JR東日本では、2015年7月1日〜9月30日の3ヶ月間の期間で「青森県・函館観光キャンペーン」を開催することとしていますが、このキャンペーン開幕を記念して、かつて青森〜函館で運転していた快速「海峡」号を復活運転することを発表しました。

青森県・函館観光キャンペーン オープニングセレモニーを開催し、「復活海峡号」を運転します!(JR東日本盛岡支社|プレスリリース)

「復活 海峡号」が運転されるのは2015年7月4日(土)で、運転区間は青森〜函館間となっています。
運転時刻は、青森9:44発・函館13:02着、函館13:38発・青森17:34着で、列車編成は、ED79形電気機関車と14系客車の編成となっています。
車内では、往路は旧「竜飛海底駅」、復路は旧「吉岡海底駅」の駅名標と記念撮影できるほか、往路では旧「竜飛海底駅」、復路では旧「吉岡海底駅」の駅スタンプ押印ができることとなっています。

なお、この「復活 海峡号」は、全席旅行商品として発売し、きっぷのみの発売は行わないこととなっています。
主な旅行商品としては、「往復復活海峡号」(日帰り:13,600円)、「往路復活海峡号+復路特急コース」(日帰り:11,000円)、「往路復活海峡号+復路津軽海峡フェリー利用コース」(1泊2日:19,800円)が紹介されています。(カッコ内旅行代金は大人1名の場合)
これら旅行商品は6月15日(月)14時にびゅうプラザで一斉発売されることとなっています。

その他詳細は、上記プレスリリースをご覧下さい。


1988年の青函トンネル開通から2002年の特急「スーパー白鳥」運転開始までの約14年間、青森〜函館間を結ぶ快速列車として運行してきた「海峡」号が、この度のキャンペーンで復活運転となります。
今回の復活運転では、主に使用されていた50系客車が存在しないことから、14系客車による編成となっています。
恐らく急行「はまなす」の客車を使用した臨時列車となるのかな、とも思うのですが、もっとも当時も急行「はまなす」の間合い運用として14系客車も快速「海峡」として使用されていたことから、そういう意味でも十分に当時の雰囲気を楽しむことができる臨時列車なのではないか、と思います。

余談になりますが、私自身この快速「海峡」に乗車したのは一度のみでしたが、それも50系客車でもなければ「はまなす」間合いの14系客車でもなく、上野〜青森の急行「八甲田」の編成を使用した臨時列車でした。
そのため、定期列車の「海峡」には乗らずじまいだった訳ですが、逆に言うと貴重な体験だったのかな、とも感じました。

来年春の北海道新幹線開業により、青函間の輸送体系が大きく変わることから、今回のイベント列車にかぎらず、在来線としての青函トンネルを体験できるのも今のうちなのかな、とも感じたニュースでした。

「海峡」、13年ぶりに復活: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
JR北海道&JR東日本 「快速海峡」復活運転を発表 ( 鉄道、列車 ) - 西和路快速の撮り鉄 Nゲージ日記&情報局 - Yahoo!ブログ

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