JR東日本では、楽天グループの「楽天ペイ」(アプリ決済)において、JR東日本の交通系ICカード「Suica」の発行、チャージや、「Suica」による支払いサービスを開始したことを発表しました。

楽天とJR東日本、「楽天ペイ」アプリで「Suica」の発行やチャージ、「Suica」による支払いを可能に|JR東日本

概要は以下の通りです。

●対象端末:
・おサイフケータイ対応のAndroid端末
・iOS(別途キャンペーンへのエントリーが必要)

●サービス概要:
・「楽天ペイ」アプリ内での「Suica」の発行、チャージ
・「楽天ペイ」アプリによる「Suica」での支払い

●ポイント:
支払い元に「楽天カード」を設定した「楽天ペイ」アプリから「Suica」へチャージすると、200円につき1ポイントの「楽天ポイント」を付与。

●楽天ペイのSuicaホーム画面(イメージ):
rakuten_pay_suica
▲ホーム画面イメージ
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2020/20200525_ho01.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



全てのクレジットカードで、Suicaのチャージによるポイントが貯まるわけではなく、Suicaのチャージ元としてポイントの還元が高いのは、専ら「ビューカード」が主体と考えられます。

一方、今回ご紹介した「楽天ペイ」は、楽天市場を代表とする、いわゆる「楽天経済圏」の一翼をなしており、今回楽天ペイを介してSuicaのチャージに楽天カードを指定することで、楽天ポイントが200円で1ポイント(0.5%分)貯まることとなります。

この還元率は、ビューカードからモバイルSuicaへのチャージよりも低い(ビックカメラSuicaカードからチャージの場合は1.5%)のですが、楽天経済圏のサービスを多用している方にとっては、Suicaの利用分も楽天ポイントに加算されるわけですので、楽天ポイントのランクアップ・維持等を念頭に、このサービスを選択する、というのも一つの方法かも知れませんね。


これとは別に、このニュースで話題になったのは、いわゆる「赤いSuica」でしょうか。
実際のカードでの発行はありませんが、Suicaホーム画面では、楽天のコーポレートカラーの赤色に彩られたSuicaが表示されます(上記発表資料の引用画像参照)。
これを見るが為に、楽天ペイのSuicaを登録する、というのも面白いかも知れないな、と感じたニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
「赤いSuica」誕生 楽天ペイアプリでSuica発行・決済が可能に チャージで楽天ポイント | 乗りものニュース



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