名古屋鉄道(名鉄)では、同社の主要ターミナル駅である名鉄名古屋駅を、現在の2線から4線にする計画を発表しました。

名鉄名古屋駅4線化計画|名古屋鉄道

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▲名鉄名古屋駅4線化計画
(上記発表資料(https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2018/__icsFiles/afieldfile/2019/03/25/release190325_nagoyaeki.pdf?_ga=2.114531207.1497370589.1553521023-432921911.1553521023)より引用)


上記計画によりますと、名古屋駅地区の再開発に併せて、駅のスペースを南側(豊橋・中部国際港宇高方面)へ広げて、上下2本ずつの計4線に増やすこととしています。

また、下記「乗りものニュース」の記事によりますと、完成はリニア中央新幹線が開業する2027年の見込みとのことです。
参考:名鉄名古屋駅、線路4線化へ 「忙しい」現在の線路2本から倍増 | 乗りものニュース

現在、名鉄名古屋駅は上下1本ずつの線路配置となっていますが、各方面1本ずつの線路を使用して、北側へは名鉄岐阜・犬山・津島方面へ、南側へは豊橋・中部国際空港・河和・西尾方面と、少ないのりばから様々な方向への列車が発着しています。

このように、多彩な種別・方面の列車が発着することから、乗り間違いの防止とスムーズな乗降を確保するため、同じホームで乗車口を目的地別に分けたり、停車位置をずらしたりしています。
加えて、島式ホームとなる2・3番線は一般車は降車専用(指定席は乗車可能)として乗降の分離を図ることで、何とか過密な列車本数を捌いている状況と言えるでしょう。

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▲名鉄名古屋駅(2019.1.29)
写真は1・2番線で急行岐阜行きが停車中ですが、同じホームに犬山方面や津島方面の列車が発着しています。


それだけ過密であればホームを増やせばいいのではないか、というのは当然考えられることではありますが、この名鉄名古屋駅の周りにはビルやら地下街やらが並んでおり、おいそれと拡張工事を行うことは非常に困難でありました。
それが故に、現在に至るまで上下各1本ずつの線路を使って大量の乗客を捌く状況が続いてきたわけですが、今回リニア中央新幹線の開業に合わせたタイミングで、名古屋駅の再開発が行われ、これを契機に線路の増設を行うことが発表されました。

発表資料をみますと、これまでの名鉄名古屋駅よりもかなり広くホーム長が取られており、多彩な種別・行先の列車発着を反映して、停車位置をずらしたりする等の計画があるのかも知れません。


ともあれ、今後10年もしないうちに、現在の2線構造が見納めとなる名鉄名古屋駅。
利用されたことがある方なら分かるかと思いますが、非常に忙しい駅でありますが、その様子も4線化により落ち着くことになりますが、それまでにこの多忙を極める駅構内の様子をじっくり味わう機会があればいいな、とも感じたニュースでありました。



●関連ニュースサイト:
名鉄名古屋駅、線路4線化へ 「忙しい」現在の線路2本から倍増 | 乗りものニュース



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【名古屋鉄道】伝説のカオス名古屋駅、4線に増線を計画…2022年着工目標 | いまどきの鉄道サイトの作り方
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