既にこちらのエントリー等でご紹介しているように、JR西日本では新たな長距離列車の導入を発表していますが、この度、この長距離列車の車内デザインが発表されました。
新たな長距離列車の車内デザイン ：JR西日本
上記発表資料によれば、「新たな長距離列車」の概要は以下のとおりとなっています。
●運行開始時期：2020年春
●運行エリア（例）：
京阪神〜山陰方面、京阪神〜山陽方面など
※臨時列車として、期間を定め複数の区間を運行予定
●車両：
117系6両1編成を改造
●座席・定員：
全車指定席・90名程度
●座席タイプ
・ 6号車（グリーン個室）：
個室を5室配置、うち1室は1名用個室
・5号車（普通車）フルフラットシート：
サンライズエクスプレス｢ノビノビ座席｣と同様の横になりくつろげるフルフラットシート
車椅子対応座席、多機能トイレを配置
・ 4号車（フリースペース）：
テーブルや着席スペースを複数設置し、自由にお過ごしいただけるフリースペース
グループでご利用いただけるボックス席
・3号車（普通車）コンパートメント、2列＋2列シート：
ファミリーなどグループでご利用可能なコンパートメント
グリーン車並の座席間隔で配置した2列＋2列のリクライニング席
・ 2号車（普通車） フルフラットシート、2列＋2列シート ［女性専用席］：
5号車、3号車と同様のフルフラットシートと2列＋2列シートを配置
女性更衣室、女性専用トイレを配置
・1号車（グリーン車） 1列＋1列シート
向かい合う2つの座席を1名で利用可能な広々とした空間を提供
2つの背もたれを倒すことでベッドへの転換が可能
その他詳細は、上記発表資料をご覧ください。
列車の概要そのものは既に発表されていた、この「新たな長距離列車」。
今回は、多くのファンが気になる車内デザインが発表されました。
設定される座席をみると、グリーン車については個室と開放座席、普通車はフルフラットやコンパートメント、2列＋2列シートと、6両編成とは思えないくらいの種類の豊富さが特徴となっています。
また、グリーン車の1列＋1列シートでは、背もたれを倒すことでベッドにも転換できる機能を備えることとなっていますが、ファンにとっては、かつての開放A寝台や581系・583系寝台電車を、また、フルフラットシートは、かつての開放B寝台のそれを、それぞれ彷彿とさせるものといえるのではないかと思われます。
車両の内装を見ると、グループ旅行は勿論、一人旅にも十分使えそうな、この「新たな長距離列車」。
今後気になるのは、価格とダイヤでしょうか。
ダイヤについては、投入区間は発表されていますが、問題はその運行時間帯。
上記のように、横になれる仕組みが色々と備わっていることから考えると、夜行列車としての運行が中心になると思われますが、どの方面へ、どんな時間帯で運行されるのか。
また、価格については、これらの多彩な座席をどんな種別で、どんな料金体系を用いて販売するのか。
加えて、旅行商品としてのみ発売なのか、それとも通常の指定席と同様の一般売りを行ったりするのか。
これら営業的な面はこれから詰めていくと思われますが、その内容如何によっては、鉄道趣味的な旅行であっても十分旅程に取り入れることができそうな列車となる可能性もあるだけに、今後の発表を楽しみにしたいと思います。
さて、車両の内装にばかり目が奪われる今回の発表ですが、使用される車両が117系であることが正式に発表されていることを、これまた見逃してはならない点かと思われます。
これまではイメージ図により117系であることを想像するという、奥歯に物が挟まったような書き方しかできなかったわけですが、今回の発表により、胸を張って「117系改造の新たな長距離列車」と書けるようになったのが、ブログ管理人としての個人的な収穫点なのかな、とも思ったりもしたニュースでした。
多様な個室や座席 「新たな長距離列車」車内デザイン発表 JR西日本（画像23枚） | 乗りものニュース
JR西日本，新たな長距離列車の車内デザインを発表｜鉄道ニュース｜2018年05月23日掲載｜鉄道ファン・railf.jp
117系長距離列車の車内デザインを発表、JR西 - 鉄道コム
JR西日本、新たな長距離列車の車内デザイン公表 - kqtrain.net（京浜急行）
「新たな長距離列車」のバラエティに富んだ座席: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
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新たな長距離列車の車内デザイン ：JR西日本
上記発表資料によれば、「新たな長距離列車」の概要は以下のとおりとなっています。
