阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
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JR西日本山陰本線(嵯峨野線)の複線化事業について

山陰本線(嵯峨野線)京都駅〜園部駅間 複線化事業の工程について(JR西日本 プレスリリース)

京都から山口県の幡生に至る長大路線である山陰本線のうち、京都口の京都〜園部間はあーバーンネットワークの路線のうちでも「嵯峨野線」という愛称が付けられている区間で、特に列車の本数・利用者数も多い区間です。

現在は、京都〜城崎温泉まで電化されているものの、複線区間はごく僅かで、これがダイヤ上の隘路となっている事から、京都〜園部間を完全複線化にする事業が進捗中とは、最近嵯峨野線そのものの乗車がなかった事もあり、気がつきませんでした。

約20年前、私が近郊の鉄道を乗りに行き始めた中学生の頃ですが、この区間は単線非電化で、数両編成のキハ47系・キハ58系等がのんびり行き交う路線でした。
確か朝夕にはまだ機関車が牽引する客車の普通列車も存在していた記憶があります。
それが、JR発足後の約20年で大きく変貌し、さらに変貌を続けている事がよく分かります。

さて、このプレスリリースで気になる点はこちら。

なお、平成20年度の早い時期に花園駅〜嵯峨嵐山駅間において5箇所の踏切を立体交差化するほか、順次現行の車両の入れ替えを進めるなど、お客様の利便性や快適性の向上を図ってまいりたいと考えております。


現在この区間で主に活躍しているのは113系電車。
これがどのようなスケジュールで、どういう車両に置き換えられていくのか、ちょっと注目したいな、と思ったニュースでした。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 サハ102-9(A60)
和歌山(1855)〜和泉鳥取 普通 クハ103-22(A42)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 サハ103-365(A60)
和歌山(1830)〜和泉鳥取 普通 クハ103-166(A45)

今日の乗車記録

尾崎(0950)〜泉佐野 特急サザン 7052
泉佐野(0959)〜関西空港 ラピートβ
関西空港ターミナル(1100)〜イオンりんくう泉南ショッピングセンター 関西空港交通

今日は関空まで、航空券を購入にいってきました。
わざわざ関空まで出向くには、それなりの理由がありまして、今回購入する航空券は、ANAマイレージクラブの特典としてマイルを貯めてもらえる「ANAご利用券」を利用するため、ANAの国内線カウンターかANAセールスの窓口でないと購入が出来ないからです。

ANAマイレージクラブ/マイルの使い方/ANAご利用券(ANA Webページ)

私の自宅からの場合、一番近い購入場所は、どう考えても関空ANAカウンターですので、本日午前中に出向いてきた次第です。

さて、久しぶりに紙の航空券を購入、と言うわけですが、これまでの裏側に磁気ストライプが入った航空券ではなく、右下に2次元バーコードが入った「航空券ご利用案内書」というものを渡されました。
どうやら、右下の2次元バーコードを機械にかざすことで搭乗出来るようで、こちらでもご紹介したANAのSkipサービスを初体験出来ることになりそうです。

さて、購入したのは福岡→関西の航空券。来月初めの「あかつき」乗車の帰りに利用しようと思っています。
今回購入して、残り2万円分のANAご利用券がまだ手元に残っています。有効期限は来年の11月末までなので、ゆっくり利用計画を練っていきたいと思います。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-151(A60)
和歌山(2230)〜和泉鳥取 普通 クハ103-176(A44)

あれ、わかやま電鉄一部運休?

平成18年4月に、南海電鉄貴志川線を引き継いで運行を開始したわかやま電鉄貴志川線。
「いちご電車」「おもちゃ電車」をはじめとした活性化策で、沿線以外からの乗客も集め、2年目も良い調子で運営している、と思っていたところに、一部列車の運休のお知らせが舞い込んできました。

「11月23日(金)より当分の間、一部列車を運休いたします。」(わかやま電鉄Webページ)

23日以降の時刻表によると、平日昼間時に伊太祁曽〜貴志間で最大1時間の間隔が開くという、南海時代にも近年なかったような運休が行われます。

かといって、乗客そのものが減っているか、と言うと、上述の「いちご電車」「おもちゃ電車」の効果もあって、全体的には増えていることもあり、確かに乗客の少ない時間帯の列車を中心に間引くとはいえ、いまいち減便というのも腑に落ちない感じがします。

