阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
ご利用下さい。

【JR東日本】南武支線にE127系投入(2023年度)既存の205系を置き換えへ

JR東日本横浜支社では、南武線(尻手(しって)〜浜川崎・以下「南武支線。)間に、E127系を転用改造して投入することを発表しました。

南武線(尻手〜浜川崎駅間)へのE127系の投入について|JR東日本横浜支社

概要は以下のとおりです。

【投入形式】
E127系

【投入車両数】
総数4両(2両×2編成)

【スケジュール】
2023年度運用開始予定
(詳細な時期は未定)

【投入線区】
南武線(尻手〜浜川崎間)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR東日本のE127系(0番台)は、当初は新潟地区の車両置き換え、補完を目的に1990年代後半に投入された車両でした。
115系と共通の新潟色をまとっていたために、長らく新潟を拠点として活躍していたものだと思っていたのですが、実はその多くがえちごトキめき鉄道に譲渡されており、JR東日本に残っていた編成はわずか2編成だけ、という近況でした。

近年は、JR東日本に残った2編成が弥彦線を中心に運用していましたが、昨年3月のダイヤ改正で定期運用を終了したことから、その去就が注目されていました。
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▲弥彦線・弥彦駅に停車中のE127系

今回、このE127系が南武支線に導入されることとなりました。
現在この南武支線には205系が運用されていますが、この205系は元をたどれば山手線や中央・総武緩行線で活躍した編成を転用改造したもので、車齢は30年超えと、そろそろ置き換えの必要な時期に来ているものと思われます。
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▲浜川崎駅に停車中の南武支線205系


そんな205系をどのように置き換えるのかが注目でありましたが、答えとしては新潟のE127系による置き換え、となりました。
首都圏で活躍した205系は、後進のE231系やE233系が投入された後は、様々な地方線区へ改造転用されました。
しかし今回のE127系は、新潟地区から首都圏へと、205系で見られた転用とは逆のルートをたどることになっているのも、興味深いな、と感じました。


南武支線205系の置き換えは2023年度中ということで、詳細な時期は未定となっていますが、また一つ205系の活躍シーンが消えることから、気になるファンは早めに訪問しておいたほうが良さそうでね。




【関連ブログ】
【速報】JR東日本、南武線にE127系を転用・投入へ - 鉄道プレス
南武線にE127系: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



【関連ニュースサイト】
南武支線にE127系を投入へ、JR東 - 鉄道コム
南武線に「E127系」投入へ 浜川崎支線で今年度デビュー 「新潟で引退」から復活 | 乗りものニュース
JR東日本、南武線支線にE127系を転用改造して投入 - 車体帯も変更 | マイナビニュース
JR東日本,E127系を南武支線へ導入|鉄道ニュース|2023年2月17日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【JR東海】新幹線車内チャイムの楽曲を変更「AMBITIOUS JAPAN!」から「会いにいこう」へ(2023年夏頃)

東海道・山陽新幹線のJR東海保有車両で流れる車内チャイムとしてお馴染みの「AMBITIOUS JAPAN!」。
遡ること2003年11月から使用され続けて、今年で丁度20年となります。

その間、300系と700系であった車両も、現在はN700・N700Sへと置き換えられましたが、この「AMBITIOUS JAPAN!」は引き続き車内チャイムとして流されてきました。


本日、JR東海からこの車内チャイムについて、新たな楽曲「会いにいこう」に切り替えることが発表されました。

「会いにいこう」キャンペーンの展開について|JR東海

新たな楽曲「会いにいこう」は、本日開設されたスペシャルサイトで既に公開されていますが、それに加え2月19日(日)には同特設サイトでにてフルバージョンが公開、また、同日よりテレビ朝日「サンデーステーション」(全国放送)を皮切りに、首都圏・静岡・名古屋・大阪の各地区でTVCMとして放送されることも発表されています。






思えば、20年もの間、JR東海の新幹線車両で流れ続けた「AMBITIOUS JAPAN!」。
特に東海道新幹線に乗ると多くの列車でこの曲が流れることもあり、人生の様々なシーンでこのチャイムを聴かれた方も多いのではないのでしょうか。

