴火に伴う一部区間運休の間は休止、その後全線復旧の後は、時代によって増えたり減ったりしていた模様です。
現在では土休日の朝1本(島原港8:24発・諫早9:27着)が設定されていますが、今回のダイヤ改正によりこの急行列車は取り止めとなりました。

DSCF0284
DSCF0285
▲2004年5月に撮影した島原鉄道の急行列車。
当時は南目線の廃止前でしたので、行先はご覧のとおり「加津佐」となっていました。


また島鉄の急行列車は、かつては別途急行料金が必要な時代がありました(現在は料金不要)。
この急行料金ですが、10km以上利用の際に必要という規定となっていたのが特徴といえるでしょう。
img533
▲島原鉄道の急行券(車内補充券)
発行年が省略されていますが、恐らく昭和57年であったと考えられます。
ご覧のとおり「10km以上100円」となっていました。



私の両親の出身地を走る鉄道であったこともあり、ひときわ思い入れのある島鉄ですが、そこで国鉄時代から運行されてきた「急行」が新幹線開業を期に廃止、というのも利用者の変化による時代の流れなのかな、とも感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】


島原鉄道、西九州新幹線開業に合わせダイヤ改正 - 休日ダイヤ導入 | マイナビニュース

島原鉄道,9月23日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2022年9月7日掲載|鉄道ファン・railf.jp



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【和歌山バス那賀】開智中学校・高等学校前へ路線開設(2022.8.26〜)近畿大学発・紀泉台経由の路線を延長

和歌山バス那賀では、和歌山市直川にある私立開智中学校・高等学校への通学生への利便性向上のため、新系統「126系統」(開智中学校・高等学校前〜紀伊駅前〜紀泉台〜近畿大学)を、8月26日(金)に開設しました。

2022.8.19【ダイヤ改正のおしらせ】|和歌山バス那賀 | HOME
wabus_naga_20220826
(上記発表資料(https://wakayamabusnaga.com)より引用)


概要は以下のとおりです。

【新運行系統】
126系統:開智中学校・高等学校前〜紀伊駅前〜紀泉台〜近畿大学

【運行ダイヤ】
近畿大学発開智中学校・高等学校前行き:2本
平日・・・
近大7:00発→開智7:35着
近大7:43発→開智8:18着

土曜日・・・
近大7:10発→開智7:45着
近大7:45発→開智8:20着

開智中学校・高等学校前:3本
平日・・・
開智16:51発→近大17:27着
開智17:45発→近大18:21着
開智19:06発→近大19:42着

土曜日・・・
開智12:50発→近大13:26着
開智15:27発→近大16:03着
開智17:14発→近大17:50着

【乗り場】
wabus_naga_20220826-2
(上記発表資料内PDF(https://wakayamabusnaga.com/img/sites/wakayamabusnaga/220826.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



和歌山市の北部、阪和線の六十谷(むそた)駅から徒歩5分程度に位置し、和歌山市や岩出市・紀の川市からは勿論、大阪府南部(阪南市、泉南市、泉佐野市等)からの学生も多く通う私立中学・高等学校です。

六十谷駅にほど近いことから、多くの生徒が阪和線を利用しているものと思われますが、今回、これに加えて和歌山バス那賀が同校前に発着することで、アクセスがより便利になります。

特に今回のバス路線の沿線となる岩出市・紀の川市北部の学生にとっては、これまで紀伊駅前まで和歌山バス那賀を利用し、一駅(紀伊〜六十谷)だけ阪和線を利用して通学していたものが、今回の路線開設により乗り換えが解消され、より快適な通学が可能になると考えられます。

一方、今回の新路線は、登校時の運行が2便、下校時の運行が3便となっています。
それぞれ、学校の始業・終業時間に併せたダイヤと考えられますが、クラブ活動や自習等で下校時間が変わる場合、このバスを利用することができない可能性があります。

