まずはじめにご報告。
先日こちらのエントリーでも少し記したとおり、本日運転されている「リバイバルあかつき」を見に行こうと少し検討していましたが、結局行けない事となりました。
理由は、無料航空券で座席が確保できなかったからでして、無料航空券で関空〜福岡往復の座席が確保できたらどこかへ見に行こうと思っていましたが、残念ながらキャンセルは発生しませんでした・・・

今回使用しなかったマイルは、他の夜行列車に乗りに行く為に利用していきたいと思い、今回は諦めることとしました。

さて、本題に入ります。

こちらの乗車記録でも記したとおり、南海本線の諏訪ノ森駅に寄ってみました。
この諏訪ノ森駅と、隣の浜寺公園駅は、南海線の連続立体交差事業による高架化に伴い、駅舎の保存計画が構想されている旨、堺市役所のWebページで確認することができます。

浜寺公園駅及び諏訪ノ森駅 駅舎保存活用構想(堺市役所Webページ)

以前浜寺公園駅については、以前訪問していますが、諏訪ノ森駅はまだ訪問していませんでした。
今回、彼岸の途中にこの駅を訪問してみることにしました。

阪堺線の船尾駅から商店街を抜けて、5分ほど歩くと、諏訪ノ森駅が見えてきます。
この駅は、上下線で別のところにホームがあり、保存される計画の駅舎は、上り線の西駅舎になります。

諏訪ノ森(駅舎)
諏訪ノ森駅(上り線)駅舎

諏訪ノ森(駅名板)
駅名板です。

この駅舎の特徴は、駅入口に張られているステンドグラスでしょうか。

諏訪ノ森(ステンドグラス)
駅舎内のステンドグラス
絵柄は、浜寺公園から眺める大阪湾の風景でしょうか。

実はこの辺りはかつてから高級住宅街と言うこともあり、隣の浜寺公園駅も含めて、こういう格調高い駅舎が建設された、とも言えるかも知れません。

諏訪ノ森(照明)
コンコースの照明も、いい雰囲気のものとなっています。

歴史的に価値のあるこの駅舎ですが、連続立体交差事業を実施する堺市では、保存構想を検討中です。
駅舎そのものの役目は高架化により終えるものの、南海線の伝統を残すこの駅舎を末永く保存していってほしいものです。