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東海道新幹線のメインユーザーであるビジネスは勿論、就職や受験、旅行や趣味、帰省や慶弔など、本当に人生の様々なシーンで日本の大動脈を移動するする際に必ずといってもいいくらい聞こえてきたのではないのでしょうか。

それだけ多くの方々に刻み込まれた「AMBITIOUS JAPAN!」が終わりを迎えるのも、名残惜しいと感じる方も多いのかな、とも思いますが、一方で新たな楽曲となる「会いにいこう」が、どのようにチャイムとして再現されるのか、それも楽しみであります。

「会いにいこう」のチャイム搭載は今年夏頃予定ですが、今後どのようなスケジュールで切り替えられるのかも、発表あり次第取り上げたいと思います。




【関連ブログ】
【さよなら】東海道新幹線の車内メロディ、20年ぶりに変更へ - 鉄道プレス
TOKIOのチャイムは夏まで: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



【関連ニュースサイト】
東海道新幹線の車内チャイムを変更へ、JR東海 - 鉄道コム
ビーアンビシャ〜ス♪終了 東海道新幹線の車内チャイム「AMBITIOUS JAPAN!」から変更へ 品川開業から20年 | 乗りものニュース
JR東海の新CM「会いにいく、が今日を変えていく。」賀来賢人を起用 | マイナビニュース
東海道新幹線の発着チャイム、TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」が夏ごろ終了へ 新CMソングのUA「会いにいこう」に切り換え - トラベル Watch
JR東海,「会いにいこう」キャンペーンを展開|鉄道ニュース|2023年2月17日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【阪急】6300系京とれいん引退記念撮影会開催(2023.3.25)

阪急電鉄では、去る2022年12月17日(土)のダイヤ改正で引退した京都線の6300系「京とれいん」引退記念イベントとして、「6300系Memorial撮影会〜さらば京とれいん〜」を開催することを発表しました。

【事前申込制】6300系京とれいん引退記念撮影会を開催します!|レールファン阪急|阪急電車 公式鉄道ファンサイト|阪急電鉄

概要は以下のとおりです。

【開催日時】
2023年3月25日(土)
<午前回>9:30〜13:00(集合時間9:00)
<午後回>13:30〜17:00(集合時間13:00)
(※)午前回・午後回の選択は不可
(※)撮影時間は、移動等を含め2時間30分程度

【開催場所】
阪急電鉄正雀車庫

【募集人数】
・計200名(各回100名)

【参加料金】
一名あたり16,354円(税込)

【イベント内容】
・撮影会:
正雀車庫内にC#6354×6両編成車を留置し、行先表示幕やヘッドマークを変更しながら実施
更に隣の番線に阪急電車館館長選抜のサプライズ企画(タイムスリップ列車)の編成を並べ、運行板の付け替え等を実施。

・物販会:
撮影会終了後、「京とれいん引退記念商品」を含む阪急電車グッズの販売を実施。

【申込期間】
2023年2月15日(水)〜2月28日(火)正午
申し込み多数の場合は抽選。

【申込方法】
阪急電車グッズ公式オンラインショップ「HANKYU DENSHA SHOP」のマイページより申し込み。
URL:https://www.hankyudensha-shop.com/account/login


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲梅田駅に入線する6300系「京とれいん」。
昨年12月のダイヤ改正で営業運転終了となりましたが、今回引退記念撮影会が開催されます。


下記記事でご紹介したように、阪急京都線の6300系「京とれいん」は、昨年12月17日のダイヤ改正をもって運転を終了しました。


引退後に何かさよなら企画があるのか、ファンにとっては気になるところですが、今回正雀車庫での撮影会が実施されることとなりました。

内容としては、行先表示幕やヘッドマークを変更しながらの撮影会と、これだけでも価値あるものとなるのに加え、今回は隣の番線にサプライズ企画として「タイムスリップ列車」の編成が並べられることとなっています。