同趣旨の路線として既に開設されている急38系統[近畿大学付属和歌山校前〜紀伊駅前〜紀泉台〜近畿大学]では、定期券利用者に対しては和歌山バスの83・84系統の紀伊駅前〜鳴滝団地・近畿大学付属和歌山校前間を利用できる措置を取っています。
wabus_naga_20220826
▲和歌山バス那賀の路線図
(同社Webサイト(https://wakayamabusnaga.com/link)より引用)
急38系統の定期券利用者に対する和歌山バスの並行路線利用について、案内が記載されています。


開智中学校・高等学校の場合は、完全な並行路線がないのですが、こちらも和歌山バスの83系統・84系統の「垂井」停留所がほど近いことから、同様の代替措置が今後採られることも期待したいと思います。



参考までに、「開智中学校・高等学校前」の様子も現場で確認してきましたので、ご紹介します。

kaichi-1
▲県道粉河加太線沿いにバス停が設置されています。

kaichi-2
▲バス停に掲示されている時刻表。
発着とも同一バス停となります。

kaichi-3
▲開智中学校・高等学校の入口からバス停方向を眺めます。
校門からバス停までは約3分とのことです。



【関連ブログ】
wap ONLINE:和歌山バス那賀、8月26日にダイヤ改正、開智中高へ延伸

開智前にバス停が新設されます! | 最新ニュース | 開智中学校・高等学校



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

西九州新幹線開業「前」だから買える「肥前山口」発着・西九州新幹線経由のきっぷのご紹介

いよいよ開業が今月23日に迫ってきた「西九州新幹線」。
既に運賃、料金、ダイヤ等が発表されていますが、昨日(9月2日)、鉄道事業法に基づく鉄道施設の完成検査についても合格が発表され、いよいよ開業当日を待つばかり、となりました。

報道発表資料:九州新幹線(武雄温泉・長崎間)に係る鉄道施設の検査について - 国土交通省

さてこの西九州新幹線開業と同日に、長年親しまれてきた駅名である「肥前山口」駅が、「江北(こうほく)」駅へと駅名が変更されます。

そのため、「肥前山口」駅と「西九州新幹線」は同時に存在し得ないはずですが、きっぷの券面上ではそうでもない場合があります。
具体的には、開業前日の9月22日までの発行分では、「江北」駅発着のきっぷについては、たとえ西九州新幹線経由のきっぷであっても、「肥前山口」として記載されることとなっています。

この話題、「ねとらぼ鉄道部」(末尾「関連ニュースサイト」参照)で取り上げられていますが、私自身も実際に購入してみようと思い、下記のきっぷを購入してみました。

img532-1
▲肥前山口→大村車両基地の普通乗車券(9月23日限り有効)
(※)画像を一部処理しています。

9月23日当日限り有効ですが、ご覧のように「肥前山口」(有効日当日は「江北」)と記載されています。
経由も「佐世保線・武雄温泉・新幹線・新大村・大村線」と記されており、「肥前山口」「西九州新幹線」、そして「大村車両基地」(9月23日開業)が併存する、8月23日から9月22日の間にしか購入できないきっぷとなります。

ちなみに、「みどりの券売機」等では日本語・英語表記できっぷを発行することも可能ですので、「大村車両基地」が果たしてどのような英語表記となるかの確認も、このきっぷで併せておこなってみました。

結果は、こちらもご覧のとおり、「OMURA RAIL YARD」となっていました。
日本語読みそのままの「OMURA SHARYO KICHI」等ではありませんでしたので、こちらも併せてご報告です。


手近な和歌山駅で試しに購入して見ましたが、面白い発見ができた一枚でありましたので、「きっぷコレクション」としてのご報告でした。
気になる方は、他の区間等でも試してみてはいかがでしょうか。




【関連ニュースサイト】
買えるのは西九州新幹線開業までの1カ月間だけ! 「ありえない表記」のきっぷとは?(1/2 ページ) - ねとらぼ



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【JR西日本】在来線特急料金の一部値上げを発表。B特急料金・岡山以西での乗継割引を廃止へ(2023.4.1〜)

