こちらのエントリーで、昭和64年・平成元年1月の入場券をご紹介しました。

その際、1月11日が「1」のぞろ目の日付となったわけですが、この年にはもう一度、ぞろ目の日が巡ってくるのでありました。

平成元年11月11日。

きっぷの券面に「1」が5つも並ぶ日ではありましたが、この日はそれに加えて、関西本線(大和路線)の東部市場前駅が開業した日でありました。

更にこの日は土曜日でもあったので、午前中まで授業(当時は公立学校でも土曜日は午前中まで授業がありました)の後、東部市場前駅まで向かい、入場券を購入してきました。
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▲平成元年11月11日 東部市場前駅入場券(軟券・券売機発行)

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▲平成元年11月11日 東部市場前駅入場券(硬券)

この駅にも、勿論硬券の入場券が発売されていました。
また、軟券の番号が「1199」と惜しくも「1111」から少し進んでいます。
確か、前に並んでいた人が、券売機を占拠して「1111」を出そうとトライしていたようで、購入に30分以上かかった記憶があります。
当時から、こういった迷惑な人がいましたね…

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▲平成元年11月11日 泉北高速鉄道 泉ケ丘駅
東部市場前駅から戻ってきて、地元の泉ケ丘駅で購入した入場券でした。
当時の泉北高速鉄道は、黄土色無地の券面でありました。

あともう1枚、「平成元年11月11日」の入場券をご紹介。
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▲平成元年11月11日 新今宮駅(硬券)


新今宮駅の硬券であります。
この硬券も東部市場前駅からの帰路に購入したもの・・・というわけではなく、これはその後、翌年の2月に、当時から恒例のチョコレートが行き交うイベントの日に、知人から頂いたチョコレートのプレゼントの中にさりげなく入っていたものでありました。

発行日からおよそ3ヶ月ほど温存した上で、チョコレートに交えてのプレゼント、ということで、相当手が込んでいる上に、私自身が喜ぶぞろ目の日付を敢えて選んでプレゼントするという、その意図を、当時からそういうことに疎い私が、感じ取れる訳があるわけもなく、当時は「硬券が1枚増えた!」と本当に単純に喜んでいたと思いますが、ほんと勿体ないことをしていたのだなあ、と今更ながら赤面する次第であります。


最後は、期せずしてちょっとした甘酸っぱい思い出を暴露することになってしまいましたが、ともあれ、大阪近辺でも硬券の入場券が当たり前に売られていた時代、それが平成の最初の頃、というのは記憶にとどめておきたく、本日ご紹介しました。

明日もまた、「平成」を「入場券」で振り返るネタを投下したいと思います。



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