「タイムスリップ列車」という名前しか発表されていませんので、当日どんな編成が並べられるのか、これまた楽しみな撮影会といえるでしょうか。

申し込みは既に始まっていますが、応募多数の場合は抽選となっていますので、気になった方は今からでも申し込んでみてはいかがでしょうか。




【関連ブログ】
【阪急も】6300系有料撮影会を実施へ - 鉄道プレス



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【JR西日本】「西日本どこまで4DAYS(在来線乗り放題)」発売。9,800円で在来線普通列車乗り放題、別途料金券購入で特急列車も利用可能

JR西日本では、鉄道開業150年を記念して、JR西日本全線の普通列車が4日間乗り放題となるきっぷ、「西日本どこまで4DAYS」を発売することを発表しました。

〜西日本をどこまでも乗りつくそう!〜 「西日本どこまで4DAYS(在来線乗り放題)」の発売について:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【発売期間】
2023年2月20日(月)〜2023年3月17日(金)
(利用開始日の前日まで発売)

【利用期間】
2023年2月21日(火)〜3月21日(火・祝)までの連続する4日間
(3月18日(土)利用開始分まで発売)

【価格】
9,800円(おとな1名)
(こどもの設定なし)

【効力等】
・JR西日本全線の普通列車(新快速・快速含む)が4日間乗り放題。
・智頭急行線、JR西日本宮島フェリーも利用可能。
・IRいしかわ鉄道線・金沢〜津幡間は、JR西日本線へ通過利用する場合に限り、利用可能。
・在来線特急列車は、別途特急券を購入することで利用可能
(サンライズ出雲・瀬戸、WEST EXPRESS 銀河は利用不可)
・新幹線は利用不可。

【発売箇所】
JR西日本ネット予約「e5489」

【ポスター】
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(同社Webサイト(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230213_00_press_4days.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



特にコロナ禍以降、利用喚起を目的に、様々な趣向のおトクなきっぷを発売してきたJR西日本。

その代表格は「サイコロきっぷ」であるともいえますが、今回発表した「西日本どこまで4DAYS」もかなりおトクなきっぷであるといえます。

このきっぷ、名称のとおり、JR西日本の在来線なら普通列車(新快速等含む)が連続4日間乗り放題となるきっぷですが、このきっぷが画期的なのは、次の点に他なりません。
・お一人様から利用可能
・在来線特急列車は特急券を別に購入して利用可能

まず一つ目ですが、これまでJR西日本のおトクなきっぷでは、利用条件が魅力的であればあるほど、「二人以上利用可能」という条件がついて回っていました。
しかし今回の「西日本どこまで4DAYS」では、この「二人以上利用可能」という条件が無く、一人からでも利用可能となっています。

加えて、別途特急券を購入すれば特急列車が利用可能という点も魅力的です。
元々、連続4日間で9,800円というおトクな価格設定ですが、別途特急料金を支払うことで、乗車券に相当する効果を広げることができます。

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▲特急「くろしお」287系パンダくろしお編成。
別途特急券を購入することにより「くろしお」も利用可能となるので、活用の範囲が一気に広がります。


この手の条件は、JR東日本のフリーきっぷなどでは既に採用例があるように思えますが、JR西日本のフリーきっぷでは珍しい設定に感じました。

これにより、「サンダーバード」「くろしお」「やくも」「スーパーおき」といった、比較的長距離を走る特急列車とこの「西日本どこまで4DAYS」を併用することで、特急列車の利用が不可の「青春18きっぷ」ではなし得なかった行程が可能となるではないか、と思われます。「


勿論、利用不可な条件もあり、特に気をつけたいのは以下の点です。
・新幹線は利用不可
・連続4日間利用で、バラバラの日程では利用不可

「青春18きっぷ」のように、有効期間内のバラバラの日に使うことはできませんし、新幹線を使ってワープすることもできません。
ただ、それでも在来線特急列車が利用可能なので、それでも相当充実したプランを計画することができるのではないか、とも思えます。


