JR西日本では、JR京都線・JR神戸線などへ225系を新製投入するとともに、現在両線等で使用している221系を順次大和路線・おおさか東線へ転用することで、現在両路線で運用している201系を全て置き換えることを発表しました。
在来線車両の新製投入・車内の情報提供の充実:JR西日本
2月 定例社長会見:最近の営業・輸送概況、在来線車両の新製投入・車内の情報提供の充実、自動で列車を走行させる試験を実施しています:JR西日本
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
現在225系は、阪和線・関西空港線等に投入された5000番台・5100番台のほか、JR京都線・JR神戸線等に投入された92両があります。
これに加えて、今回144両が新製投入されることとなります。
話はこれだけでなく、225系の新製投入により余剰となった221系は大和路線・おおさか東線へ転出し、それらの221系により、201系を全て置き換えるという、玉突き的な置き換え計画が発表されました。
国鉄時代末期の昭和56年(1981年)に量産が開始され、関西地区では東海道・山陽緩行線(JR京都線・JR神戸線の各駅停車)に投入されたこの201系。
長らくJR京都線・JR神戸線各駅停車での活躍が長かったのですが、321系の投入で大和路線・大阪環状線等に転出し、その後新規開業したおおさか東線でも使用されました。
201系も新製後間もなく40年になろうとするなか、今後の車両動向が気になるところでしたが、まさかJR京都線・JR神戸線の221系により置き換えられるとは、想定外に感じた方も多かったのではないのでしょうか。
平成元年(1989年)に投入が開始された221系も、初期の車両では製造後30年が経過してはいますが、体質改善工事が進んでいることから、もうしばらくは使用され続けるものと思いきや、まさか大和路線・おおさか東線に転用されるとは、思いもしなかった次第です。
逆に言えば、大和路線・おおさか東線での車両を221系に統一することで。車両運用により柔軟性を持たせることが可能となりますし、221系が消滅するJR京都線・JR神戸線でも同じことが言えますので、車両の運用という面では、確かに合理性のある転用計画といえるでしょう。
また、おおさか東線では、過去に運行された223系の直通快速以来の転換クロスシート車両が登場することとなり、サービス面での向上も期待されるところです。

▲南吹田駅に到着する201系。
この姿も、あと4年程度で見納めとなりそうです。
東海道・山陽緩行線、そして大阪環状線・大和路線と、投入・転入先でいずれも既存の103系を置き換えてきた関西地区の201系ですが、遂に自らが置き換えられる時がやってきました。
引退前の最後のカラーが、国鉄時代の当初投入時にはラインナップになかったウグイス色というのも、何かの奇遇、とうい気もしないでもないのですが、ともあれ、関東で引退してから間もなく10年となりますが、ここ関西の201系にも終止符が打たれることが発表されたことに、時代の流れを感じつつ、カウントダウンが始まった残りの期間に、少しでも記録ができればいいな、と感じたニュースでありました。
●関連ニュースサイト:
JR西が在来線車両を新製投入、大和路線などの201系は順次引退 - 鉄道コム
国鉄型「201系通勤電車」運行終了へ 大和路線 おおさか東線 221系に置き換え JR西日本 | 乗りものニュース
●関連ブログ:
【JR西日本】さようなら201系…221系に置き換えで運行終了へ | 鉄道プレス
列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 225系本線系統増投入で201系引退と、奈良支所の今後の運用を予想する
奈良所201系運行終了へ 網干所からの221系転属で - Railway Enjoy Net 鉄道トピックス
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在来線車両の新製投入・車内の情報提供の充実:JR西日本
2月 定例社長会見:最近の営業・輸送概況、在来線車両の新製投入・車内の情報提供の充実、自動で列車を走行させる試験を実施しています:JR西日本
概要は以下のとおりです。
●JR京都線・JR神戸線などへの225系新製投入:
・投入車両数:
144両
・投入時期:
2020年度から2023年度まで
●225系新製投入による車両転用計画等:
・225系の新製投入に伴い、現在JR京都線・JR神戸線の主に快速で運行している221系は、順次大和路線やおおさか東線に転用。
・現在大和路線やおおさか東線で使用している201系は全て、上記で転用した221系で置き換え。
▲225系新製投入による車両転用計画
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/2020/02/page_15648.html)より引用)
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
現在225系は、阪和線・関西空港線等に投入された5000番台・5100番台のほか、JR京都線・JR神戸線等に投入された92両があります。
これに加えて、今回144両が新製投入されることとなります。
話はこれだけでなく、225系の新製投入により余剰となった221系は大和路線・おおさか東線へ転出し、それらの221系により、201系を全て置き換えるという、玉突き的な置き換え計画が発表されました。
国鉄時代末期の昭和56年(1981年)に量産が開始され、関西地区では東海道・山陽緩行線(JR京都線・JR神戸線の各駅停車)に投入されたこの201系。
長らくJR京都線・JR神戸線各駅停車での活躍が長かったのですが、321系の投入で大和路線・大阪環状線等に転出し、その後新規開業したおおさか東線でも使用されました。
201系も新製後間もなく40年になろうとするなか、今後の車両動向が気になるところでしたが、まさかJR京都線・JR神戸線の221系により置き換えられるとは、想定外に感じた方も多かったのではないのでしょうか。
平成元年(1989年)に投入が開始された221系も、初期の車両では製造後30年が経過してはいますが、体質改善工事が進んでいることから、もうしばらくは使用され続けるものと思いきや、まさか大和路線・おおさか東線に転用されるとは、思いもしなかった次第です。
逆に言えば、大和路線・おおさか東線での車両を221系に統一することで。車両運用により柔軟性を持たせることが可能となりますし、221系が消滅するJR京都線・JR神戸線でも同じことが言えますので、車両の運用という面では、確かに合理性のある転用計画といえるでしょう。
また、おおさか東線では、過去に運行された223系の直通快速以来の転換クロスシート車両が登場することとなり、サービス面での向上も期待されるところです。

▲南吹田駅に到着する201系。
この姿も、あと4年程度で見納めとなりそうです。
東海道・山陽緩行線、そして大阪環状線・大和路線と、投入・転入先でいずれも既存の103系を置き換えてきた関西地区の201系ですが、遂に自らが置き換えられる時がやってきました。
引退前の最後のカラーが、国鉄時代の当初投入時にはラインナップになかったウグイス色というのも、何かの奇遇、とうい気もしないでもないのですが、ともあれ、関東で引退してから間もなく10年となりますが、ここ関西の201系にも終止符が打たれることが発表されたことに、時代の流れを感じつつ、カウントダウンが始まった残りの期間に、少しでも記録ができればいいな、と感じたニュースでありました。
●関連ニュースサイト:
JR西が在来線車両を新製投入、大和路線などの201系は順次引退 - 鉄道コム
国鉄型「201系通勤電車」運行終了へ 大和路線 おおさか東線 221系に置き換え JR西日本 | 乗りものニュース
●関連ブログ:
【JR西日本】さようなら201系…221系に置き換えで運行終了へ | 鉄道プレス
列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 225系本線系統増投入で201系引退と、奈良支所の今後の運用を予想する
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