当ブログの新しい柱として育てつつある「鉄道関連書籍紹介」。
商業ベースの書籍に限らず、同人誌であっても管理人自身が入手可能で関心があるものであれば、気の向くまま購入し、ご紹介していき、多くの方々が書籍を手に取る機会を増やす一助になればいいな、と感じています。

今回ご紹介するのは、「徹底解剖!!横浜市営地下鉄(2)切符・運用編」です。
本誌は、こちらのエントリーでご紹介した「(1)車両・撮影地編」に続くもので、タイトル記載の通り、横浜市営地下鉄の切符と、車両運用に特化して紹介している冊子となっています。




前編の「(1)車両・撮影地編」は電子書籍でのご紹介でしたが、今回の第2編は、記事執筆段階ではAmazonで紙媒体書籍が購入可能であったことから、こちらを購入して読んでみることにしました。

内容としては、「切符編」では、横浜市営地下鉄に限らず「切符」そのものの意味から始まり、横浜市営地下鉄で発行された普通乗車券・回数乗車券等からはじまり、自動券売機・精算機、自動改札機、磁気カード乗車券、特殊乗車券について、開業時からの移り変わりを紹介しており、資料的価値の高いものとなっています。

続く「運用編」では、横浜市営地下鉄の現行ダイヤの解説や、試運転・団体臨時列車・節電ダイヤといった過去を中心とした珍しい運用事例集、そして著者らが行っている運用予測や観測の具体的事例について紹介しています。

先の「(1)車両・撮影地編」では、個人的に馴染みが皆無な横浜市営地下鉄を取り上げた書籍の紹介となりましたが、その後も横浜市営地下鉄に乗車する機会があるわけもない状態が続いています。

そんな私がどこまで深い感想を述べることができるのか、という点ではいささか不安もあるわけですが、今回は特に「切符編」では個人的にも馴染みがある分野なだけに、前巻での知識も踏まえて、少しは深く読み進めることができました。

特に「切符編」で個人的に気づいたのは以下の点でした。

・切符の法的意味に加えて、地方公営企業の解説に1ページ割いているのは、流石「交通法規研究会」という団体名に感じました。

・開業当初より磁気乗車券が使用されているのは意外に感じました。
(関東地区では全般的に自動改札の導入が遅かったイメージがあったので…)

・歴代の自動券売機、自動改札機の紹介は圧巻の一言でした。
ここだけでも、資料的価値は非常に高いものがあると思います。

・横浜市営地下鉄では、もはや磁気カードも終了目前とは、やはり関西地区とは時間の流れが違うことを痛感しました。
そういえばこちらのエントリーでご紹介した横浜市営地下鉄の三国志記念きっぷも非磁気券だったように思います。

・「はまりんフェスタ」で来場記念券が配布されるとは知りませんでした。
少なくとも2011年から配布されている模様で、これ目当てに毎年訪問している人も多いかも知れないと感じました。
関西地区在住の管理人が、「はまりんフェスタ」を訪問するのは相当困難ではありますが、仮に日程の都合が合えば、是非とも訪問してみたいと感じました。


個人的な興味もあり、「切符編」の感想ばかりとなってしまいましたが、「運用編」についても、著者らが実践している運用予測とその観測の流れについて詳しくかつ分かりやすく記されており、この分野に疎い私であっても興味を持って読み進めることができました。

以上のように、特に開業当初からの資料を調べ上げて書籍に仕上げた今巻は、前巻に引き続き購入する価値の高いものと感じましたので、関心のある方は是非手にとって一読されればいいな、と感じました。

前巻でもご紹介しましたが、この「徹底解剖!!横浜市営地下鉄」シリーズは全6巻の刊行が予定されています。
次巻の「(3)サイン・駅(1)」は、2018年8月発行予定となっています。
恐らく今年8月に開催される「コミックマーケット」等での発売、そしてその後Amazon等での販売が開始されるものと思われますが、次巻についても忘れず購入し、感想を当ブログにアップさせていただくことができればと思っていますので、次巻発行への期待を述べることを、敢えて最大限の賛辞とさせていただくことで、今回の感想の締めとさせていただければと思います。

(参考情報)
この「徹底解剖!!横浜市営地下鉄」の第1巻・第2巻ですが、来る1月21日(日)に大阪市内の「インテックス大阪」で開催される「こみっくトレジャー」(公式Webサイト:こみっく★トレジャー31)において、委託販売されるとのことなので、関西地区の方々で興味のある方は、こちらの委託販売で入手してみるのもいかがでしょうか。




<書籍データ>
書籍名:徹底解剖!横浜市営地下鉄第2巻 -切符・運用編-
著者:青線
編集:交通法規研究会
発行所:交通法規研究会
価格:本体1,700円(税別)



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