3年ほど前、屋久島に行った事があるのですが、その時にジェットフォイルを利用しました。フェリーよりも速く、飛行機よりも安く、種子屋久地方の住民にとってはなくてはならない交通機関と感じました。事実、私が乗ったときも満席での運行でした。

そのジェットフォイルがなんと運行停止になるそうです。

種子島航路 「トッピー」運行停止へ

なぜ運行停止になるかというと、運行会社であるいわさきコーポレーション鹿児島商船が離島航路におけるサービス基準を満たしていないため、国土交通省から運行停止の命令が出されるからだということです。

そのサービス基準とは、離島航路においては、高速船を運行する会社は、生活物資を運搬するフェリー会社と共同運行協定を結ばなければならないというもの。高速船との競争でフェリーが廃止となると島の生活に影響が及ぶからだというのがその理由です。

実は、こんなサービス基準があるとは全く知りませんでしたから、このニュースにびっくりして今日の日記に掲載したまでです。

確かに自由競争とはいえ、生活基盤を揺るがすようなものにはこういった規制もありだなあと納得しました。鹿児島商船は6月末にはサービス基準を満たすと言っていますが、島の住民の生活の事も考え、なるべく早く基準を満たしてジェットフォイルの運行をしてほしいと思います。