こちらのエントリーでご紹介したように、本日10月11日に泉北高速鉄道の光明池車庫で「せんぼくトレインフェスタ」が開催されました。

当日は、朝にちょっと地元で用事があったので、上記エントリー記事でご紹介した南海電鉄「サザン・プレミアム」12000系の泉北高速鉄道線内の走行シーンを撮影することはできませんでしたが、フェスタ自体には見にいくことができました。
泉北高速鉄道沿線で育ったにもかかわらず、光明池車庫のこういったイベントに行ってみるのは意外にも初めてなのですが、その初回でいきなりサザン・プレミアムの初入線のイベントというのことで、色々見どころがあるのかな、と思って会場に向かうことにします。

会場の光明池車庫。
開場直前に到着しましたが、既に多くの人が列を作っていました。
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イベントの内容は、車両の撮影、模型の展示・走行、ミニSL乗車等といったものがプレスリリースでも発表されていましたが、これらの様子をご紹介していきたいと思います。

まず実車の展示からです。
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目玉は南海12000系「サザン・プレミアム」ですが、それを挟んで5000系「ハッピーベアル」塗色、7020系「せんぼくトレインフェスタ」ヘッドマーク掲出編成が並ぶという、イベント色満点の展示でした。

まず南海12000系「サザン・プレミアム」から。
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いつものサザン・プレミアムに比べて何かが違う、とお気づきの方も多いかと思います。
実は難波方の車両は「サザン」で運行されている時は常に自由席車(8000系)が連結されていることから、和歌山市方の先頭車の貫通路に付いているヘッドマークが、難波方では省略されているのです。
こちら側の先頭車が見える機会というのは、営業運転中ではなかなか無いだけに、これだけでも貴重なシーンといえます。

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隣の7020系との並び。

次の7020系は、「せんぼくトレインフェスタ2014」のヘッドマークが掲出されています。
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左側のパネルは、泉北高速鉄道の「鉄道むすめ」の「和泉こうみ」というキャラクターです。
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「和泉こうみ」と「サザン・プレミアム」を無理やり並べてみました。
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5000系「ハッピーベアル」は、子どもたちの記念撮影として使用されていたので、遠目からサザン・プレミアムとの並びを掲載しておきます。
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ちなみにこの「和泉こうみ」のパネルは、開場入口付近にも掲出されていました。
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今回は「和泉こうみ」関連のグッズの販売はみかけませんでしたが、今後のキャラクターグッズ展開を楽しみにしている方も多いのではないかと思います。

次に「ミニSL乗車コーナー」ですが、やってくる車両は、ミニSLではなくてこちらでした。
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泉北高速鉄道の開業当時の車両100系が牽引するミニ列車です。
今や展示車両として1両だけ存在するこの100系ですが、こういった形で再現されているのも、面白いと感じました。

鉄道部品の発売会も実施されていました。
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駅名票やサボ等、貴重な部品が販売されていました。
整理券配付の制度となっており、早朝から並んで順番に欲しい部品を購入していく、というシステムでした。

鉄道模型コーナーは屋内で開催されていました。
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泉北高速鉄道・南海電鉄の車両を中心とした運転が実施されていました。
泉北高速・南海の車両自体、商品化されているものがレアなだけに、これだけ眺めるだけでも面白いと感じるファンも多いと思います。
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6月末まで多くのファンの目を惹いた「赤いラピート」の模型も走行していました。

また模型コーナーでは、子ども対象の運転体験も実施されていました。
泉北高速鉄道の運転士の付き添いのもとハンドル操作を行い、停止位置でピッタリ止めるというものです。
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社員の方の話によると、この模型コーナーの担当社員は全て運転士だということ、走行車両は社員所有のものや会社所有のものもあるとのこと、そしてこども運転コーナーのコントローラーは社員の自作だということでした。

この模型コーナーには、泉北高速鉄道の車両の展示模型車両がガラスケースに入っていました。
これこそ普段見ることができない「模型」ですので、写真に記録してみました。
100系
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3000系
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7000系
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7020系
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手元の記録を見ると、5000系の写真だけがなかったのですが、撮影を忘れたのかも知れません。
次回また見ておきたいと思います。

会場内では、スタンプラリーが実施されていました。
全てのスタンプを集めると、抽選により景品がプレゼントされました。
今回プレゼントでゲットしたのは、ハッピーベアルのジッパーロックと、泉北高速鉄道オリジナルのノートでした。
模型運転を終了した子どもにプレゼントされる「こども模型運転士認定証」とともに撮影しておきます。
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以上が「せんぼくトレインフェスタ2014」の概要でした。
「サザン・プレミアム」の初入線ということで、多くのファンが詰めかけていたのが印象的でしたが、それだけでなく泉北高速鉄道沿線の家族連れも多く来訪していました。
南海電鉄グループとなり、来年以降のイベントでも南海電鉄の車両との共演がどのように見られるのかが楽しみにも感じました。
個人的には南海電鉄に譲渡された3000系との共演が実現するのも面白いな、とも思っていますが、果たして今後どんな展示で楽しませてくれるのか、楽しみでもあります。

楽しみ、といえば、鉄道むすめのキャラクター「和泉こうみ」の展開も今後の楽しみといえるでしょう。
今回のトレインフェスタのヘッドマークで、実際の車両への装飾で登場した「和泉こうみ」ですが、他社の鉄道むすめのキャラクターのように、各種グッズの販売等が今後実施されるのか、今から心待ちといえるでしょう。

都合により約1時間の滞在でしたが、心ゆくまで楽しむことができたイベントでしたが、こういったトレインフェスタを開催していただいた泉北高速鉄道株式会社の皆様への感謝の気持を記して、イベントの訪問記の終わりとさせていただきたいと思います。

せんぼくトレインフェスタ2014 - Rail Photolog


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