南海バスグループの南海ウイングバス南部では、JRバス関東との共同運行で、夜行高速バス「和歌山〜東京線」を運行しています。
この和歌山〜東京線ですが、この度南海ウイングバス南部の単独運行となることが発表されました。

南海バス|高速バス「和歌山〜東京線」における単独運行について

南海ウイングバス南部の単独運行となるのは12月18日(金)出発便からとなります。
またこの日より経由地の変更が行われることとなり、これまで停車していた「堺東駅前」は廃止し、新たに「高速京田辺」「京都駅八条口」に停車することとなりました。
またこれに伴い、運行時刻の変更が実施されます。

その他詳細は、上記Webサイトをご覧下さい。


この「和歌山〜東京線」については、こちらのエントリーでご紹介したように、昨年12月から今年3月にかけて期間限定で南海ウイングバス南部による単独運行が実施されていましたが、今回の発表により、南海ウイングバス南部の単独運行に完全に切り替わることから、JRバス関東は運行より撤退することとなります。

もっとも、従来通り東京駅や新宿駅への乗り入れは継続することや、廃止となる堺東駅前からは、別系統の南海バスの高速バスがあることから、利用者への影響はあまり大きくないと思われます。
敢えて言えば、JRバス関東運行便が2階建てバスであるのに対し、南海ウイングバス南部運行便は通常の高速バスとなることから、座席数が若干減少することが、懸念される点といえるでしょうか。

これにより、和歌山市内でJRバス関東の二階建てバス「エアロキング」の姿を見ることができるのもあと一ヶ月ほどとなりました。
和歌山市内を発車する時間だと暗い上に、到着便を狙うとすると道路状況により読めない部分もあることから、なかなかその姿を和歌山市内で写真に記録することは難しいと思いますが、機会を見つけて撮影することができればいいな、と思ったニュースでした。

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