この2月から3月、卒業旅行などを考えている学生さんもいらっしゃるかも知れませんので、こういったきっぷを活用して、JR西日本エリアをどこまでも行き尽くす、というのも楽しいかもしれないな、とも感じたニュースであります。




【関連ブログ】
【これはすごい】JR西日本「4日間乗り放題切符」を9800円で発売 - 鉄道プレス
JR西日本、在来線4日間乗り放題9800円: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



【関連ニュースサイト】
JR西 どこまで4DAYS 発売(2023年2月20日〜) - 鉄道コム
「青春18きっぷ 西日本版」!? 特急課金もOK「西日本どこまで4DAYS」きっぷ発売へ | 乗りものニュース
JR西日本「西日本どこまで4DAYS」在来線普通列車など4日間乗り放題 | マイナビニュース
JR西日本「西日本どこまで4DAYS(在来線乗り放題)」を発売|鉄道ニュース|2023年2月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp
「西日本どこまで4DAYS」の研究。JR西日本が4日間乗り放題 | タビリス
JR西日本、在来線が乗り放題になる「西日本どこまで4DAYS」。智頭急行やJR西日本宮島フェリーも利用可能 - トラベル Watch



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【うめきたエリア工事】特急「くろしお」天王寺駅折り返し運転をみる(2023.2.12)

下記記事でご紹介したように、本日(2月12日)は、大阪駅・うめきたエリアの線路切替工事に伴い、関西空港発着の特急「はるか」は全列車運休、白浜・新宮方面発着の特急「くろしお」は、京都・新大阪〜天王寺間の区間を運休することとなっていました。
(参考)
阪和線の沿線から : 【JR西日本】大阪駅・うめきたエリアの線路切替工事に伴う「くろしお」「はるか」運休実施(2023.2.12)

全列車運休となる「はるか」はともかく、天王寺駅折返しで運転される「くろしお」は、果たして当日どのホームを使用して発着するのか、またその折返し運用などはどのようにするのか。

通常のダイヤでは見られない、この日限りの様子を見にいこうと、天王寺駅まで出かけることにしました。



自宅から天王寺駅までは小一時間ですが、どうせなら区間運休となる特急「くろしお」に乗ろうと、日根野〜天王寺間で特急「くろしお12号」(日根野10:08発→天王寺10:33着)に乗ってみました。

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▲日根野駅改札口の発車案内。
通常は「京都」となっている本列車の行先が「天王寺」となっています。

定刻通り、「くろしお12号」が到着しました。
列車の行先も「天王寺」となっていました。
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日根野を発車して約25分、間もなく天王寺駅に到着します。
天王寺駅到着時の案内放送、そして通常は設定のない天王寺駅1番ホーム到着の様子を、動画で収録してみました。


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▲天王寺駅1番のりばに到着した特急「くろしお12号」289系。

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▲通常は特急列車の発車がない1番のりば。
この日に限り「くろしお」が1番のりばから発車することから、臨時の乗車位置案内が作成・掲示されていました。

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▲1番のりばに停車中の289系。
かつて新大阪方面への直通運転が始まるまでは、ここに381系が多数発着していましたが、現在ではここを特急列車が頻繁に発着する光景は見られませんでした。
懐かしいとも新鮮ともいえるこの光景を見ようと、多くのファンが訪れていました。


続きを読む

今日の乗車記録

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和泉鳥取(0949)-日根野 紀州路快速 モハ225-5105
日根野(1008)-天王寺 くろしお12号 サハ289-2508
天王寺(1232)-日根野 くろしお11号 モハ286-108
日根野(1306)-和泉鳥取 紀州路快速 モハ223-2505

今日は、大阪駅うめきたエリアの線路切り替えのため、全ての「くろしお」が天王寺始発・終着で運行されましたので、その様子を見てきました。

詳しくは、改めての記事でご紹介できればと思います。

【マイクロエース】南海50000系「泉北ライナー」模型化を発表。ドア横ステッカー等も再現

鉄道模型メーカーの「マイクロエース」では、2023年2月発表の新商品として、南海50000系「泉北ライナー」を発表しました。

南海50000系「泉北ライナー」6両セット|マイクロエース

概要は以下のとおりです。

【商品名】
南海50000系 「泉北ライナー」 6両セット

【予定価格】
34,540円(本体価格31,400円)

