下記エントリーでご紹介したように、和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーでは、2019年度末に新造船を導入することを発表しており、その船名を実施していました。
参考:【南海フェリー】2019年度末に新造船導入を発表。新造船の船名も募集中 : 阪和線の沿線から

この度、その新造船の名称を決定したことが、南海フェリーより発表されました。

新造船ネーミング決定! | 南海フェリー
新造船のネーミングが「フェリー あい」に決定!|南海フェリー


上記発表資料によれば、概要は以下の通りです。

●名称:
「フェリー あい」

●キーワード:
「愛」:愛する家族、友人、恋人と出会うための楽しい船旅
「藍」:徳島名産の藍染めの色を基調とした船
「I:私」:海を渡る旅の主人公は私(I:あい)

同社では、皆様に末永く「愛される」フェリーになれるよう、「安全・安心・快適」な船旅を提供していくこととしています。

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▲フェリーあい(イメージ)
(上記発表資料(https://nankai-ferry.co.jp/その他/新造船ネーミング決定!)より引用)

その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


現在の南海フェリーでは、「フェリーかつらぎ」「フェリーつるぎ」という2隻の船が就航しています。
「かつらぎ」は、和歌山県の伊都郡かつらぎ町から、「つるぎ」は徳島県の剣山から命名されたものと考えられますが、その前例にならうなら、和歌山・徳島の両県にちなんだ名称が付けられるものと考えられます。
加えて、今回は、このうちフェリーつるぎ」の代替ということもあり、徳島県にちなんだ名称が付けられるということも十分考えられるわけでしたが、そんな中、今回は徳島名産の藍染めをも由来とした、「フェリーあい」と決定しました。

新造船の就航は2019年度末ということで、あと1年半ほどとなりますので、今から就航が待ち遠しいところです。
また、待ち遠しいといえば、もう1隻の「フェリーかつらぎ」の代替船新造も気になるところです。
これまた前例にならうならば、和歌山県にゆかりのある船名が付けられることが考えられるわけで、こちらも気になるところといえます。


ともあれ、今回の新造船導入を機に色々と動きのある南海フェリー。
機会があれば、乗りに行って現在の様子を改めて観察しておきたいな、ともつくづく感じたニュースでした。



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