JR西日本・きのくに線の紀伊田辺駅では、2018年5月から防災機能を備えた駅舎の工事を実施してきましたが、この度コンコース、構内待合室の工事が完了することから、2019年7月23日(火)から利用開始されることが発表されました。

きのくに線 紀伊田辺駅 建替え工事完了:JR西日本

概要は以下の通りです。

●使用開始施設:
・日時:2019年7月23日(火)始発列車から

・場所:
きのくに線紀伊田辺駅 コンコース、構内待合室

・完成イメージ図:
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▲完成イメージ図
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/07/page_14496.html)より引用)

●その他:
併設する「セブン-イレブン ハートイン」は8月7日(水)6時30分より営業開始
また、記念式典は、セブン-イレブン ハートイン開業日の2019年8月7日(水) 午前10時15分から開催



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



きのくに線の紀伊田辺駅は、和歌山県第二位の人口を有する「田辺市」のゲートウェイとして、特急「くろしお」等が発着する拠点駅であります。
一方、この紀伊田辺駅の駅舎は1932年の開業時に建築された建物がこれまで使用されていましたが、耐震化に多額の費用がかかる等から、取り壊しの上、建て替えされることとなりました。

新たに建築された駅舎では、従前の駅舎の外観イメージを継承したものとした上で、田辺市の闘鶏神社の意匠も取り入れられたものとなっている模様です。

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▲旧:紀伊田辺駅駅舎(2015年10月撮影)
この時は、「紀の国トレイナート2015」開催時で、駅舎の外壁にイラストが描かれていました。


またもう一つの注目としては、紀伊田辺駅にセブン-イレブン ハートインが開業することといえます。
言わばこれまで紀伊田辺駅にあった売店が、セブン-イレブン ハートインに衣替えするわけですが、この紀伊田辺駅のセブン-イレブン ハートインですが、意外や意外、和歌山県内の湯浅町以南では初めての「セブンイレブン」となる模様です。

営業開始日当日は、セブンイレブンの展開する非接触ICカード「nanaco」のキャンペーンも実施されるとのことですが、他に使える店舗も近隣に無さそうなだけに、後々クレームとかにならなければいいな、とも感じたりしました。
(もっとも、今後セブンイレブンが田辺市に出店する可能性もあるでしょうが)

ともあれ、建て変わった紀伊田辺駅の様子を、是非とも見に行くことができればいいな、と思ったニュースでありました。




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