JRグループ2020年春のダイヤ改正の発表内容ですが、続いては、JR北海道のダイヤ改正発表内容のご紹介です。

2020年3月ダイヤ改正について|JR北海道

主な実施内容は以下の通りです。
●札幌圏輸送:
・快速「エアポート」を毎時5本化
・増発する「エアポート」のうち4本を速達タイプの「特別快速」に
・利用者の増加している快速通過駅の利便性向上(快速「いしかりライナー」の普通化)

●都市間輸送:
・特急列車愛称名の「スーパー」を取りやめ
・261系20両を新製投入し、283系「おおぞら」12本中6本を置き換え

●その他:
・新型電気式気動車H100形を小樽〜長万部(山線)に投入
・根室線 古瀬駅(白糠町)、釧網線 南弟子屈駅(弟子屈町)を廃止



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

今回のダイヤ改正の大きなポイントとしては、新千歳空港アクセスの快速「エアポート」の増発が挙げられますが、これについては既に先行して発表が行われています。



今回の発表では、詳細なダイヤ等が発表されていますが、これまでの15分等間隔から、11〜14分間隔と、若干不均等な運転間隔とはなるものの、近年の混雑を考慮すると、むしろ増発によるメリットが多大であるといえるでしょう。

また、これまた先行して発表されていた「特別快速」も今回詳細が発表されており、朝7時前と8時台の札幌発、夜20時台と21時台の新千歳空港発に特別快速が設定されることとなりました。
ダイヤは今回発表されていますが、添付の時刻表にも「特別快速」と標記されているところから察すると、駅や車両の案内も「特別快速」として行われる可能性は高いと思われますので、機会があれば是非とも記録に収めたいところであります。


一方、都市間輸送に目をやると、これまで札幌〜函館間「スーパー北斗」、札幌〜釧路「スーパーおおぞら」、札幌〜帯広「スーパーとかち」で付けられていた「スーパー」の愛称が、今回の改正限りで全廃されることとなりました。
JR北海道の特急における「スーパー」の接頭辞は、旧型車両との差別化を図るために導入されてきた経緯があり、そのはしりは「スーパーホワイトアロー」(785系・札幌〜旭川)であったように記憶しています。
その後、JR北海道発足後の新型車両の投入に合わせてスピードアップを図る際に、「スーパー北斗」「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」「スーパー宗谷」と広がっていきました。
最初に採用された「スーパーホワイトアロー」は、789系投入時に「ライラック」と統合して「スーパーカムイ」と改称され、こちらでも「スーパー」の愛称は引き続き付されてきました。

しかし、国鉄時代からの車両の置き換えが進んできたこともあってか、その後の運行形態の変更を機に「カムイ」「宗谷」と「スーパー」を外すようになってきましたが、今回の改正で遂にJR北海道の全ての特急列車から「スーパー」の愛称が消滅することとなりました。

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▲新函館北斗駅に停車中の「スーパー北斗20号」
改正後は「スーパー」が取れ、「北斗」となります。


もう一つの改正点としては、「おおぞら」(改正後)に261系が投入されることであります。
札幌〜釧路の「おおぞら」には、これまで283系が主体に運用されてきましたが、同系式の導入から20年以上が経過したこともあり、これまで投入されてきた「(スーパー)とかち」に加えて「おおぞら」にもいよいよ261系が投入されることとなりました。
今後も置き換えが進むと、根室線を走る283系が見納めになるのも、そう遠くない話になるのかも知れません。
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▲新得駅に入線する283系「スーパーおおぞら3号」(2016.7.1)


JR北海道に関しては、下記記事でご紹介した「中期経営計画」に基づき、2023年度に向けて車両の新造等の実施が進められるものと思われます。

快速「エアポート」の増発が実施されることとなる今改正以降は、当計画に基づく車両置き換えがメインとなってくるのかな、とも感じつつ、移りゆく姿を少しでも記録していくことができればいいな、とも感じた次第です。




●関連ニュースサイト:
快速「エアポート」毎時5本に&特快設定 区快「いしかりライナー」廃止 3月ダイヤ改正 | 乗りものニュース
JR北海道,H100形量産車を報道陣に公開 2020年3月14日から営業運転を開始|鉄道ニュース|2019年12月13日掲載|鉄道ファン・railf.jp



●関連ブログ:
2020年3月ダイヤ改正発表(1)(JR北海道): たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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