こちらの記事でご紹介したように、フェリーさんふらわあでは、同社の大阪〜志布志航路へ新造船の投入を発表していましたが、この度新造船の1隻目となる「さんふらわあさつま」の就航日が発表されました。

重要「大阪⇔志布志航路新造船「さんふらわあさつま」就航日決定のお知らせ」 | フェリーさんふらわあ
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新造船「さんふらわあさつま」/「さんふらわあきりしま」2018年就航の案内
(上記Webサイトより引用)

上記発表資料によれば、「さんふらわあさつま」の就航日は2018年5月15日(火)の大阪発志布志行き(下り便)より運航を開始するとのことです。
また予約受付開始日は2018年3月15日(木)午前9時から電話・インターネットで受け付けることとなっています。

また、2隻目の新造船「さんふらわあきりしま」は今夏の就航を目指しており、以降は同航路では新造船2隻体制となることも、同時に発表されています。

新造船「さんふらわあさつま」のコンセプトとしては、「初めての経験わくわくどきどき さんふらわあのカジュアルクルーズ」と称し、以下の特徴が挙げられています。
・船内プロジェクトマッピング(本邦初)
・ウィズペットデラックスルーム(本邦初)
・パブリックスペース拡大(現行船比2.5倍)
・レストラン拡大(現行船比1.5倍)
・展望大浴場拡大(現行船比1.7倍)
・スイートルーム設置(同社初)
・全個室にシャワー・トイレ・洗面台・冷蔵庫設置(スイート、デラックス、スーペリアの各クラス)
・船内エンターテインメント大幅拡充(デジタルサイネージ、船内Wi-Fi、最大100タイトルの映画オンデマンド視聴)

その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


関西発着のフェリーでは、2015年に大阪〜北九州航路で相次いで新造船が就航しましたが、今回は鹿児島(志布志)航路での新造船就航となります。
今回導入される「さんふらわあさつま」では、特徴としては個室クラスにはシャワー・トイレ・洗面台・冷蔵庫が設置されていることで、より個室での居住性が高まるものと考えられます。
また、所要時間も長く、また外洋を航行するため携帯電話の基地局の電波が入りづらい本航路でもあることから、船内Wi-Fiや、オンデマンドでの映画視聴といった、船内のエンターテイメントも拡充していることも、見逃せないポイントといえるでしょうか。


関西〜九州航路の中では最も長い約15時間という所要時間を存分に楽しめる新造船といえる今回の「さんふらわあさつま」。
志布志航路には乗船したことがない私としても、就航後に機会を見つけて乗船することができればいいな、と感じたニュースでした。





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