その7からの続きです。

このブログの旅行記では、鉄道をはじめとした公共交通機関の乗車体験を中心にご紹介しており、それ以外の旅行の内容(例えば観光地の訪問など)は、ブログの趣旨には合致していないこともあり、基本的にご紹介してきませんでした。

しかし今回、未曾有の大災害といえる東日本大震災で発生した津波に襲われ、かけがえのない多くの人命と財産が一瞬にして奪われたその地を訪問することから、交通機関のご紹介とは別に、被災地の様子をご紹介していきたいと思います。

まず、BRT車内から眺めた陸前高田の街です。

陸前高田の市街地は、津波により街中の建物がほとんど全てが流されてしまいました。
その映像・写真を見てショックを受けた方も多かったと思います。
それから約3年半。現在の陸前高田では、高台移転のための土地造成、そしてそこで発生した土砂を利用した地盤かさ上げの改良工事が大規模に進められています。

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この写真をみて、改めて衝撃を受けた方も多いかもしれません。
かつての市街地、そして津波で流されたところにいまあるのは、高台から海岸へ土砂を運搬するベルトコンベアの姿です。
下記新聞記事によると、山を削る高台造成で発生した土砂を運搬するためのもので、2015年5月まで作業が続けられる予定となっています。
陸前高田で巨大コンベヤー稼働 復興工事の土砂搬出 - MSN産経ニュース

津波の被害よりもむしろ、これだけの大規模な工事が行われていることに衝撃を覚える光景でしたが、これがまぎれもなく被災地の現状、ということを実感しました。

次に、今回の宿泊地の大船渡市の様子をご紹介します。

今回宿泊したのは「大船渡プラザホテル」。
【公式サイト】 大船渡プラザホテル 【最低価格保障】

大船渡の港の近くにあるっことから、津波被害を受けたと思われますが、改修工事をすませ、現在は営業再開しています。

津波に襲われた一階部分は、被災後に改修されたようで、ロビーやレストランは新しくなっていました。

一旦チェックインを済ませ、どこかに食べにいくことができればいいな、と思いホテルに備え付けの地図を頼りに、「大船渡屋台村」というところに行ってみることにしました。
大船渡屋台村公式Webサイト
大船渡屋台村運営事務局から地域の皆様へのお知らせ

屋台村の入口には看板がかかっていました。
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津波により店舗を流された飲食店の店主等が集まって仮設店舗で営業しているところで、色々なジャンルのお店を選ぶことができました。

どの店も土曜日の夕食時ということもあり、結構混んでいたので、比較的空いていたお好み焼きやに入り、「大船渡焼きそば」や大船渡のご当地ハイボールをいただくことにしました。

大船渡のご当地ハイボール「大船渡海来(みらい)ハイボール」
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店主のおじさんの話を聞いていたりしましが、どうやらこの大船渡屋台村は期間限定での営業のようですが、その後は白紙の模様となっています。
そもそも、この屋台村があるあたりも、「その2」の大船渡線BRT乗車でのエントリーで触れた区画整理事業の範囲に入っていると考えられることから、本格的な店舗での営業再開か、それとも営業そのものを断念するのか、等々の選択が迫られるのかな、とも感じました。

大船渡屋台村を後にし、コンビニで軽食などを購入してホテルに戻りますが、このあたりの道路は先にかさ上げされているようで、歩道が約1mほど下にあり、とてもじゃないけど歩道は歩ける状態にはありません。
通行する車に気をつけながらの移動でしたが、これもまた、震災の威力と被害の大きさを否が応でも気づかされる一つの例、といえるでしょうか。
道路のかさ上げ工事をする前は、満潮時になると道路が海水に浸かっていたとのことで、まずは応急的に道路だけをかさ上げしたとのことで、工事の完成はまだまだ先であることが、こういったことでも実感しました。

次のエントリーでは、この翌日に街中を散策した釜石市内の様子をご紹介したいと思います。


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