JR九州の肥薩線では、この7月上旬に発生した「令和2年7月豪雨」の影響により、橋梁流失・路盤、道床流出などの甚大な被害を受け、長期間の運休を余儀なくされています。



この災害により、肥薩線の観光列車「かわせみ やませみ」「いさぶろう・しんぺい」も運休となっていますが、この度肥薩線応援企画として、この2つの観光列車を併結し、鹿児島本線で運行する企画を実施することが発表されました。

☆肥薩線応援企画☆『かわせみ やませみ』と『いさぶろう・しんぺい』を 連結して運転します!!|JR九州

概要は以下の通りです。

●運行期間:
2020年8月8日(土)〜31日(月)、9月〜11月の土曜・日曜・祝日

●運行区間:
博多〜門司港間(1日1往復)

●ダイヤ:
・博多→門司港「かわせみ やませみ92号」「しんぺい92号」
博多10:40発〜小倉12:01発〜門司港12:14着

・門司港→博多「かわせみ やませみ91号」「いさぶろう91号」
門司港15:21発〜小倉15:50発〜博多17:12着
(8月28日は運転時刻変更あり)

●編成図:
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▲上記発表資料(https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2020/07/29/200729kawayamaisashintokubetuunkou.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



八代〜人吉間は球磨川に沿って走り、人吉〜吉松間は峠越えの雄大な風景と、飽きることのない車窓が見どころの肥薩線では、早い時期から観光列車が運行されてきました。

人吉〜吉松間では「いさぶろう・しんぺい」が、また八代〜人吉間では、「SL人吉号」に加え、2017年から「かわせみ やませみ」が運行されています。
しかし、これらの観光列車も、上述のとおり肥薩線を襲った豪雨災害により、運行再開のめどが立っていません。

今回は、その運行再開の見込みのない二つの観光列車を併結して博多〜門司港間を運転し、車内では被災した人吉・球磨地区の焼酎・お茶などの商品を販売する「肥薩線応援企画」が実施されることとなりました。

目玉としてはやはり、通常は別々に運行されている「かわせみ やませみ」と「いさぶろう・しんぺい」の両編成が併結されるところでありましょうか。
いずれの列車もキハ40系改造の車両であるため、併結運転は可能ではありますが、営業運転で実施するのは初めてであるでしょうから、これまた沿線で注目を集めるものと思われます。


ところでこの列車ですが、上記の発表ダイヤにもあるように「かわせみ やませみ」と「いさぶろう・しんぺい」とが、一本の列車でありながら、販売上は別々の列車として取り扱われることとなりそうです。
往復で違う車両に乗る、という楽しみ方もできるかと思われますので、車窓から見える風景は異なるかも知れませんが、これらの観光列車に乗ってみて、人吉・球磨地区の商品を購入して被災地の応援をしてみたいものでありますね。

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▲「いさぶろう・しんぺい」」編成が充当された肥薩線普通列車。
被災直前のダイヤでは八代〜人吉間は特急列車として運転されていました。




●関連ニュースサイト:
「かわせみ やませみ」「いさぶろう・しんぺい」鹿児島本線で連結運転 肥薩線を応援 | 乗りものニュース
かわせみ やませみ・いさぶろう・しんぺい 博多〜門司港間 運転(2020年8月8日〜) - 鉄道コム
JR九州,「かわせみ やませみ」「いさぶろう・しんぺい」を博多—門司港間で運転|鉄道イベント|2020年8月1日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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