JR西日本では、コロナ禍の厳しい経営状況の長期化、またデジタル化の進展等の社会変容を踏まえ、在来線特急料金の一部見直し(値上げ)を実施することを発表しました。

在来線特急料金の一部見直しについて:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【在来線特急料金の一部見直し】
B特急料金をA特急料金に統一
(指定席特急料金[通常期]での比較)
50kmまで・・・現行:1,190円→改定1,290円(+100円)
100kmまで・・・現行:1,520円→改定1,730円(+210円)
150kmまで・・・現行:1,950円→改定2,390円(+440円)
200kmまで・・・現行:2,290円→改定2,730円(+440円)
300kmまで・・・現行:2,510円→改定2,950円(+440円)
400kmまで・・・現行:2,730円→改定3,170円(+440円)
401km以上・・・現行:3,060円→改定3,490円(+440円)

[参考:B特急料金の適用範囲]
jrwest_ltdexp_b
※上記のうち、「JR西日本エリア」が対象。
(JR西日本Webサイト(https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/express_tickets/limited_express06.html)より引用)

・おトクな特急料金(特定特急料金)の見直し
津幡〜和倉温泉間(51km以上の区間):
指定席特急料金[通常期]・・・現行1,190円→改定1,290円
自由席特急料金・・・660円→760円

鳥取〜出雲市、米子〜益田間の自由席特急料金:
101〜150kmの区間・・・現行1,320円→改定1,560円
159km以上の区間・・・現行1,320円→改定1,800円

岡山〜児島間または同区間とJR四国内にまたがる場合の50kmまでの自由席特急料金(*):
現行560円→改定760円

博多〜博多南間:
100円→130円

(※)特急用定期券「パスカル」の特急料金相当額も見直し。
但し博多〜博多南間で通学定期を利用の場合の定期券用特急料金は据え置き

【新幹線と在来線特急列車との「乗継割引」の一部見直し】
山陽新幹線の岡山〜新下関間の新幹線停車駅で、新幹線と在来線特急列車とを乗り継ぐ場合に適用となる「乗継割引」を廃止

【見直し時期(予定)】
・在来線特急料金:2023年4月1日(土)(上記(*)はJR四国運賃改定実施日)購入分から)
・乗継割引:2023年4月1日(土)乗車分から


(関連)
乗継割引の廃止及びJR西日本に跨る場合のおトクな特急料金の廃止について|JR四国
・JR四国内を運行する在来線特急列車と新幹線を、乗継駅において直接乗継ぐ場合(同時に購入の場合に限る。)に適用していた乗継割引を廃止。
【乗継駅】岡山、高松、坂出(高松及び坂出は岡山で新幹線と乗り継ぐ場合に限る。)

・JR四国内を運行する在来線特急列車と寝台特急サンライズ瀬戸を乗継駅において直接乗継ぐ場
合(同時に購入の場合に限る。)に適用していた乗継割引を廃止。
【乗継駅】高松、坂出



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR西日本では厳しい経営状況、そしてコロナ禍後の社会変容を踏まえて、運賃・料金の見直し(値上げ)を行うこととしています。
これまでも下記記事でご紹介したような内容の見直しを、来年4月1日購入分より実施予定として、既に発表しています。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】京阪神エリアの特定区間運賃を一部見直し。天王寺〜和歌山間は870円→890円へ
阪和線の沿線から : 【JR西日本】山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」指定席特急料金の値上げを実施(2023.4.1購入分〜)

また、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用するべく、電車特定区間において大人普通運賃で10円の値上げを実施することも発表しています。
阪和線の沿線から : 【JR西日本】鉄道駅バリアフリー料金制度による値上げを実施(2023.4.1)2025年度からは料金収受エリア拡大を予定

そして今回、在来線の特急料金の一部についても値上げを実施することとし、上記と合わせて、都合4種類の値上げを来年4月1日付けで実施することとなります。


これらの値上げについては、コロナ禍後の利用者回復が望めないのと、バリアフリー整備のための料金徴収ということで、いずれもJR西日本を取り巻く環境が厳しいことから、やむを得ずの実施、と個人的には理解しています。

