本日巡った西国三十三ヵ所、二ヵ所目は箕面市の勝尾寺(かつおうじ)です。
大阪モノレール彩都線の沿線から、山を目指して登っていきます。
かなり高いところまで登ったところに勝尾寺がありました。

駐車場に車を止めて、大人400円の入山料を払って入ってみます。

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▲山門

この山門を抜けると、いきなり池が広がっていて、そこを渡るようにして境内を進みます。
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池からは湯気みたいなものが立っていました。
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池を渡り、正面に多宝塔が見えてきました。
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この角に、勝ちダルマの奉納棚がありました。
この勝尾寺は、勝運信仰のお寺としての歴史をたどってきており、あらゆる「勝利」を願う人々が参拝し、ダルマを授かっています。
そして、勝運が成就したダルマは、このように奉納されているのでありますが、ダルマさんがぎっしりと並んでいる様は、一見の価値ありです。
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勝ちダルマ達に見守られ?ながら、境内を歩いていき、本堂に到着します。
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本堂まで登ると、大阪平野がかなたに広がる景色を楽しむことができます。
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▲本堂周辺から大阪平野を眺めます。
手前に置かれているチビダルマは、境内のここかしこに置かれています。

本堂から少し下ったところに、先ほど見上げた多宝塔がありました。
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弁天堂を遠くに眺めます。


このように、勝尾寺の境内を一周してみましたが、入山料を取り、そして出口には「花の茶屋」という喫茶店・土産物店等が入った物販飲食施設があったりと、さながらテーマパークのような動線に、他の西国三十三ヵ所とは違った面白さを感じたりしました。

とにかく右を向いても左を向いても「ダルマ」だらけの勝尾寺。
ダルマ自体も小さなもので数千円のものから、大きなものになると20万円というものまで、多種多様なダルマが売られていました。
勝ちを願う人々にとっては、勝尾寺で手に入れたダルマだからこそ、価値があるのかも知れませんね。


この勝尾寺ですが、公共交通機関の場合、阪急千里線の北千里駅、北大阪急行の千里中央駅から阪急バスを利用することとなります。
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▲阪急バス「勝尾寺」バス停。

バスの本数ですが、平日3往復、土休日は6往復となっています(執筆時現在)ので、下記阪急バスのWebサイトで事前に確認しておく必要があります。
路線バス|阪急バス

この周辺では、下記記事でご紹介している北大阪急行の延伸工事が進んでおり、当初の計画より3年ほど遅れる予定ではありますが、開通後は、延伸後の終点・箕面萱野(みのおかやの)駅が最寄りになるものと思われます。
参考:


そうなると、勝尾寺へのバスでのルートも、若干変わってくるのかな、とも思われますが、その際には改めてご紹介などができればと思っています。


以上、天気が良かったので急ではありましたが訪問できた二ヵ所の札所。
これで大阪府内の札所を全て巡ることができましたが、更に奈良・兵庫・京都・滋賀、そして最後は岐阜と、まだまだ続きますので、訪問でき次第、このようにご紹介していきたいと思います。



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