去る3月31日限りで廃止となった、島原鉄道の島原外港〜加津佐間。
「南線」や「南目線」と呼ばれていたこの区間が廃止となり、まもなく2ヶ月が経とうとしています。
その南線の廃止記念誌として、次の書籍が島原鉄道より発売されています。
ありがとう南線 思い出をつないだ20の駅(島原鉄道Webページ)
島原鉄道自身が作成・発売しているこの記念誌。
発売箇所が島鉄の鉄道・バス沿線のみということもあり、私のような遠方の人間は、島鉄に直接申し込んで郵送により手に入れる事ができました。
内容は、この度廃止となった区間の20の駅を、それぞれ見開き2ページの写真とエッセイで紹介しているのが主ですが、その他、南線の歴史や、その中でも特に影響の大きかった雲仙普賢岳の災害による被害とその復旧を年表でまとめられていたり、南線で活躍した車両や、駅で実際に発売されていたきっぷ(国鉄との連絡運輸の乗車券も掲載されています)などが掲載されていました。
ページ数にして64ページということもあり、「読む」書籍というよりか「見る」そして「保存する」書籍のような意味合いでしょうか。
各々の駅が美しい写真で紹介されていて、資料的な価値もありますが、とはいえもうこれらの駅には列車そのものがやってこない現実には複雑な気持ちを抱かざるを得ません。
それでも、最後にこういう写真集を作成して頂けただけでも(しかも鉄道会社自身が)まあ良かったのかな、とも思います。
勿論、南線に幼少の頃からお世話になった私としては、記録を残しておこうという観点から今回購入しましたが、そのついでに、残された北線も同じ運命をたどって廃止となって欲しくないこともあり、島鉄に対して、ささやかではありますが、経営維持の一助となればな、と思いました。
廃止記念として発売されましたが、現在もまだ発売中のようですので、購入されたい方は、早めに申し込まれた方が良いかと思います。
<データ>
題名:ありがとう南線 思い出をつないだ20の駅
発行元:島原鉄道株式会社
価格:2000円+税
「南線」や「南目線」と呼ばれていたこの区間が廃止となり、まもなく2ヶ月が経とうとしています。
その南線の廃止記念誌として、次の書籍が島原鉄道より発売されています。
ありがとう南線 思い出をつないだ20の駅(島原鉄道Webページ)
島原鉄道自身が作成・発売しているこの記念誌。
発売箇所が島鉄の鉄道・バス沿線のみということもあり、私のような遠方の人間は、島鉄に直接申し込んで郵送により手に入れる事ができました。
内容は、この度廃止となった区間の20の駅を、それぞれ見開き2ページの写真とエッセイで紹介しているのが主ですが、その他、南線の歴史や、その中でも特に影響の大きかった雲仙普賢岳の災害による被害とその復旧を年表でまとめられていたり、南線で活躍した車両や、駅で実際に発売されていたきっぷ(国鉄との連絡運輸の乗車券も掲載されています)などが掲載されていました。
ページ数にして64ページということもあり、「読む」書籍というよりか「見る」そして「保存する」書籍のような意味合いでしょうか。
各々の駅が美しい写真で紹介されていて、資料的な価値もありますが、とはいえもうこれらの駅には列車そのものがやってこない現実には複雑な気持ちを抱かざるを得ません。
それでも、最後にこういう写真集を作成して頂けただけでも(しかも鉄道会社自身が)まあ良かったのかな、とも思います。
勿論、南線に幼少の頃からお世話になった私としては、記録を残しておこうという観点から今回購入しましたが、そのついでに、残された北線も同じ運命をたどって廃止となって欲しくないこともあり、島鉄に対して、ささやかではありますが、経営維持の一助となればな、と思いました。
廃止記念として発売されましたが、現在もまだ発売中のようですので、購入されたい方は、早めに申し込まれた方が良いかと思います。
<データ>
題名:ありがとう南線 思い出をつないだ20の駅
発行元:島原鉄道株式会社
価格:2000円+税
