こちらの乗車記録でご紹介したように、先日の旅行の一環で、会津若松から鬼怒川温泉まで、会津鉄道「AIZUマウントエクスプレス」に乗車しましたが、その時の様子をご紹介したいと思います。
▲会津若松駅で発車待ちの会津鉄道AT-751「AIZUマウントエクスプレス」
▲鬼怒川温泉方に連結されていたのは、AT-650形
乗車したのは、会津若松6時57分発の「AIZUマウントエクスプレス2号」です。
編成は、AT-750形とAT-650形の2両編成となっています。
乗客が数人乗車した状態で、会津若松を発車。
JR只見線と会津鉄道との分岐駅である西若松から、まとまった乗車がありました。
ここまでが会津若松の市街地ということと、ここからだとJR線分の運賃が不要なことから、敢えてこの駅から乗車する人が多いのかも知れません。
▲会津若松駅で発車待ちの会津鉄道AT-751「AIZUマウントエクスプレス」
▲鬼怒川温泉方に連結されていたのは、AT-650形
乗車したのは、会津若松6時57分発の「AIZUマウントエクスプレス2号」です。
編成は、AT-750形とAT-650形の2両編成となっています。
乗客が数人乗車した状態で、会津若松を発車。
JR只見線と会津鉄道との分岐駅である西若松から、まとまった乗車がありました。
ここまでが会津若松の市街地ということと、ここからだとJR線分の運賃が不要なことから、敢えてこの駅から乗車する人が多いのかも知れません。
乗車している列車は2両編成。
このうち乗車したのは、会津地方をイメージしたカラーの赤色が施されたAT-751形でした。
その車内はこのようになっています。
▲AT-751形の車内
特徴は、何と言っても特急列車ばりの回転式リクライニングシートでしょうか。
全区間通して乗車すると2時間超であるのに加え、終点の鬼怒川温泉で東武特急「スペーシア」に乗り継ぐと、更に長い乗車時間になることから、快速列車ではありますが、このようなリクライニングシートが用意されているのは、長距離利用者にとっては嬉しい限りです。
一方のAT-650形の車内はこのような、転換クロスシートになっています。
列車は、沿線の阿賀川の流れに沿って上っていきます。
途中、ダムの貯水池もみながら、風光明媚な風景を、リクライニングシートに身体を委ねながら、存分に楽しんでいきます。
▲芦ノ牧温泉南〜湯野上温泉間
▲湯野上温泉〜塔のへつり間
▲会津下郷〜ふるさと公園間
▲養鱒公園〜会津長野間
車内の乗客は、通学時間帯ということもあってか、沿線の中でも拠点的な地区である会津田島にむかって徐々に混んできました。
そのほとんどの乗客が降りたのは、拠点駅の会津田島、ではなく一つ手前の「田島高校前」。
その名の通り、田島高校へ向かう通学客が大量に下車するのは予想していましたが、それ以外にも通勤客らしき乗客も下車していきました。
この乗客の動きは少し意外で、その中には西若松から乗車してきた利用者も少なからずいました。
ということは、西若松から田島高校前という、会津若松方面とは逆向きで、かつ割と長い距離の通勤客が少なからいるわけで、これは予想外の発見、と感じました。
逆に、車内はほとんど空いた状態で会津田島着。
ここから会津高原尾瀬口まで快速運転となりますが、車内は一気に空いて、2両に数人の乗客となってしまいました。
もとより、会津鉄道沿線と首都圏を結ぶという意味合いの強いと思われる、この「AIZUマウントエクスプレス」ですが、ことこの2号に関していうと、地域輸送をつなぎ合わせている列車、というのが実態といえるでしょうか。
会津高原尾瀬口からは野岩鉄道に入ります。
この路線は、国鉄線として建設されていたものの、途中で建設中止となったものを第三セクター鉄道として引き継ぎ、野岩鉄道会津鬼怒川線として昭和61年に開業したものです。
鉄建公団が手がけた地方路線、ということもあり、山間部はほとんどトンネルで抜けていく路線となっています。
そのため、車窓を楽しめる時間は会津鉄道線内より減りはしますが、時折トンネルから出てくる時に見える鬼怒川の様子を楽しむことができるものとなっています。
▲中三依温泉〜湯西川温泉
▲川治湯元〜川治温泉
さて、野岩鉄道線内での一番の見どころは、湯西川温泉駅でしょうか。
駅のホームがトンネルの中に設置されている「トンネル駅」。
上越線の土合駅などが有名ですが、そういった山岳トンネル内の駅の一つとしても有名です。
その様子を、停車時間の合間に撮影してみることにしました。
▲湯西川温泉駅の駅名標
▲改札口へ通じる通路
▲車両後部よりホームを望む
新藤原からは、一駅だけ東武線を走行し、これで都合4社(JR・会津・野岩・東武)にまたがり、約2時間強の乗車を楽しみ、最後に鬼怒川温泉の旅館群が川沿いに見えてくると、終点鬼怒川温泉駅となります。
▲新藤原〜鬼怒川温泉間
▲鬼怒川温泉駅に到着した「AIZUマウントエクスプレス2号」
向かい側ホームから特急「きぬ116号」に接続しています。
以上のように、会津鉄道の車両で運行する「AIZUマウントエクスプレス」に乗車してみました。
2時間以上の乗車ではありましたが、AT-751形に設置されたリクライニングシートのおかげもあってか、快適に過ごすことができました。
また、車窓に関しても、沿線流域の川の流れを眺めながら、また野岩線内では、トンネルの合間に見える風景などを楽しむことができました。