【商品詳説】
・実車資料に基づき、中間車の客用扉脇に専用マークが掲出された姿を再現
・行先シールに「特急」を収録(泉北ライナーとして運行時表示)

【ポスター】
microace_sembokuliner_50000
(上記発表資料(http://www.microace-arii.co.jp/release/pdf/A0756.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



昨年11月より運用を開始した、南海「ラピート」50000系による「泉北ライナー」。
まさか「ラピート」が泉北高速鉄道線を毎日走ることになるとは、つい最近まで誰も想像し得なかったと思われます。
その経緯については、高野線の「こうや」「りんかん」用30000系1編成が使用不能となったことに端を発しています。
もとよりギリギリの運用だった高野線・泉北線の特急車両が途端に不足の事態となったこtから、このような想定外の運用が現実のものになりました。
(参考)


その南海50000系「泉北ライナー」が、何とNゲージ鉄道模型として商品化されるとのことで、これまで驚きを感じずにはいられませんでした。
内容を見ますと、既存の南海50000系「ラピート」を基本に、客用扉横の専用マークの掲出、行先シールの「特急」収録と、「泉北ライナー」運用時の姿を完全に再現できるものとなっています。

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▲南海50000系「泉北ライナー」。
このように、LEDは「特急」の種別表示、そして扉横には「泉北ライナー」ステッカーが掲出されていますが、今回マイクロエースから発売されるNゲージ鉄道模型ではこれらの姿も再現されています。


車体のカラーが変わる訳ではないにも関わらず、専用の商品化というのは珍しくもあり、また本商品のキャッチコピーのように「ニュータウンを走る青い衝撃」を受けた方も多く、話題性の多い車両として商品化されたのではないのでしょうか。


この南海50000系「泉北ライナー」、いつまで走り続けるのかが気になるところですが、機会があればまた乗車や撮影する機会はあればいいな、と思っていますが、まさか「模型化」まで実現するとは、驚きのニュースでありました。




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【JR東日本等】「新幹線オフィス車両」を「TRAIN DESK」にリニューアル。設定列車全てを指定席として提供(2023.3.20〜)

JR東日本・JR西日本・JR北海道の三社(以下「JR東日本等」)では、東北・北海道・上越・北陸新幹線の一部車両を使用した「新幹線オフィス車両」のサービスを提供してきましたが、来る3月20日(月)より「TRAIN DESK」(トレインデスク)にリニューアルすることを発表しました。

“新幹線オフィス車両”は、3月20日より“TRAIN DESK”にリニューアルし、設定する列車全てで指定席としてサービス開始します|JR東日本
“新幹線オフィス車両”は、3月20日より“TRAIN DESK”にリニューアルし、設定する列車全てで指定席としてサービス開始します:JR西日本
“新幹線オフィス車両”は、3月20日より“TRAIN DESK”にリニューアルし、設定する列車全てで指定席としてサービス開始します|JR北海道

概要は以下のとおりです。

【TRAIN DESKの特徴】
・座席でのWeb会議や通話も可能な、車内で仕事・勉強を行う乗客優先の普通車指定席。
・休憩や食事などの仕事・勉強以外の利用も可能だが、車内環境維持の協力が必要。

【TRAIN DESK利用方法】
・利用列車・区間の乗車に必要な乗車券及び指定席特急券(TRAIN DESK)を購入。

【設定列車・号車等】
・東北・北海道・上越・北陸新幹線の普通車指定席のある列車
(こまち号、つばさ号、つるぎ号は除く)

・対象号車:
東北・北海道新幹線・・・7号車
上越・北陸新幹線・・・9号車
(現在の「新幹線オフィス車両」8号車は、ワーク&スタディ優先車両ではなくなる)