●運行開始時期：2020年春
●運行エリア（例）：
京阪神〜山陰方面、京阪神〜山陽方面など
※臨時列車として、期間を定め複数の区間を運行予定
●車両：
117系6両1編成を改造
●座席・定員：
全車指定席・90名程度
●座席タイプ
座席タイプ一覧
上記発表資料内資料（http://www.westjr.co.jp/press/article/items/180523_01_design_1.pdf）より引用
・ 6号車（グリーン個室）：
個室を5室配置、うち1室は1名用個室
・5号車（普通車）フルフラットシート：
サンライズエクスプレス｢ノビノビ座席｣と同様の横になりくつろげるフルフラットシート
車椅子対応座席、多機能トイレを配置
・ 4号車（フリースペース）：
テーブルや着席スペースを複数設置し、自由にお過ごしいただけるフリースペース
グループでご利用いただけるボックス席
・3号車（普通車）コンパートメント、2列＋2列シート：
ファミリーなどグループでご利用可能なコンパートメント
グリーン車並の座席間隔で配置した2列＋2列のリクライニング席
・ 2号車（普通車） フルフラットシート、2列＋2列シート ［女性専用席］：
5号車、3号車と同様のフルフラットシートと2列＋2列シートを配置
女性更衣室、女性専用トイレを配置
・1号車（グリーン車） 1列＋1列シート
向かい合う2つの座席を1名で利用可能な広々とした空間を提供
2つの背もたれを倒すことでベッドへの転換が可能
その他詳細は、上記発表資料をご覧ください。
列車の概要そのものは既に発表されていた、この「新たな長距離列車」。
今回は、多くのファンが気になる車内デザインが発表されました。
設定される座席をみると、グリーン車については個室と開放座席、普通車はフルフラットやコンパートメント、2列＋2列シートと、6両編成とは思えないくらいの種類の豊富さが特徴となっています。
また、グリーン車の1列＋1列シートでは、背もたれを倒すことでベッドにも転換できる機能を備えることとなっていますが、ファンにとっては、かつての開放A寝台や581系・583系寝台電車を、また、フルフラットシートは、かつての開放B寝台のそれを、それぞれ彷彿とさせるものといえるのではないかと思われます。
1号車グリーン車
上記発表資料内資料（http://www.westjr.co.jp/press/article/items/180523_01_design_1.pdfより引用）
車両の内装を見ると、グループ旅行は勿論、一人旅にも十分使えそうな、この「新たな長距離列車」。
今後気になるのは、価格とダイヤでしょうか。
ダイヤについては、投入区間は発表されていますが、問題はその運行時間帯。
上記のように、横になれる仕組みが色々と備わっていることから考えると、夜行列車としての運行が中心になると思われますが、どの方面へ、どんな時間帯で運行されるのか。
また、価格については、これらの多彩な座席をどんな種別で、どんな料金体系を用いて販売するのか。
加えて、旅行商品としてのみ発売なのか、それとも通常の指定席と同様の一般売りを行ったりするのか。
これら営業的な面はこれから詰めていくと思われますが、その内容如何によっては、鉄道趣味的な旅行であっても十分旅程に取り入れることができそうな列車となる可能性もあるだけに、今後の発表を楽しみにしたいと思います。
さて、車両の内装にばかり目が奪われる今回の発表ですが、使用される車両が117系であることが正式に発表されていることを、これまた見逃してはならない点かと思われます。
これまではイメージ図により117系であることを想像するという、奥歯に物が挟まったような書き方しかできなかったわけですが、今回の発表により、胸を張って「117系改造の新たな長距離列車」と書けるようになったのが、ブログ管理人としての個人的な収穫点なのかな、とも思ったりもしたニュースでした。
多様な個室や座席 「新たな長距離列車」車内デザイン発表 JR西日本（画像23枚） | 乗りものニュース
JR西日本，新たな長距離列車の車内デザインを発表｜鉄道ニュース｜2018年05月23日掲載｜鉄道ファン・railf.jp
117系長距離列車の車内デザインを発表、JR西 - 鉄道コム
JR西日本、新たな長距離列車の車内デザイン公表 - kqtrain.net（京浜急行）
「新たな長距離列車」のバラエティに富んだ座席: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
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