今回の旅行では、二日目(1月30日)は北海道内を主体に動きました。
日中は夕張支線から函館本線・山線と乗ってきましたが、長万部からは一転、特急「スーパー北斗」と北海道新幹線「はやて」の、どちらもグリーン車を乗り比べてみるという、一クラス上の乗継を楽しむことにしました。

今回グリーン車乗継をしてみたのは、長万部〜新函館北斗の営業キロが100kmを切ることから、100km未満のグリーン料金で小一時間楽しめることが発端です。

それに加えて、維持困難線区を多く抱え、その経営が苦しいJR北海道が、今後もできる限り多くの路線を維持していくことができるように、特に日常的な利用ができない、私のような道外からの観光客が、JR北海道の収益に少しでも貢献できる手段として、何があるのかな…と考えた結果、今回の旅行では以下の二点を実行してみることにしました。
・できる限り新幹線・特急列車のグリーン車を利用する
・できる限り入場券を購入する


実は、「JR北海道を支援しよう」と触発されたのは、こちらの写真家さんのツイートから。



「これ以上北の大地から鉄路が消えないよう・・・」にするためには。
私の出した結論は、「JR北海道にお金を落とすこと」であります。
ただ、道外に住んでいる私としては、日頃の通勤や週末の観光にJR北海道を頻繁に使える機会は限られる。
ということで、今回その限られた機会ににグリーン車に乗って上乗せの料金を支払い、記念グッズとして入場券を買うことのできる駅で買っていくことにしました。

入場券については、別エントリーでご紹介するとして、まずは「スーパー北斗」・北海道新幹線「はやて」のグリーン車乗り比べからご紹介したいと思います。



・特急「スーパー北斗20号」 キロ261-1111:
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▲長万部駅に到着した特急「スーパー北斗20号」

先の函館本線・山線のエントリーで記したように、18時15分から窓口が閉鎖となる長万部駅。
特急乗車にも車内できっぷを購入する必要がありますが、そもそもこの時間から特急に乗る人も、外国人旅行者を除くとあまりおらず、今回乗車する1号車から乗り込むのは、私だけでした。

スーパー北斗20号は、約5分遅れて長万部に到着しました。
素早く側面の写真を撮り、車内に入ります。

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▲キロ261 1000代のグリーン車。
2017年に製造された車両で、随所に新車の雰囲気を感じました。

座席は1+2列で、シートは革張りのシート。
包み込むようなその座り心地は、グリーン料金を上乗せして支払って満足できるものでした。

列車は、遅れを挽回するべく、エンジン音を響かせながら函館本線を疾走していきます。
このエンジンサウンドが聴けるのも気動車グリーン車、そして最高速度120kmで疾走するエンジン音を楽しめるのも、この「スーパー北斗」の魅力でありましょうか。

かつてはこの区間、キハ281系を使用して最高速度130kmで走っていた列車もありました。
当時ほどのスピードは、もう望むべくもありませんが、それでも線形の良さとバランスの良い性能を誇るキハ261系とが相まって、心地よいスピードで北の大地を走り抜けていきます。


座席のシートポケットには、車内販売の案内が差し込まれていたので、記録しておくことにします。
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下記エントリーでご紹介したように、この2月末をもって、一部の「スーパー北斗」で実施されている車内サービスが終了となります。
【JR北海道】「スーパー北斗」客室乗務員による車内サービス終了を発表(2019.2.28)道内特急列車での車内販売は一部除き終了へ : 阪和線の沿線から

そのため、このリーフレットが見られるのもあとわずか、ということで、貴重な記録として残しておきたいと思います。


長万部から約1時間、定刻より約4分遅れて新函館北斗駅に到着しました。
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▲新函館北斗駅に到着したキハ261系。
下記エントリーでご紹介したように、2015年に発表された261系1000代の外装デザイン変更後、始めて実車を見ることができました。
青基調の従来のデザインとはまた違う良さもあると感じましたので、明るい時間に改めてじっくり観察してみたいと思います。



●北海道新幹線 はやて98号 E514-27
続けて乗車するグリーン車は、北海道新幹線であります。
JR北海道が運営する北海道新幹線の区間(新函館北斗〜新青森)で、これまたグリーン車に乗車するものです。
本来なら、ここでJR北海道所有のH5系に乗車できればいいのですが、H5系で運用される列車は非常に限られており、今回乗車する「はやて98号」もご多分に漏れず、JR東日本所有のE5系が充当されています。

とはいえ、JR北海道の新幹線区間をグリーン車で乗車することには変わりないので、列車が入線してくると、早速撮影しつつ車内にはいることとします。

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▲新函館北斗駅の発車標。

朝と夜遅くの新函館北斗発着の2往復のみと、もはやレアな種別となった「はやて」。
車両は同じE5系ですが、滅多と乗れない列車であります。

E5系の行先表示器の「はやて」表示も見てみます。
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E5系に記されたロゴ。
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ホーム先端で、E5系の特徴である長い先端部もじっくり記録できます。
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9号車・グリーン車の車内に入ります。
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元々利用者の多くない時間・行先の列車である上に、この日は週の半ばの水曜日。
そういった、元来利用者の少ない条件もあって、グリーン車の乗客は、私一人であります。
逆に言えば、じっくり車内の様子も観察しながら、のんびりと我が家気分で楽しむことができます。

20時39分、新函館駅を出発します。

新青森まで各駅に停車する列車で、木古内・奥津軽いまべつにも停車します。
木古内を出ると、青函トンネルに入りますが、その間携帯の電波も届かないので、その間を利用して、この日を中心に北海道内で購入した入場券を、座席テーブルに並べてみて、悦に入ることとします。
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▲「JR北海道わがまちご当地入場券」「キハ183-0記念入場券」「マルス入場券」「総販入場券」をE5系グリーン車の座席テーブルに並べた様子。
入場券については、別エントリーでご紹介したいと思います。

21時45分、新青森駅に到着します。
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これで、長万部からグリーン車乗継は終了。
本日の宿泊地に向かいます。



以上のように、「スーパー北斗」261系1000代、北海道新幹線のグリーン車を乗り継いできました。
通算約2時間以上のグリーン車を、違った車両で楽しむことができました。
また、閑散期ということもあり、乗客が少なかったこともあり、ゆったりと過ごすことができました。

勿論、いつもグリーン車、というのは逆にこちらの財布が保たないわけで無理ではありますが、今回のように比較的お手軽に利用できる機会があれば、JR北海道の列車・区間でグリーン車を利用して、少しでも同社の収益向上に貢献でき、その結果維持困難線区の維持が、経営的に少しでも楽になればいいな、と思わずにはいられません。

冒頭に掲げた「JR北海道への収益貢献」の二つ目、「入場券の購入」については、改めてのエントリーでご紹介したいと思います。



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