勿論、値上げそのものは利用者の財布を直撃するわけですから、利用者の反発がでてくることは、同社としても想定内ではありましょうが、もはやそういった利用者の意見だけで運賃・料金を維持することが難しくなってきている、というのは値上げを批判する際でも理解はしておきたいところでしょう。


とはいえ、今回の値上げは、「B特急料金」「乗継割引」の廃止と、かなり大ナタを振ってきた印象があります。

DSC01315_R
▲B特急料金エリアの一つである「阪和線」を運行する特急「くろしお」287系。

DSC_0333_R
▲同じくB特急料金エリア内である「きのくに線白浜駅」に停車中の特急「くろしお」283系。

B特急料金は、国鉄時代に多数の急行列車を特急列車へ格上げした際、大幅な値上げを緩和するべく、これまでの特急料金(「A特急料金」に相当するもの)よりも割安な料金として設定されたものでありました。
上述の「くろしお」が運行する阪和線・紀勢本線では、かつては急行「きのくに」も運行されていました。


一方、「乗継割引」は、新幹線開業による在来線直通列車の廃止・整理により、これまで乗り換えなしで利用できた特急・急行列車で、新幹線との乗り換えが発生することにより、利用者の料金負担が大幅に上昇するのを緩和する制度として設定されました。
制度概要としては、在来線特急・急行列車と新幹線を乗り継ぐ場合、在来線の特急・急行料金、指定席料金が半額になる、というものであります。
(参考)
新幹線と在来線の乗継割引│きっぷのルール:JRおでかけネット

DSC02223_R
▲岡山駅で発車を待つ特急「南風」2700系。
ここ岡山駅で山陽新幹線とこの特急「南風」の特急券を同時に購入する場合、特急「南婦」の特急料金が半額になるのが「乗継割引」になります。


しかし今回のJR西日本とJR四国の発表では、JR西日本管内の「B特急料金」、そして岡山以西の「乗継割引」をいずれも廃止にする、というもので、驚いた方も多くおられたかと思います。

これらの値上げにより、例えば岡山乗換で四国方面へ特急列車利用の場合、乗継割引の廃止により1,000円以上の値上げ(例:山陽新幹線からの乗継割引適用の岡山駅〜宇和島間・・・1,580円→3,170円)となる区間も発生し、確かに利用者にとっては痛手、といえるでしょう。


一方、乗継割引については、1駅でも新幹線の区間を含んでいれば適用されることから、1駅間等で割安な料金が設定されている新幹線の自由席特急券と組み合わせて、在来線特急料金を安く済ませるという制度の趣旨にもとる利用方法もあるため、適切な料金体系への整理、という意味もあるのではないか、とも考えられます。


加えて、上記JR西日本発表資料では、「JR西日本ネット予約「e5489」では便利でおトクな商品もご用意しています。詳細は決まり次第お知らせいたします。」(上記発表資料より引用)と敢えて記しているところから、料金体系の整理で窓口・みどりの券売機等からネット予約へのシフトを図ろうとする意図も見えなくはないのかな、とも思ったりします。
(もっともこれは、ネット予約での価格設定如何とは思いますが…)


ともあれ、JR西日本やJR四国の苦しい事情が分かるだけに、かなり痛い値上げではありますが、単純に反対できるものではない、とも思うだけに、今後はネット予約等でおトクな商品を見つけて活用していきたいと思いますし、そういったおトクなきっぷの情報も積極的に当ブログでご紹介していきたいと思います。




【関連ブログ】
【JR西日本】「B特急料金廃止」など特急料金を値上げへ - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】


JR西日本、在来線特急料金をA特急料金に統一 - 乗継割引は一部廃止 | マイナビニュース

JR西日本、博多南線の特急料金を値上げ - 改定後は130円、4/1から | マイナビニュース

消えゆく乗継割引制度、本来は利用者向けの高額料金救済制度だった | マイナビニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【相模鉄道】新横浜線経由の定期券で横浜駅でも乗降可能なサービスを「YOKOHAMAどっちも定期」と発表。類似サービス実施の阪神電鉄と似た名称に

