JR北海道では、主にローカル線で運行している、国鉄時代に製作した一般気動車(キハ40形)の老朽取替用として、新型一般気動車の新製を計画しており、この度試作車(量産先行車)の製作について発表しました。

新型一般気動車の試作車(量産先行車)の製作について(JR北海道|プレスリリース)

試作車の製作両数は2両を予定しており、投入は平成29年度を予定しています。
車両の特徴としては、キハ40形と同様の両運転台式とし、ワンマン装置の設置、冷房設備の設置、バリアフリー設備の充実を図る他、エンジンの動力で発電した電力によってモーターで走行する電気式駆動システムを採用することとしています。
なお、新製する車両は、同時期に投入を予定しているJR東日本の車両と同一の仕様の電気式気動車とすることも併せて記されています。

なお、最終的な製作両数は、従来車両の保有数の140両を下回る見込みとしています。

その他詳細は、上記プレスリリースをご覧下さい。


JR北海道では、相次ぐ列車火災や脱線事故等や、それらに対する国土交通大臣からの事業改善命令・監督命令を受けて、今後5年間の設備投資計画を発表しています。
安全投資と修繕に関する5年間の計画(平成27年3月20日報道発表資料)|JR北海道

今回の一般気動車の新製も、この計画の中で挙げられており、この度試作車の製作について発表がありました。
個人的に気についた点としては、電気式の採用とJR東日本との仕様の共通化、といったところでしょうか。

先のエントリーでもご紹介したように、JR東日本では新潟・秋田地区に新型気動車の導入を発表していますが、この電気式気動車と共通な仕様の車両が北海道でも登場してくる事になりそうです。
また、JR北海道の安全性向上の取り組みの一環として、JR東日本から人材を含めた支援も行われている模様ですが、車両製作の共通化というのも、JR東日本からの支援が具現化したもの、ともいえるのかも知れません。

夏と冬の寒暖の差が激しいという北海道の厳しい気象条件の中で、新しく採用した電気式気動車の試験が順調に成功するのか、といったのが気になりますが、ともあれ、新しい電気式気動車の導入にめどが付き、キハ40形の置き換えが順調に進むことで安全性の向上が図られることを願いつつ、今後の動向を改めてご紹介したいな、と思ったニュースでした。

JR北海道、キハ40取り替え用は電気式ディーゼルカー: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
JR北海道、新型一般気動車の試作車(量産先行車)の製作を公表 - kqtrain.net(京浜急行)

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