南海バスでは、同社の運行する関西国際空港第2旅客ターミナル線(エアロプラザ[関西空港第1ターミナル]〜第2ターミナル間)において、大阪府下の事業者では初となる連接バスを導入することを発表しました。

南海バス|関西国際空港 第2旅客ターミナル線への連節バスの導入について
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今回導入される南海バスの連節バス
(上記Webサイト内資料より引用)

上記発表資料によれば、連節バスの運行開始日は平成29年4月28日(金)で、導入車両はメルセデス・ベンツ製の「シターロG」で、全長は約18m、輸送力は従来のノンステップバスの約2倍で100名程度の乗車がかのうとなっています。
また、この「シターロG」は、国内初の投入となるとのことで、導入台数は2台となっています。

詳細は、上記発表資料をご覧ください。

こちらのエントリーでご紹介したように、この1月に関西空港第2ターミナル国際線が開業し、従前以上に第1ターミナル〜第2ターミナル間の移動が増えてきたようで、現在では1日平均10,000人以上が利用しているとのことです。
ピーク時には2〜4分間隔と頻発するほどの利用者となっていて、混雑の緩和が課題となっていたこのバス路線ですが、その解決策として何と連接バスの導入が発表されました。

連接バスといえば、近年混雑緩和の切り札として各地で導入されており、関西地方でも兵庫県や滋賀県などでは導入実績はあるのですが、こと大阪府内に関しては今回の関西空港内の路線が初めてとのことです。

まさか南海バスが連接バスを運行するとは、数年前までは本当に想像だにできなかっただけに、近年の訪日外国人旅行者の増加は、様々な形で南海電鉄グループに影響を与えているものだと感じた次第です。

連接バスの運行開始は、連休前の4月28日からとなっています。
運賃は無料なので、関西空港訪問がてら、乗車する機会があればいいな、と感じたニュースでした。

関空に連節バス: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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