相模鉄道では、2023年3月開業の新横浜線について、開業後の同線(西谷〜新横浜間)経由のIC通勤定期乗車券について、相鉄本線・横浜駅でも乗降可能なサービスを開始することを発表しています。

阪和線の沿線から : 【相鉄・東急】2023年3月開業・新横浜線の運賃設定に係る認可を申請。定期券の特例乗車も新たに設定へ

今回、この相鉄本線横浜駅での乗降も可能にする新サービスの名称を、「YOKOHAMAどっちも定期」とすることを発表しました。

相鉄本線 横浜駅での乗降も可能とする新サービス名称「YOKOHAMAどっちも定期」に決定!【相模鉄道】 | 相鉄グループ

概要は以下のとおりです。

【名称】
「YOKOHAMAどっちも定期」

【概要】
「相鉄新横浜線 西谷駅〜新横浜駅」を含むIC通勤定期乗車券を所有する利用者は、追加運賃を支払うことなく、相鉄本線 横浜駅での乗降が可能となる新サービス。

【新サービスイメージ】
sotetsu_docchimo_yokohama
(上記発表資料(https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/train/r22-127/)より引用)

【実施予定日】
2023年3月(予定)
※相鉄・東急直通線(羽沢横浜国大駅〜新横浜駅)を含む定期乗車券は、同線の開業日から発売


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



来年3月開業予定の相鉄新横浜線。
この新横浜線を含むIC通勤定期乗車券で、横浜駅を利用できるサービスが実施されることは、先のブログでもご紹介していましたが、今回はそのサービスの名称の発表です。

名称は、上述のとおり「YOKOHAMAどっちも定期」ですが、この名称、阪神電鉄で既に実施されている類似サービス「OSAKAどっちも定期」と同様の名称となっています。

【参考:OSAKAどっちも定期】
九条駅−大物駅間(全区間)を含む通勤定期券(IC定期券を含む)を利用する場合、(阪神)大阪梅田駅でも乗降可能なサービス。
概要は下記阪神電鉄Webサイト参照。
hanshi_osaka_docchimo
(阪神電鉄Webサイト(https://rail.hanshin.co.jp/ticket/teikiken/teiki02.html)より引用)


こうなると、「相鉄が阪神の真似をした」といった心ない批判も出てくるのかも知れませんが、下記各社の公式ツイッターアカウントによりますと、互いに「どっちもよろしくお願いします」と、協調してPRされていますので、「真似をした」等の批判は的外れ、といえるでしょう。




ともあれ、新しく開業する相鉄新横浜線ですが、西谷以北の相鉄沿線から都心への通勤が楽になると考えられますが、この「YOKOHAMAどっちも定期」により、多くの利用者が新横浜線を利用していってもらえるといいな、とも感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】


名称は「YOKOHAMAどっちも定期」 相鉄新横浜線の定期券で横浜駅もOK 発売は開業と同時 | 乗りものニュース

相鉄「YOKOHAMA どっちも定期」相鉄・東急直通線開業に合わせ導入 | マイナビニュース



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【福岡市交通局】七隈線延伸開業日は2023年3月27日(月)に(天神南〜博多)

福岡市交通局では、同局の七隈(ななくま)線の延伸工事を実施していますが、この度七隈線の延伸開業日を発表しました。

七隈線(天神南駅〜博多駅)の開業日が決定しました! | 福岡市地下鉄

概要は以下のとおりです。

【延伸開業日】
2023年(令和5年)3月27日(月)

【延伸開業PRポスター】
fukuoka_city_nanakumaline_extention
(上記発表資料(https://subway.city.fukuoka.lg.jp/topics/detail.php?id=1605)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



福岡市交通局の地下鉄七隈線は、現在天神南〜橋本間の12.0kmを結んでいますが、現在、天神南〜博多間の工事を行っています。
この延伸工事については、2012年8月に鉄道事業許可を申請していますが、その際8年後の2020年を開業予定としていました。
阪和線の沿線から : 福岡市営地下鉄七隈線、天神南〜博多の鉄道事業許可を申請