一方、列車の利用者に関して言えば、一番多かったのは田島高校への通学生で、それが過ぎると非常にガランとした車内だったのは気がかりにも思えました。
もっともこれは、曜日や季節によっては、鬼怒川温泉で乗り換えて、浅草方面への利用者が増える場合もあると思われるので、機会があれば違う時間帯の「AIZUマウントエクスプレス」に乗車して確かめる機会があればいいな、と思いました。
今回は夏の時期に乗車しましたが、秋は紅葉、冬は雪景色も期待できるこの「AIZUマウントエクスプレス」。
また機会を改めて乗車することができればいいな、と感じた初乗車でした。
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このうち乗車したのは、会津地方をイメージしたカラーの赤色が施されたAT-751形でした。
その車内はこのようになっています。
▲AT-751形の車内
特徴は、何と言っても特急列車ばりの回転式リクライニングシートでしょうか。
全区間通して乗車すると2時間超であるのに加え、終点の鬼怒川温泉で東武特急「スペーシア」に乗り継ぐと、更に長い乗車時間になることから、快速列車ではありますが、このようなリクライニングシートが用意されているのは、長距離利用者にとっては嬉しい限りです。
一方のAT-650形の車内はこのような、転換クロスシートになっています。
列車は、沿線の阿賀川の流れに沿って上っていきます。
途中、ダムの貯水池もみながら、風光明媚な風景を、リクライニングシートに身体を委ねながら、存分に楽しんでいきます。
▲芦ノ牧温泉南〜湯野上温泉間
▲湯野上温泉〜塔のへつり間
▲会津下郷〜ふるさと公園間
▲養鱒公園〜会津長野間
車内の乗客は、通学時間帯ということもあってか、沿線の中でも拠点的な地区である会津田島にむかって徐々に混んできました。
そのほとんどの乗客が降りたのは、拠点駅の会津田島、ではなく一つ手前の「田島高校前」。
その名の通り、田島高校へ向かう通学客が大量に下車するのは予想していましたが、それ以外にも通勤客らしき乗客も下車していきました。
この乗客の動きは少し意外で、その中には西若松から乗車してきた利用者も少なからずいました。
ということは、西若松から田島高校前という、会津若松方面とは逆向きで、かつ割と長い距離の通勤客が少なからいるわけで、これは予想外の発見、と感じました。
逆に、車内はほとんど空いた状態で会津田島着。
ここから会津高原尾瀬口まで快速運転となりますが、車内は一気に空いて、2両に数人の乗客となってしまいました。
もとより、会津鉄道沿線と首都圏を結ぶという意味合いの強いと思われる、この「AIZUマウントエクスプレス」ですが、ことこの2号に関していうと、地域輸送をつなぎ合わせている列車、というのが実態といえるでしょうか。
会津高原尾瀬口からは野岩鉄道に入ります。
この路線は、国鉄線として建設されていたものの、途中で建設中止となったものを第三セクター鉄道として引き継ぎ、野岩鉄道会津鬼怒川線として昭和61年に開業したものです。
鉄建公団が手がけた地方路線、ということもあり、山間部はほとんどトンネルで抜けていく路線となっています。
そのため、車窓を楽しめる時間は会津鉄道線内より減りはしますが、時折トンネルから出てくる時に見える鬼怒川の様子を楽しむことができるものとなっています。
▲中三依温泉〜湯西川温泉
▲川治湯元〜川治温泉
さて、野岩鉄道線内での一番の見どころは、湯西川温泉駅でしょうか。
駅のホームがトンネルの中に設置されている「トンネル駅」。
上越線の土合駅などが有名ですが、そういった山岳トンネル内の駅の一つとしても有名です。
その様子を、停車時間の合間に撮影してみることにしました。
▲湯西川温泉駅の駅名標
▲改札口へ通じる通路
▲車両後部よりホームを望む
新藤原からは、一駅だけ東武線を走行し、これで都合4社(JR・会津・野岩・東武)にまたがり、約2時間強の乗車を楽しみ、最後に鬼怒川温泉の旅館群が川沿いに見えてくると、終点鬼怒川温泉駅となります。
▲新藤原〜鬼怒川温泉間
▲鬼怒川温泉駅に到着した「AIZUマウントエクスプレス2号」
向かい側ホームから特急「きぬ116号」に接続しています。
以上のように、会津鉄道の車両で運行する「AIZUマウントエクスプレス」に乗車してみました。
2時間以上の乗車ではありましたが、AT-751形に設置されたリクライニングシートのおかげもあってか、快適に過ごすことができました。
また、車窓に関しても、沿線流域の川の流れを眺めながら、また野岩線内では、トンネルの合間に見える風景などを楽しむことができました。
一方、列車の利用者に関して言えば、一番多かったのは田島高校への通学生で、それが過ぎると非常にガランとした車内だったのは気がかりにも思えました。
もっともこれは、曜日や季節によっては、鬼怒川温泉で乗り換えて、浅草方面への利用者が増える場合もあると思われるので、機会があれば違う時間帯の「AIZUマウントエクスプレス」に乗車して確かめる機会があればいいな、と思いました。
今回は夏の時期に乗車しましたが、秋は紅葉、冬は雪景色も期待できるこの「AIZUマウントエクスプレス」。
また機会を改めて乗車することができればいいな、と感じた初乗車でした。
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