JR北海道では、平成元年(1989年)12月に営業運転を開始した「クリスタルエクスプレス」について、この9月をもって引退することを発表しました。
併せて、札幌〜富良野間で2日間のラストランを行うことも同時に発表しました。

〜30年間ありがとう〜「クリスタルエクスプレス」 ラストラン|JR北海道

概要は以下の通りです。

●「クリスタルエクスプレス」ラストラン概要:
・運転日:
2019年9月28日(土)・29日(日)

・運転区間:
札幌〜富良野(滝川経由)

・運転時刻:
札幌9:07発→富良野11:07着
富良野16:51発→札幌18:46着

・編成:
4両編成、全車指定席
(※)3号車の4人用個室の販売は実施せず、記念撮影スペース、多目的室として利用

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▲クリスタルエクスプレス
(上記発表資料(https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20190809_KO_R5%20last%20run.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

かつては、札幌から各地に運行されていたJR北海道のリゾート列車。
初期に導入された「アルファコンチネンタルエクスプレス」「フラノエクスプレス」「トマムサホロエクスプレス」は、80系気動車の改造でありましたが、その後の「ニセコエクスプレス」以降は新造車両として登場しました。

「クリスタルエクスプレス」の特徴としては、先頭車の展望席あったでしょう。
他のリゾート列車とは違い、運転席を2階に設置するという、小田急「ロマンスカー」や名鉄「パノラマカー」と同様のレイアウトは、大きな注目を集めました。
また、他の座席もハイデッカー構造となり通常より高い視線から車窓を楽しめたほか、後に追加されたダブルデッカー車両では、2階は普通席、1階はグリーン個室が設置され、グループ旅行がより楽しめる車両として、こちらも注目を集めました。

当初は石勝線方面へのリゾート列車として運行されていましたが、その後は富良野方面への臨時列車に主に用いられるようになりましたが、この「クリスタルエクスプレス」とて、登場後30年を経過し、流石に老朽化が進んできたなか、261系気動車の多目的車両(261系5000代、参考:【JR北海道】2019年度以降の新たな観光列車の取り組みを発表。キハ40形「山紫水明」シリーズに加え261系5000代多目的特急車両を投入 : 阪和線の沿線から)の導入も発表されているなか、「クリスタルエクスプレス」の置き換えもそう遠くないと思ってはいましたが、ついにその時が到来したといえます。


「クリスタルエクスプレス」引退後、一連の「リゾート列車」は、「ノースレインボーエクスプレス」を残すのみとなりました。
こちらも183系気動車の新造として導入されましたが、1992年の運用開始後、こちらとて30年に近い車齢であるこから、そう遠くない時期の引退が予想されますので、乗車や記録は早めに、といったところでしょうか。



●関連ニュースサイト:
「クリスタルエクスプレス」9月引退 札幌〜富良野間でラストラン JR北海道 | 乗りものニュース
JR北海道,「クリスタルエクスプレス トマム&サホロ」の引退を発表|鉄道ニュース|2019年8月9日掲載|鉄道ファン・railf.jp
クリスタルエクスプレス ラストラン運転(2019年9月28日〜) - 鉄道コム



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