南海バスでは、10月17日(月)より堺営業所 匠町線においてダイヤ改正を実施することを発表しました。

南海バス|ダイヤ改正情報(2016/10/17改正)

ダイヤ改正の内容としては、新設系統としてS11系統の準急 住之江公園駅前→匠町(松屋大和川通三丁、松屋大和川通に停車)が設定されることとなっています。
また、S4系統(阪和堺市駅前→匠町)・S6系統(阪和堺市駅前→匠町)、S3系統(堺駅西口→匠町)、S11系統(住之江公園駅前→匠町)の各路線のダイヤも改正されることとなっています。

詳細は、上記Webサイトをご覧下さい。


今回ダイヤ改正が実施される匠町線ですが、シャープディスプレイプロダクト(シャープの堺工場が分社化)のみならず、大阪市阿倍野区から移転してきたシャープの本社へのアクセスともなる路線にもなりました。
本社が移転してきたこともあり、利用者が増加したことがダイヤ改正の理由となっているものと思われるのですが、一番の注目点は新設のS11系統でしょうか。

この新設系統には「準急」という種別が付けられており、途中の停留所も松屋大和川通三丁、松屋大和川通のみとなっています。
途中の停留所を通過し、匠町への通勤輸送に特化した系統という位置づけになっているのですが、それでは、なぜに「急行」でなく「準急」となるのか、がやはり気になるところでしょうか。

個人的な推察ではありますが、南海バス管内では「急行」は途中停留所無停車の系統で使用しているのに対し、今回の新設路線では一部の途中停留所に停車することから、そのあたりを区別するために急行と別立ての系統を用意した、というところなのかな、と感じました。

ともあれ、「準急」というバスもなかなか珍しいのかな、とも思いますので、平日朝の住之江公園駅前発にしか設定がなく見に行くことはなかなか難しいのですが、機会があれば「準急」の行先表示を見てみたいな、と感じたニュースでした。



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