4月になり、長距離の通学となった上に、ラッシュアワーに大阪都心の列車に乗るようになったことから、十数年ぶりにラッシュアワーを実体験するようになりました。
大阪環状線や京阪線では「女性専用車両」の設定があり、(阪和線にもありますが、私の乗車する快速列車はほとんど223系のため、設定はありません)間違って乗らないように気をつけています。
傾向として、女性専用車の隣接車両にわざわざ乗る女性は、他の車両に比べて少ないな、という印象はあります。
逆に言えば、女性の方が女性専用車両に乗っていただいているということもあり、男性の私(ちなみにあまりブログで個人的属性を記すことはありませんでしたが、この記事ではあえて記したほうが良いでしょう)も、逆に安心できるのかな、と思います。
勿論、女性専用車の隣の車両に乗る女性がまったくゼロ、というわけでもないのですが、それは女性専用車の設定に関して無知なのか、それとも嫌悪しているのかは定かではありませんが・・・
なぜこういう記事を記したか、というと、こういうニュースを見つけたからです。
明日は我が身!?痴漢えん罪を回避する5つの極意(ZAKZAK)
ここでは、痴漢犯罪として起訴されて、一審・二審で有罪だったのが、最高裁で無罪となった例を挙げ、痴漢冤罪に巻き込まれないためのコツについて紹介しています。
確かに痴漢は犯罪ですし、卑劣な犯行については、容赦なく罰してほしいと思います。
しかし、そうとは限らない特殊性が痴漢犯罪にあり、被害者(ほとんどの場合は女性ですが)の親告により犯罪が成立し、加害者とされた人が無罪であることを立証しづらい点があります。
そのため、他の犯罪に比べて冤罪となる可能性の高い犯罪ともいえますし、実際その問題点を取り上げた映画も上映されました。
それ以前に、こういった痴漢犯罪の性質を利用し、痴漢犯罪をでっち上げた事件もありました。
このでっち上げ事件も、でっち上げたことを自白したので、でっち上げであることが判明しましたが、もしこれも自白がなければ、被疑者は間違いなく有罪とされたと思われます。
これだけ、冤罪が問題となる犯罪もそうそうないと思われます。犯罪の内容がデリケートな事情もあり、どちらにも極端に振ることは難しいかと思いますが、女性も男性も安心して通勤・通学できるために、警察・検察・鉄道会社、そしてわれわれがどうすべきか、真剣に考える必要があると思います。
個人的な話をさせていただきますと、私自身も、冤罪にならない、とは言いすぎですが、誤解されないように気をつけて乗るようにしています。
例えば、冒頭でも記したように、女性専用車の隣の車両(=男性比率が高い)に乗車する場合も多かったり(これには、天王寺・京橋で乗り換え階段が近いという理由もあるのですが)、また、なるべく着席できるような乗り継ぎを考慮したり(乗車記録エントリーで、着席駅名を記しているのは、その記録を取っている、という意味合いもあります)しています。
どうしようもなく、立ち席の場合でも、両手で吊革を持って誤解を招かないようにしていたりと・・・何でこんなことに気をつけないといけないのか、ちょっと情けないという気持ちもなきにしもあらずですが、それでも人生を棒に振ることを考えれば、気を緩めることはできないな、とは思うのです。
とにもかくにも、これは難しい問題ですが、悪いことをした人が罰せられ、無実の人が罰せられないという、当たり前の状態になってほしい、と切に願いたい、と思ったニュースでした。
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大阪環状線や京阪線では「女性専用車両」の設定があり、(阪和線にもありますが、私の乗車する快速列車はほとんど223系のため、設定はありません)間違って乗らないように気をつけています。
傾向として、女性専用車の隣接車両にわざわざ乗る女性は、他の車両に比べて少ないな、という印象はあります。
逆に言えば、女性の方が女性専用車両に乗っていただいているということもあり、男性の私(ちなみにあまりブログで個人的属性を記すことはありませんでしたが、この記事ではあえて記したほうが良いでしょう)も、逆に安心できるのかな、と思います。
勿論、女性専用車の隣の車両に乗る女性がまったくゼロ、というわけでもないのですが、それは女性専用車の設定に関して無知なのか、それとも嫌悪しているのかは定かではありませんが・・・
なぜこういう記事を記したか、というと、こういうニュースを見つけたからです。
明日は我が身!?痴漢えん罪を回避する5つの極意(ZAKZAK)
ここでは、痴漢犯罪として起訴されて、一審・二審で有罪だったのが、最高裁で無罪となった例を挙げ、痴漢冤罪に巻き込まれないためのコツについて紹介しています。
確かに痴漢は犯罪ですし、卑劣な犯行については、容赦なく罰してほしいと思います。
しかし、そうとは限らない特殊性が痴漢犯罪にあり、被害者(ほとんどの場合は女性ですが)の親告により犯罪が成立し、加害者とされた人が無罪であることを立証しづらい点があります。
そのため、他の犯罪に比べて冤罪となる可能性の高い犯罪ともいえますし、実際その問題点を取り上げた映画も上映されました。
それ以前に、こういった痴漢犯罪の性質を利用し、痴漢犯罪をでっち上げた事件もありました。
このでっち上げ事件も、でっち上げたことを自白したので、でっち上げであることが判明しましたが、もしこれも自白がなければ、被疑者は間違いなく有罪とされたと思われます。
これだけ、冤罪が問題となる犯罪もそうそうないと思われます。犯罪の内容がデリケートな事情もあり、どちらにも極端に振ることは難しいかと思いますが、女性も男性も安心して通勤・通学できるために、警察・検察・鉄道会社、そしてわれわれがどうすべきか、真剣に考える必要があると思います。
個人的な話をさせていただきますと、私自身も、冤罪にならない、とは言いすぎですが、誤解されないように気をつけて乗るようにしています。
例えば、冒頭でも記したように、女性専用車の隣の車両(=男性比率が高い)に乗車する場合も多かったり(これには、天王寺・京橋で乗り換え階段が近いという理由もあるのですが)、また、なるべく着席できるような乗り継ぎを考慮したり(乗車記録エントリーで、着席駅名を記しているのは、その記録を取っている、という意味合いもあります)しています。
どうしようもなく、立ち席の場合でも、両手で吊革を持って誤解を招かないようにしていたりと・・・何でこんなことに気をつけないといけないのか、ちょっと情けないという気持ちもなきにしもあらずですが、それでも人生を棒に振ることを考えれば、気を緩めることはできないな、とは思うのです。
とにもかくにも、これは難しい問題ですが、悪いことをした人が罰せられ、無実の人が罰せられないという、当たり前の状態になってほしい、と切に願いたい、と思ったニュースでした。
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