鉄道友の会では、2019年のブルーリボン賞・ローレル賞の授賞車両を発表しました。

鉄道友の会選定  2019年ブルーリボン賞・ローレル賞決定 – 鉄道友の会

概要は以下の通りです。

●ブルーリボン賞:
小田急電鉄 70000形
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▲小田急電鉄 70000形

選定理由:
展望席やスタイリッシュな車体デザインなど小田急ロマンスカーとしての伝統を継承しつつ、サイシの設備・技術を惜しみなく導入してユニバーサルデザインの積極推進や環境負荷の低減を図るなど、現代の鉄道車両のトレンドリーダーにふさわしい極めて高い完成度に仕上げられていることを評価。

(写真・選定理由ともに上記発表資料内PDF(https://www.jrc.gr.jp/files/BLpress_2019.pdf)より引用)


●ローレル賞:
相模鉄道 20000系
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▲相模鉄道20000系

選定理由:
2022年度下期開業予定の「東急新横浜線」と接続し、東急各線への直通運転の使用を考慮した車両で、設計思想は、同社の創立100周年を機にグループ全体で進めている「デザインブランドアッププロジェクト」に基づき、鉄道車両について車体色・前面デザイン・車内照明の統一コンセプトを掲げ、明確なコンセプトを策定した野津に共通化に対応させるという意欲を船名に打ち出した車両を開発したことを評価。

(写真・受賞理由ともに上記発表資料内PDF(https://www.jrc.gr.jp/files/BLpress_2019.pdf)より引用)


叡山電鉄 デオ730形「ひえい」
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▲叡山電鉄 デオ730形「ひえい」

選定理由:
叡山本線にも新たなデザインの特別料金不要な観光列車を定着させて国内外からの来訪者に対応し、同時に沿線の通勤通学輸送に潤いをもたらすよう貢献していることから選定。


(写真・選定理由ともに上記発表資料内PDF(https://www.jrc.gr.jp/files/BLpress_2019.pdf)より引用)




詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

先のエントリーで、今回のブルーリボン賞・ローレル賞のノミネート車両をご紹介しました。
参考:鉄道友の会2019年ブルーリボン賞・ローレル賞の投票開始。今年はやはりGSEがブルーリボン賞受賞でしょうか… : 阪和線の沿線から
今回の投票では、特急形車両が小田急GSEが唯一であった上に、ブルーリボン賞制定の契機となった小田急ロマンスカーの系譜を継ぐ車両でもあることから、小田急GSEの受賞はほぼ確定事項、と思っていて、その点もタイトルに交えたエントリーとしましたが、果たしてその通りの結果となりました。

今回の選考では、むしろローレル賞が気になるところで、個人的には上記のエントリーでも記したように、叡山電鉄「ひえい」の受賞に期待していました。
結果は上記のとおりローレル賞受賞ということで、個人的にも「ひえい」の受賞を推していただけに、嬉しい限りであります。

「ひえい」の選定理由としては、「料金不要な観光列車を定着させて国内外からの来訪者に対応し、同時に沿線の通勤通学輸送に潤いをもたらすよう貢献している」ことが評価されています。

他社のように観光列車を専用の車両で運行する余裕のない叡電では、観光客のみならず上記下線で記したように、通勤・通学客の利用にも配慮した車両の投入が求められています。
そのようなコンセプトを、高い次元で実現した車両としては、同じくローレル賞を受賞した900系「きらら」がありますが、今回の「ひえい」も同様に、観光客の満足度と、通勤・通学客の快適さを高い次元で同時に実現した車両であります。
加えて、大手事業者とは異なり、資金や設備等の、様々な制約がある中小事業者で、このような高いレベル車両を実現せしめたことは、大きな成果であるに違いないと思っています。
それだけに、今回の授賞理由は妥当と感じている一方、「ひえい」という名称が付与される前の、新たな観光用車両の導入発表の頃からずっと陰ながら応援していただけに、個人的にも嬉しく感じている次第です。
参考:【叡山電鉄】八瀬・比叡山への観光用車両を導入(H30年春) : 阪和線の沿線から


以上のように、ブルーリボン賞・ローレル賞の選定車両及び選定理由は上記発表資料にて発表されたとおりでありますが、個人的に気になるのは得票数でしょうか。

特に今回、「小田急GSEの信任投票」ともいえるラインナップの中で、小田急GSEがどの程度得票できたのか、そして、これまた特に個人的に気になる叡電「ひえい」はどの程度得票できたのか。
その結果は鉄道友の会の会報誌「RAIL FAN」に後日掲載されることと思われますので、そちらの結果も楽しみにしておきたいなと思います。


翻って、来年のブルーリボン賞・ローレル賞でありますが、今回選定の叡電「ひえい」と同様に、デザイン的に度肝を抜いた西武鉄道001系「Laview」がやはり筆頭なのでは、とも思うのですが、果たしてどんな車両がノミネートされ、そしてどの車両が栄えある両賞に選ばれるのか。
「鉄道友の会」会員の一人として、次回の投票も楽しみにしたいと思います。




●関連プレスリリース:
観光列車「ひえい」が鉄道友の会「2019年ローレル賞」を受賞!|叡山電鉄
「ロマンスカー・GSE(70000形)」がブルーリボン賞を受賞|小田急電鉄
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●関連ニュースサイト:
叡電の観光列車「ひえい」が優秀車両に 鉄道友の会「ローレル賞」を受賞 | 乗りものニュース
小田急新型ロマンスカー「GSE」最優秀車両に 鉄道友の会、2019年ブルーリボン賞 | 乗りものニュース
相鉄の都心直通用20000系電車が優秀車両に 鉄道友の会「ローレル賞」を初受賞 | 乗りものニュース

2019年ブルーリボン賞・ローレル賞決定|鉄道ニュース|2019年5月23日掲載|鉄道ファン・railf.jp
ロマンスカー「GSE」がブルーリボン賞に選出、ローレル賞には相鉄20000系など - 鉄道コム
2019年のローレル賞、相鉄20000系と叡山電鉄「ひえい」 | RailLab ニュース(レイルラボ)
2019年のブルーリボン賞、小田急ロマンスカー「GSE」に決定 | RailLab ニュース(レイルラボ)

叡山電鉄「ひえい」ローレル賞、観光&通勤通学輸送への貢献を評価 | マイナビニュース
小田急70000形「GSE」ブルーリボン賞、相鉄20000系などローレル賞 | マイナビニュース
相鉄20000系ローレル賞、都心直通へ「明確なコンセプト」など評価 | マイナビニュース



●関連ブログ:
【速報】叡山電鉄「デオ730形 ひえい」がローレル賞受賞!ブルーリボン賞は小田急70000形 | いまどきの鉄道サイトの作り方
鉄道友の会、2019年ブルーリボン賞・ローレル賞決定 - kqtrain.net(京浜急行)




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