JR西日本では、島根県邑南町と共同で、「地方版MaaS」の構築に向けた検討を始めることを発表しました。

邑南町と共同で「地方版MaaS」の構築に向けた検討開始!:JR西日本

概要は以下の通りです。


○共同検討テーマ(実証実験等の実施については現時点では未定)
・地域公共交通のデジタル化とキャッシュレス化
・町内観光素材(鉄道資産やA級グルメなど)との連携や情報発信
・生活関連サービス(病院・スーパーなど)との連携
・都市エリアとのつながり


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今回JR西日本が地方版MaaSの構築を向けた検討開始を発表した島根県邑南(おおなん)町。
この邑南町こそが、2018年3月末をもって廃止となったJR三江線の沿線自治体の一つであり、その三江線沿線の中でも随一の名所で会った天空にかかる駅・旧「宇都井駅」を擁する町であります。

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▲旧三江線・口羽駅での列車交換の様子(2017.10.2)
邑南町には、この口羽駅や宇都井駅を含め、4つの駅がありました。

現在この邑南町へ公共交通機関で訪問するためには、三次駅から備北バスを利用し、更に旧・宇都井駅を訪問するためには、邑南町営の「おおなんバス」を乗り継いで利用する必要があります。
参考:


そんな状況の中、上記発表資料内で太字で記したように、邑南町の随一の観光素材である旧・宇都井駅等の鉄道遺産との連携等も含まれた共同検討テーマを元に、今後訪問したいまちを目指したMaaSの検討に入ることとしています。


かつてJR西日本の路線が走っていた自治体に、今度は公共交通機関であるか否かを問わず、マイカーを除く全ての交通手段による移動を一つのサービスとして捉えてサービス展開する「MaaS」を検討するべく、JR西日本が協力する。
そしてその協力のテーマとして、かつての三江線の鉄道遺産を連携・活用する、といったところから、鉄道としての繋がりはついえたものの、こと「交通」という点での繋がりは、三江線なき今でも続くことを考えると、胸熱に感じました。

是非とも、観光型MaaS事業の一つとして、宇都井駅などの旧・三江線の鉄道資産を活用した事業が生み出されることを期待したいな、と思ったニュースでありました。




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