南海電鉄では、老朽化した7100系の置き換えとして、8300系車両を近年継続的に投入しています。
この8300系ですが、近畿車両で製造された後、機関車に牽引されて和歌山市駅で引き渡されるというルートも、これまた近年の定番となっており、その到着時の様子は毎年当ブログでもご紹介しています。
南海電鉄の新型車両8300系を和歌山市駅でみる(2015.7.10) : 阪和線の沿線から
南海8300系の甲種輸送を和歌山市駅でみる(2016.8.9) : 阪和線の沿線から
南海電鉄8300系の甲種車両輸送を和歌山市駅でみる(2017.6.7) : 阪和線の沿線から

その南海8300系の車両メーカーからの搬入(甲種車両輸送)が今年も実施され、本日和歌山市駅に到着しましたので、その様子をご紹介したいと思います。

DSC04019-2_R
▲南海8300系

今回搬入された編成は、和歌山市方から順に以下の通りです。

DSC04020_R
▲8359

DSC04021_R
▲8709
8359と8709で2両編成を組成していました。

DSC04022_R
▲8408

DSC04023_R
▲8658

DSC04024_R
▲8608

DSC04027_R
▲8308

どうやら、8300系も既に9編成が導入されたことになりそうです。


この8300系を車両メーカーより牽引してきたのはこちらの機関車・DD51型ディーゼル機関車でした。
DSC04002_R


最近では毎年のこととはいえ、珍しい光景には違いないので、その姿を記録しようと、本日も何名かのファンが撮影に勤しんでいました。

DD51の構内入れ換えの様子も記録しておきました。
DSC03997-2_R
▲単機で構内を入換中。

DSC03999_R
▲南海電鉄の社員さんが数名出てきて、DD51を誘導していました。

DSC04003-2_R
▲入換時のDD51型と8300系の並び。

入れ換え時に、8300系とDD51が並ぶシーンは、毎年のことながら、この甲種車両輸送を象徴するシーンでは、と個人的には思っています。

入れ替えたあと、難波方でDD51、8300系、7100系(奥の7番ホームに停車中)の3編成の並びに遭遇しましたので、こちらも欠かさず記録にとっておきました。
DSC04026-2_R


仕事の出勤時間が近くなってきたので、ここまで撮影して退散することにしました。

聞くところによると、今月はもう一回この8300系の甲種車両輸送があるようですので、時間が合えば、またこの様子を撮影しにいきたいな、と思いました。




↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム