こちらのエントリーでご紹介したように、滋賀県の信楽高原鐵道では平成7年から活躍してきたSKR300形301号が引退となりましたが、このSKR301号が引退後、和歌山県の紀州鉄道へ譲渡されるという報道もご紹介しました。

そのSKR301号ですが、この度紀州鉄道に到着したことが、紀州鉄道沿線地域のメディアである日高新報が報じていますので、ご紹介したいと思います。

紀州鉄道に気動車到着 - 日高新報 Web Hidaka

記事によると、19日夜にトレーラーで運ばれて滋賀県を出発し、20日朝に御坊に到着し、今後は検査を受けて合格後、早ければ年内に運行するとのことです。
また、運行開始後はSKR301号が主力となり、現在走っているレールバスの「キテツ2号」は控えとなることも記されています。

先のエントリーでは、紀州鉄道に唯一残る2軸のレールバスの動向が今後気になるところと記していましたが、2両あるレールバスのうち、1両は廃車し部品取りに、そして現在稼働している「キテツ2号」と今回導入する「SKR301号」の2両で運用することになりそうです。
また基本的にはSKR301号が運用に入り、同車両の検査時にはキテツ2号が運用に入るとのことで、上記日高新報の記事にもあるように、レールバスの乗車の機会は今後貴重なものになっていくといえるでしょう。

SKR301号は導入されますが、ひとまずレールバスも引き続き運用に入るとのことなので、ファンにとっては一安心といったところでしょうが、今後は訪問時にどちらの車両がやって来るのかお楽しみ、といったところもあり、何としてでもレールバス(あるいはSKR301)に乗りたい、という方にとっては事前の情報収集が必要となってくるのかな、とも思ったニュースでした。

信楽高原鉄道の車両が紀州鉄道へ: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

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