JR西日本では、2019年3月16日(土)のダイヤ改正に合わせて和歌山線で営業運行を開始する新型車両「227系」のデビューにあたり、和歌山駅において「出発式」を開催することを発表しました。

新型車両「227系」出発式のお知らせ(和歌山支社):JR西日本

概要は以下の通りです。

●開催日時:
2019年3月16日(土) 9時50分頃〜10時20分頃
(※)混雑状況により入場制限あり

●場所:
和歌山駅7・8番のりば
(※)入場券が必要

●内容:
・主催者・来賓挨拶
・テープカット
・出発合図
・和歌山県立那賀高等学校吹奏楽部による演奏

●出席者(予定):
<来賓>
和歌山県知事、和歌山市長、岩出市長、紀の川市長、かつらぎ町長、橋本市長、田中理恵様(元体操日本代表)

<主催>
西日本旅客鉄道株式会社 執行役員 和歌山支社長、和歌山駅長、橋本駅長

(※)代理出席の場合あり

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▲227系デビューデザイン画像
(上記発表資料(http://www.westjr.co.jp/press/article/2019/03/page_13925.html)より引用)



この3月16日ダイヤ改正で和歌山線・桜井線で運行を開始する227系。
これらの路線にとって、久々の新車両投入ということもあり、JR西日本のPRにも相当力が入っていることは、地元地域を通勤で行き来しているだけでも感じています。

今回は、それらに加えて、運行開始当日に出発式を行うことが発表されました。
出発式の概要をみてみると、開催時刻は9時50分頃から10時20分頃とされているので、当該出発式の対象となるのは、和歌山10時20分発の粉河行きが近そうに感じられます。

一方で、来賓の顔ぶれを見てみると、和歌山県知事を始め、和歌山市から橋本市までの沿線市町の首長が名前を揃えており、これらの顔ぶれを前に、かつらぎ町と橋本市には行かない列車で出発式を行うのも、少し妙な感じもしないではありません。

また、地元・和歌山の著名人の一人、元体操日本代表の田中理恵さんも出席される予定となっており、田中さんを一目見てみようとという方も当日の出発式に大勢こられるのではないのでしょうか。


ところで、この出発式ですが、上記発表資料内にもあるように、見学には「入場券」が必要となっています。
敢えて注釈で入場券が記されているのは、和歌山駅7・8番のりばには「のりかえ改札」が設置されているためではないか、と考えられますが、ともあれ当日見学の際にはご注意下さい。
参考:【JR西日本】和歌山線・高田〜五条間でICカード乗車券「ICOCA」導入を発表。和歌山駅7・8番のりばにのりかえ改札設置も発表(2018年春) : 阪和線の沿線から


かように、そうそう行われる機会もない出発式なので、是非とも見に行きたい気持ちはあるのですが、この日は何せおおさか東線の全線開業他、イベントが盛り沢山の日で、しかもこの時間帯は別のイベントに向かっている最中のため、物理的に見学が惜しくも無理な状況です。

出発式を見に行くことは無理ですが、できる限り早いうちに和歌山線を走る227系に乗車したいな、と思っています。



●関連ニュースサイト:
和歌山線・桜井線 227系 導入(2019年3月16日) - 鉄道コム



●関連ブログ:
wap ONLINE:南海、4月6日ダイヤ改正 ほか



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