来年春の北陸新幹線(長野〜金沢)の開業に伴い、現在首都圏〜北陸方面へのメインルートとなっている北越急行では、特急「はくたか」が廃止されることとなります。
「はくたか」が廃止となり、現状の普通列車のみとなれば、一気に厳しい経営環境のローカル鉄道路線に転じてしまうこととなるのですが、そこに直江津〜越後湯沢を約1時間で結ぶ「超快速列車」の運行を計画しているとのことです。
このたび、この「超快速列車」の愛称を募集することが北越急行から発表されました。

「超快速列車」の愛称名募集 |北越急行|ニュースリリース

募集期間は平成26年11月15日(土)〜11月30日(日)で、応募資格は特に無しとなっています。
応募方法は、ハガキまたはFAX、インターネット(ほくほく線ホームページ内愛称募集コーナー)、十日町駅応募箱となっています。
愛称の発表時期は、平成26年12月以降の平成27年3月ダイヤ改正の発表時に愛称名を発表するとのことです。
その他、詳細は上記プレスリリースをご覧下さい。


北陸新幹線の開業区間では、上越市内には「上越妙高」駅が開設されますが、駅の場所が現在の脇野田駅に隣接する位置となっていることから、同じ上越市からでも、中心地の一つである直江津駅からだと普通列車で約15分程度と、少々離れた場所になってしまいます。

また、運賃・料金を比較すると、北陸新幹線・東京〜上越妙高では9,280円(大人・普通車指定席・通常期、10月3日認可申請料金)となっているのに対し、上越新幹線〜北越急行・東京〜直江津では8,290円(大人・普通車指定席・通常期、北越急行は快速利用)となっており、新たに設定される「超快速列車」のダイヤ次第では、限られた需要に対してではありますが、十分競争力のあるものとなるのではないかと思います。

そういう意味では今後の北越急行の経営の柱となっていくことも十分考えられるこの「超快速列車」だけに、それに相応しい愛称名が付けられるといいなと思います。
また、愛称名と同時に運行ダイヤも気になるところで、「はくたか」が廃止となり線路容量に余裕も生じてくることは確実で、需要は限られたものになるとはいえ、どの程度の本数を設定してくるのか、という点でも注目したいな、と思ったニュースでした。

北越急行、「超快速列車」の愛称名募集 - kqtrain.net(京浜急行)
北越急行、北陸新幹線開業後に「超快速列車」運行へ: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」


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