しかし、2016年11月には、博多駅前で発生した陥没事故が発生し、その影響により工期が延びた結果、予定より約2年遅れての開業となることが発表されました。


現在の天神南駅は、その名のとおり、福岡県内は勿論のこと、九州随一ともいえる繁華街の「天神」にほど近い駅ではありますが、同じく「天神」を名乗る地下鉄空港線や西鉄福岡(天神)駅に比べると、天神の繁華街からは若干離れて位置しています。

また、それが故に空港線〜七隈線の乗換には、相当長い距離を歩く必要があり、長らく利用者も少なからず不便を感じていたところだと思われますが、今回の開業により、博多駅への移動時間が約14分(福岡市交通局の発表)短縮されることから、大幅な利便性向上が期待されます。



この福岡市交通局七隈線、来年3月に延伸開業となりますが、その半年ほど前となる2022年9月23日には、西九州新幹線(武雄温泉〜長崎間)が開業となります。
この半年に九州エリアで2つの線区が新規開業するため、乗りつぶし目的の鉄道ファンにとっては、両線を別々に訪問するか、それとも一気にまとめて訪問するか、悩まれている方もおられるかも知れません。

かくいう私ですが、それ以前に九州エリアでは九州新幹線(博多〜鹿児島中央)全線が未乗となっていますので、この3線区まとめて訪問することになりそうですね…



【関連ニュースサイト】



七隈線「博多延伸」3月27日に決定 天神南から1.6km延伸 キャナルシティも便利に 福岡市 | 乗りものニュース

福岡市交通局,七隈線延伸区間(天神南—博多間)の開業は2023年3月27日に 〜延伸開業PRポスターを公開〜|鉄道ニュース|2022年9月1日掲載|鉄道ファン・railf.jp

福岡地下鉄 七隈線延伸区間(天神南駅〜博多駅)は2023年3月開業へ。櫛田神社前駅のシンボルマークも決定 - トラベル Watch



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【泉北高速鉄道】「せんぼくトレインフェスタ2022開催」(2022.10.8)

泉北高速鉄道では、鉄道の日の記念行事として、泉北高速鉄道線をより身近に感じ、親しんでもらうことを目的に、「せんぼくトレインフェスタ2022」を開催することを発表しました。

「せんぼくトレインフェスタ2022」を開催します|お知らせ|泉北高速鉄道
せんぼくトレインフェスタ2022|トップページ|泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。
【イベントテーマ】
「音楽」
同社の発車メロディーを制作した向谷 実(むかいや みのる)氏、鉄道タレントの斉藤 雪乃(さいとう ゆきの)氏、ピアノ系YouTuber「スミワタル」氏などを招待。
更に、音楽の要素などがふんだんに詰まっている南海電鉄「めでたいでんしゃ かしら」の参加など来訪者が楽しめる企画を用意。

【開催日時】
2022年10月8日(土) 10時〜15時
(入場指定時間は10時〜、11時30分〜、13時〜のいずれか。最終入場時刻は14時〜)

【場所】
泉北高速鉄道 光明池車庫

【主な内容】
・「めでたいでんしゃ かしら」見学(事前応募制、見学指定時間を設定)
・電車の洗浄線体験
・スーパーカート乗車体験(※小学生以下の子供が対象)
・シルバニアファミリーコーナー(プレイコーナー、撮影コーナー、ジオラマ展示等)
・車両撮影会(泉北ライナー12000系、5000系)
・物販(泉北高速鉄道、南海電鉄、阪堺電気軌道、南海バス、堺市立ビッグバン、シルバニアファミリー等)

【ステージショー・プログラム】
・向谷実トークショー 〜発車メロディー制作秘話〜
・スミワタル ピアノライブ
・全問わかるかな!?泉北高速鉄道クイズ大会(参加賞つき)
・シルバニアファミリー わくわくステージショー

