このブログでも恒例的にご紹介しています、南海電鉄への新車の甲種車両輸送ですが、今年に入って恐らく3回目くらいの甲種輸送が、昨日から本日にかけて実施されました。
本日、少し早起きして、到着したばかりの8300系の様子を見てきました。

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本日は8両(4両編成×2本)の輸送でありました。
難波方先頭車は8414号車でした。

各車両の側面を中心にご紹介します。
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▲8614号車

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▲8664号車

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▲8414号車

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▲8313号車

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▲8613号車

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▲8663号車

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▲8413号車


和歌山市駅まで8300系を牽引してきたのは、これまた恒例のDD51型ディーゼル機関車。
DD51型1139号機がその任務に当たっていました。
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DD51と8300系との対面の図。
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これまた恒例の、和歌山港線の列車と8300系、DD51の並びシーン。
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本日の和歌山港線には、「めでたいでんしゃ さち」(ピンク色)が充当されていました。

「めでたいでんしゃ さち」の車内を通してDD51を撮影してみます。
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8時15分頃から機関車の移動が始まります。
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構内移動の間で方向転換する際の一コマ。
朝の日差しが、DD51に明るく差していました。


以上が、本日実施された南海電鉄8300系の甲種車両輸送の様子でありました。
今年に入って、この甲種車両輸送も4回目ということで、すっかり風物詩的なものとなりました。
季節がすっかり秋めいてきたので、日差しの関係で構内が陰になることも多く、そのせいもあってか、本日の撮影者は数名を数えるだけとなっていました。
逆に、まったりとじっくり撮影ができて、個人的には満足でありました。

所用で記録できなかった前回の甲種車両輸送から、高野線6000系の置き換え用の8300系が投入されています。

高野線向けの8300系は、南海線・空港線向けと異なり、ドア付近の荷物スペースが無く、座席がドア付近まで続いているのが、見分けるポイントといえるでしょうか。
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▲ドア越しで少し分かりにくいですが、座席がドア隣まで設置されています。
南海線向け8300系は、この部分が荷物等のスペースとなっています。

その他は、南海線向け8300系と基本的に同じなようなので、見分けが難しいので、せめて行き先表示LEDで高野線の駅名が表示されていると、それも分かるというものでしょうが…
(更に早い時間帯に和歌山市駅に見に行くと、高野線の駅名を表示することもあるみたいです。)

前回は6両、今回は8両と、現在のところ計14両が納入されたところですが、今後数年で6000系を置き換える計画であることを考えると、この光景を目にすることもしばらくの間続きそうな感じであります。
ただ、下記記事でご紹介したように、この甲種車両輸送のルートの一つである和歌山線では、今後信号設備の変更が実施されることから、この変更後、新車の輸送ルートがどのように変わるのか、気になるところであります。


今後とも、機会があればこの車両輸送の様子を当ブログでご紹介し続けることができればな、と思います。





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