去る4月11日に下記記事でご紹介したように、交通新聞社では同社の発行している鉄道雑誌「鉄道ダイヤ情報」の6月号(5月15日発売予定)を延期し、翌月の6月15日に「6・7月合併号」として発売することを発表していました。


先の記事でも記したように、所謂「撮り鉄」向けの情報誌である「鉄道ダイヤ情報」でありますので、新型コロナウイルス感染症の影響が更に続けば、最悪発売の再延期という可能性もあり得ましたが、無事この6月15日に「6・7月合併号」として書店の店頭に並ぶこととなりました。

私自身も発売されてすぐに早速購入してみました。
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今回の特集は「京阪神の地下鉄道」ということで、京都・大阪・神戸の各地下鉄をの車両解説を中心にした記事構成となっています。


特にOsaka Metro(大阪メトロ)の新20系については、御堂筋線(21系)・谷町線(22系)・四つ橋線(23系)・中央線(24系)・千日前線(25系)のバリエーション解説もありました(P22〜P25)。
新20系のバリエーションについては、大阪在住の私にとっては当たり前のようなところはあるのですが、こと他地域の方にとっては馴染みがないところもあるかと思われますので、参考になるのではないかと思われます。

また、今回の特集掲載が当初の予定よりも一ヶ月遅れたことで、去る6月1日に神戸市営地下鉄に移管された北神線(移管前は北神急行)の市営化記念式典の写真が掲載される(P9)こととなり、合併号となった影響がこういった所にも現れていたのが印象的でした。

(補足)
ところで、P8〜P9の北神急行の記事では、北神急行が神戸電鉄粟生線のバイパス線として建設されたとして記されているのが、私としては気になりました。

具体的な箇所は以下の通りです。
「そこで、沿線開発によって乗客が急増していた粟生線のバイパスも兼ね、三宮からまっすぐ谷上にいたる路線の計画が昭和40年代に持ち上がった。」
「このころ、三田ニュータウンをはじめ粟生線沿線の人口は急増していたが・・・」
(いずれも「鉄道ダイヤ情報」2020年7・8月合併号、P8より引用)

北神線の終点、谷上駅と接続しているのは神戸電鉄「有馬線」であります。
また、北摂三田ニュータウンのうち「ウッディタウン」及び「フラワータウン」のアクセス路線である神戸電鉄公園都市線は、上述の有馬線から分かれた三田線と接続しています。

加えて、粟生線自体も鈴蘭台駅から分かれる格好となっており、これらのことを諸々考えると、北神線が「粟生線」のバイパス路線とするのは、かなり無理があるよう感じられますし、もしかしたら、「有馬線」とすべきところを「粟生線」とした誤植なのかも知れません。




新型コロナウイルス感染症の影響という点で言えば、「JR四国観光列車 "志国土佐 時代の夜明けのものがたり"号」の特集記事(P86〜P93)でも、本来ならば営業開始後の様子が掲載されている筈でしたが、これまたコロナの影響で営業開始が延期された結果、開始準備のリハーサルの様子が掲載されており、これまた影響を受けた特集、ともいえるでしょうか。

また、同誌の主たるコンテンツの一つである団体臨時列車・集約臨時列車の運転計画も二重線での取り消しや、そもそも催行が無いことから、ペース数も格段に減っており、これまたコロナの影響を感じずにはいられませんでした。


表紙の号数も、「合併号」と表記された、2ヶ月ぶりに書店の店頭に並んだ「鉄道ダイヤ情報」。
いつもとは少々様子の異なる合併号、という意味では手元に残しておく記録としても購入してみてもいいかも知れませんし、特集記事の「京阪神の地下鉄道」目当てで購入するのもいいな、と感じた次第であります。



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