【申込方法】
・応募期間:
9月1日(木)10時〜9月15日(木)17時

・応募人数:
約2,500人

・申込方法
下記申し込みサイトより応募
せんぼくトレインフェスタ2022★申込サイトはこのページから、9月1日 10時開始となります★

・当選案内:
9月22日ごろメールにて案内予定

【入場方法】
・入場時に当選画面を提示(画面のプリントアウトも可)
・複数人来場の際には、全員揃っての入場


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



泉北高速鉄道の光明池車庫で毎年開催されてきた「せんぼくトレインフェスタ」
車庫内での写真撮影や南海グループ各社のグッズ販売等、個人的にも毎年楽しみにしてきたイベントでした。

しかし、この過去3年間、台風接近や新型コロナウイルス感染症の影響により3回連続実地での開催が中止となりました。
阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】10月12日(土)開催予定の「せんぼくトレインフェスタ2019」中止を発表
阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】「せんぼくトレインフェスタ」2020年度の開催は中止に
阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】「せんぼくトレインフェスタ」2021年度はオンライン開催を検討。実地開催は3年連続中止へ

過去2年は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりましたが、今年は感染者数は未だ減少しないものの、コロナとの共存による社会経済活動の維持もあり、これまで中止されていたイベントが次々に再開されるなか、この「せんぼくトレインフェスタ」も久々の開催が発表されました。


その内容を見ますと、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、盛り沢山の内容となっています。

その主軸となるのは、「向谷実」さんや「斉藤雪乃」さん等の参加のステージショー、そして「めでたいでんしゃ かしら」の参加でしょうか。

向谷実さんといえば、鉄道の駅や車内の音楽を手がけられており、今年3月26日から運用が開始された、泉北高速鉄道の発車メロディーも作曲されました。
阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】発車メロディーを全駅に導入。作曲は向谷実氏。

ステージでは、この泉北高速鉄道発車メロディーの製作秘話が聞けるのに加え、特に関西地区ではお馴染みの鉄道タレント斉藤雪乃も参加されます。
阪堺電鉄が開催している「路面電車まつり」では、南海電鉄の制服を着用してステージに立たれている斉藤さん(参考過去ブログ記事)ですが、今回のステージでは泉北高速鉄道の制服を着用されるのか、という点もファンならずとも注目でしょうか。


もう一つの注目点の「めでたいでんしゃ かしら」。
昨年9月から運行を開始した南海電鉄加太線の「めでたいでんしゃ かしら」。
和歌山市出身のアーティスト「HYDE」さんとのコラボも盛り込まれたこの「かしら」が、泉北高速鉄道に初見参となりますので、これとてファンにとっても注目の内容でありましょうか。
DSC07048_R
▲「めでたいでんしゃ かしら」
和歌山検車区内での撮影会での記録です。
(参考)
阪和線の沿線から : 南海電鉄「HYDEサザン×かしらの撮影会」に参加する(2022.5.28)

もしかしたら、7100系自体が泉北高速鉄道に乗り入れるのが初めてかも知れませんね。
(確認は取れていないのですが、レアなのは確かと思われます)



なお今回の「せんぼくトレインフェスタ」、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、「事前応募・抽選制」となっています。
抽選は既に(9月1日現在)始まっていますので、興味のある方は忘れないうちに応募しておきたいところです。

4年ぶりの開催となる「せんぼくトレインフェスタ」。
これまでの4年間、開催できなかった思いが詰まった、これまで以上に面白いイベントになることを期待して、私も抽選に当選できれば是非とも来訪したいと思います。




【関連ニュースサイト】



10月8日 「せんぼくトレインフェスタ2022」開催|鉄道イベント|2022年9月1日掲載|鉄道ファン・railf.jp



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム
当ブログのTwitterアカウント
ブログ「阪和線の沿線から」のツイッターアカウントです。更新情報の通知やコメントの受付などはこちらのアカウントをフォローして下さい。
記事検索
「鉄道コム」登録ブログはこちらをクリック
鉄道コム
Archives
Categories
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
  • ライブドアブログ