【サービス開始日】
2023年3月20日(月)以降(平日のみ実施。土休日及び最繁忙期は除く)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR東日本等では、東北・北海道・上越・北陸の各新幹線の一部列車で、「新幹線オフィス車両」として8号車をWeb会議や電話、仕事などで利用できる空間として提供してきました。
阪和線の沿線から : 【JR東日本】東北・北陸・上越新幹線で「新幹線オフィス車両」実施(2021.11.22〜)

当初は、対象列車の乗車券類を所持した利用者が、仕事をする際に8号車に移動するという利用方法としていましたが、その後、東北・北海道新幹線の「はやぶさ」「はやて」については、「新幹線オフィス車両」8号車を指定席として販売することとなりました。
阪和線の沿線から : 【JR東日本・北海道】「はやぶさ」「はやて」の「新幹線オフィス車両」を指定席として運用へ(2022.6.27〜)

今回の発表では、これまで「新幹線オフィス車両」と称していたこのサービスを「TRAIN DESK」として名称を変更し、併せてこれまで列車により扱いの異なっていた利用方法について、「TRAIN DESK」指定車両(7号車または9号車)の指定券を購入することにより利用することに、変更となりました。

言ってみれば、東海道・山陽新幹線で提供されている「S Work」車両と同様の購入・利用方法に変更するというものです。
(参考)
阪和線の沿線から : 東海道新幹線「S Work車両」を利用する(2022.10.12)

私自身は、「新幹線オフィス車両」を利用せずままですが、上記の過去記事でご紹介したように、東海道新幹線「S Work」車両では、様々な事務処理ができたので、個人的には有り難い設備・サービスに感じました。

やはりこの手のサービスでは、「乗車中にワーク等専用車両に移動」するよりも、「予めワーク等専用車両を指定して乗車する」方が利用しやすいのかな、と今回のサービス見直しを見て感じました。


私自身、「S Work」車両は勿論ですが、今回「TRAIN DESK」に衣替えする東北等の各新幹線でも、「TRAIN DESK」を活用し、ブログ執筆や読書、調べ物など乗車時間を有意義に活用したいと思ったニュースでした。

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▲北陸新幹線 W7系(新高岡駅)。
北陸新幹線では、「TRAIN DESK」車両は9号車に設定されます。




【関連ニュースサイト】
JR東など、新幹線オフィス車両を「TRAIN DESK」にリニューアルし提供 - 鉄道コム
JR東日本など「新幹線オフィス車両」が全席指定の「TRAIN DESK」に | マイナビニュース
新幹線の座席でWeb会議や通話が可能な「TRAIN DESK」3月20日スタート。座席を指定して予約可能に 「新幹線オフィス車両」リニューアル - トラベル Watch
新幹線オフィス車両 全席指定の「TRAIN DESK」として本格導入 一般席と区別 3月から東北・上越など | 乗りものニュース



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【叡山電鉄】旅客運賃改定を発表。初乗り210円→220円に(2023.4.1〜)

叡山電鉄(叡電)では、1995年4月以来以来28年間、消費税率引き上げに伴う改定を除き、据え置いてきた旅客運賃について、改定(値上げ)を実施することを発表しました。

鉄道事業の旅客運賃改定申請について|叡山電鉄

概要は以下のとおりです。

【改定予定日】
2023年4月1日(土)

【改定運賃】
普通旅客運賃(大人)の改定額
1区:210円→220円(+10円)
2区:270円→280円(+10円)
3区:340円→350円(+10円)
4区:380円→410円(+30円)
5区:430円→470円(+40円)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に多くの鉄道事業者で値上げを主体とした普通運賃の改定が発表されている中、ここ叡山電鉄でも値上げの発表がありました。

値上げ額は区間によって10円〜40円で、これは実施運賃(旅客から実際に収受する運賃)を、「上限運賃」(国交省から認可されている運賃)に引き上げることにより改定します。

また、ファン向けの情報としては、今回の値上げも原資とした設備投資の中で、「車両改修工事」として、「2023年度に2両、2024年度と2025年度に各1両の改修」を実施することが、同時に発表されています。