前回ダイヤ改正時に全般的に増発したものの、その後の利用率の推移による経営的な観点からの見直しなのかも知れませんが、それでも単純に考えて減便とは、あまり良いニュースとは言えません。

この運休で大幅な乗客減、という訳はなく、しばらくは堅調な利用が続くと見込まれるとは思われますが、ちょっと気になるニュースでした。

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-401(A60)
和歌山(1817)〜和泉鳥取 普通 クハ103-116(A44)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 モハ102-456(A60)
和歌山(1956)〜和泉鳥取 普通 クハ103-22(A59)

今日の乗車記録(通勤)

和泉鳥取(0812)〜和歌山 普通 サハ103-363(A60)
和歌山(2039)〜和泉鳥取 普通 クハ103-530(A46)

やはり「嫌な予感」は当たってしまうのか・・・「あかつき」廃止の新聞記事より

先日嫌な予感がするので来月にでも乗りに行こうと考えていた寝台特急あかつき。
その「あかつき」を含むブルートレインが何本か廃止になるとの朝日新聞の記事を見つけてしまいました。

消えゆく東京駅発ブルトレ 「銀河」来春に引退(gooニュース、リンク先は朝日新聞)

まだJR各社からのプレスリリースが出てきていないので、断定的な事は言えませんし、今までも、当たるかどうかあやふやな将来の記事を何本かこのブログでもご紹介したこともある、そういう朝日新聞の記事なので、今回の記事も正直言って外れて欲しいと思う反面、記事を読んでみても現実味を帯びた内容であるので、まず外れる事はないのかな、とも思います。

ともあれ、まだプレスリリース前なので、あくまでも新聞記事のみがベースという前提でお話しさせて頂くと、記事の内容は次の通り。
・来年春、2008年春には「なは」「あかつき」「銀河」は廃止、「日本海」「北斗星」は1往復減。
・再来年春、2009年春には「はやぶさ」「富士」の廃止についてJR各社の担当課長レベルで合意済みとの内容。
・今後の寝台特急のあり方については、「ブルトレ会議」で検討しているが、新幹線の開業時期に合わせて廃止していくことを視野に入れている。

寝台特急の衰退は、新幹線の延伸や航空路線の充実、はたまた規制緩和による夜行バスの台頭と、色々な理由は後付で考える事は出来ますが、要はそういった外部の環境変化に対して、設備の更新や価格の値下げというような積極的な方策を打ち出せなかった点にあると思います。
更に言えば、「積極的な方策を打ち出せない」のは、長距離が為にJR複数社のエリアにまたがって走る寝台特急であるため、JR各社の調整からして手間取ることは容易に推測され、それが故に外部の環境に機敏に対応出来なかった、と言えるのではないのでしょうか。
そういう意味では、国鉄分割民営化のうち、特に「分割」におけるマイナス面が最悪の形で露呈した、とも言えるかも知れません。

現に、JR東日本一社で走行路線が完結する「あけぼの」では、B寝台車からリネンサービス等を省略した「ごろんとシート」を設定し(更に言えば女性専用ごろんとシートもある)、衰退著しい寝台特急のなか、健闘している、と言うケースもあることから、決して夜行列車の需要が皆無というわけではなく、やりようによっては巻き返しは決して難しくはなかったはずですが、みすみすそのチャンスを見逃してしまった、というのが現状でしょう。

上記新聞記事によると、プレスリリースは来月中旬。
私が「あかつき」に乗車するのは、寝台券購入の日付からして遅くても12月8日ですが、この記事が出てしまった以上、お名残乗車をする人等が増えてきて、普段の姿の「あかつき」にはもう乗れないかも知れません。
でも、それはそれで、自分の鉄道趣味を開眼させてくれた「あかつき」に対する最後の別れという意味では、少しでも賑やかな車内の方が良いのかな、と、ここまできたらもうプラス思考で考えるしかなさそうなニュースでした。

ニュースだけではなんなので、画像をご紹介。

0908yamasaki_naha_akatsuki
寝台特急「なは」「あかつき」

ginga_osaka_stn
寝台急行「銀河」
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