JR西日本では、おおさか東線の新大阪〜放出(はなてん)間の2019年春開業に向けて準備を進めていますが、この度新駅となる4駅の駅名が発表となりました。

おおさか東線全線開業に向けて 新大阪−放出駅間 新駅の駅名の決定:JR西日本

上記発表資料によると、新駅名は以下の通りとなっています。

<新駅名と選定理由>
●南吹田(仮称:西吹田):
所在地に忠実であり、吹田市最南端の駅となることから、場所をイメージしやすく、親しみを持ちやすい。

●JR淡路(仮称:淡路):
隣接する地域の名称であり、周辺の商店街等の名称にも採用されていることから、わかりやすい。
他社線との接続箇所であり、区別するためにJRを冠する。

●城北公園通(仮称:都島):
新駅の所在地である旭区と隣接する都島区を貫く通りの名称。
両区に跨がって存在した旧「城北村」の名残で地域名として使用されており、場所がわかりやすい。

●JR野江(仮称:野江):
所在地に忠実であり、わかりやすい。
他社線との接続箇所であり、区別するためにJRを冠する。

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▲おおさか東線 路線図
(上記発表資料内PDFファイル(http://www.westjr.co.jp/press/article/items/180724_00_osaka.pdf)より引用)

その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


来年春に開業予定のおおさか東線延伸区間。
下記エントリーでもご紹介したように、新たな起点となる新大阪駅のホーム増設に伴うのりば番号変更も実施され、いよいよ開業が近づいてきたという感じがしてきました。
参考:【JR西日本】新大阪駅在来線のりば番号変更および休止中ホーム使用再開を発表。のりば番号は1番からに : 阪和線の沿線から

今回は更に、新規開業区間(新大阪〜放出)の新駅の駅名が発表となり、ますます開業が近づいてきたことを実感するニュースとなりました。
新駅名をみてみると、他社線との接続駅には「JR」冠する一方、仮称「西吹田」は「南吹田」となったのは、所在地にならったもののようですが、「城北公園通」は、少し予想外だったかも知れません。

ともあれ、上記で引用した路線図を見てみると、JR淡路駅では阪急京都線・千里線と接続することから、これまで新幹線の新大阪駅へ出向きにくかったこれら阪急の両線からのアクセスがぐっと改善されることに、今更ながら気づきます。

その他、JR野江では京阪本線や地下鉄谷町線と接続することから、新たな乗り継ぎルートが大いに開拓されそうなこのおおさか東線延伸開業。
次の注目点は、運行ダイヤと思われますが、既に開業している区間では、201系を中心に6両編成で昼間時15分間隔で運転されていることから、基本的に踏襲することになるかと思われますが、現在運行している直通快速も含め、どのようなダイヤとなるのか、今後の注目になるのかな、と感じたニュースでした。

南吹田、JR淡路、城北公園通、JR野江 おおさか東線4駅の名称決定 | 乗りものニュース
おおさか東線延伸区間の駅名を決定、JR西 - 鉄道コム
JR西日本、おおさか東線の駅名発表: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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