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▲八瀬比叡山口駅に停車中の723号車(右)と712号車。

このように723号車はリニューアルが実施されており、リニューアル前の712号車とは全く印象が違っているのがお分かりいただけるかと思います。
(※)
なおこの写真に写っている712号車も、昨年10月にリニューアルが実施されています。
阪和線の沿線から : 【叡山電鉄】700系712号車リニューアル実施を発表(2022.12.10運行開始)

なお、叡山電鉄のサイトによりますと、デオ700形のうち、現在未更新となっているのは、711号車、721号車、724号車、731号車の4両となっていますので、これら4両を2025年度にかけて更新していく、と予想するのが順当かも知れません。
(参考)
車両紹介 | 叡電を知る

こういった計画が示されている以上、ファンとしてもリニューアル前後の車両をしっかり記録していきたいところだな、と感じたニュースでありました。



【関連ブログ】
【叡山電鉄】値上げと4両の車両更新を発表 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
叡山電鉄が2023年4月に運賃改定、京阪との乗継割引は廃止 - 鉄道コム
叡山電鉄、鉄道事業の旅客運賃改定を申請 - 28年ぶりの運賃改定に | マイナビニュース



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【鉄道むすめ】デジタルスタンプラリー「 #鉄道むすめ巡り2023 」開催を発表(2023.3.17〜2024.4.15)

トミーテックが展開する鉄道制服コンテンツの「鉄道むすめ」では、日本全国を巡るスタンプラリー「#鉄道むすめ巡り2023」を開催することを発表しました。

全国規模のデジタルスタンプラリー 「#鉄道むすめ巡り2023」 開催決定!|鉄道むすめ〜鉄道制服コレクション〜

概要は以下のとおりです。

【開催期間】
2023年3月17日(金)〜2024年4月15日(月)

【参加概要】
・各キャラクターに2ヶ所用意されている「二次元コード」を集めて、スタンプをゲット。
・二次元コード2個取得で、フルカラーのスタンプと、スマホ用壁紙を獲得。
・各事業者では、記念商品として「SNSクリアカード」を販売
(税込1,000円)
・イラストは、本イベント用に描き起こした新イラスト

【イメージ】
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(上記発表資料(https://tetsudou-musume.net/contents/news/event/meguri2023.php)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今や全国で106名ものキャラクターが設定されている「鉄道むすめ」。
ここまで大所帯になるとは、長年このキャラクターを追いかけている私自身にとっても、それだけで非常に感慨深いものがありますが、今回これらのキャラクターのうち44キャラクターが参加した、デジタルスタンプラリーが開催されます。

過去6回開催されたスタンプラリーは、いずれも紙のスタンプラリーでしたが、今回はスマートフォンを使って二次元バーコードを読み取る「デジタルスタンプラリー」に衣替えとなりました。

同時に、各キャラクターの二次元バーコードが集められるポイントも2ヶ所ずつとなり、各路線の旅が味わえる、より鉄道事業者とその地域に根ざしたイベントとなっています。

開催期間は約1年1ヵ月と、比較的ゆとりがありますが、とはいっても青森県(青い森鉄道「八戸ときえ」)から長崎県(島原鉄道「神代みさき」)までと全国を股にかけるスタンプラリーとなっていますので、コンプリートを考えておられる方は、計画的に訪問していきたいところです。


勿論、今回のスタンプラリーにも和歌山県・大阪府南部の「鉄道むすめ」キャラクターが参加しています。
●紀州鉄道「日高かすみ」
●JR西日本和歌山支社「黒潮しらら」
●水間鉄道「水間みつま」
●和歌山電鐵「神崎みーこ」


私自身、全キャラクターのコンプリートは流石に無理と思っていますが、これらの4キャラクターは期間中に壁紙を集めておきたいと思います。



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「#鉄道むすめ巡り2023」過去最多の全国88か所、初のデジタルスタンプで登場。記念クリアカード発売も - トラベル Watch
3月17日〜2024年4月15日 「#鉄道むすめ巡り2023」実施|鉄道イベント|2023年3月16日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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