Osaka Metro(大阪メトロ)グループで、大阪市営バスを引き継いだ大阪シティバスでは、この度41年ぶりに路線バスの車両デザインを刷新することを発表しました。

路線バスのデザインを41年ぶりに刷新します(2020年8月28日発表) | 大阪シティバス株式会社

概要は以下の通りです。

●新デザイン・イメージ:
osaka_city_bus_newcolor
▲上記発表資料(https://citybus-osaka.co.jp/news/7055)より引用)

●新デザイン概要:
・「大阪のシンボルとしての路線バス」としてこれまで長年親しまれてきた車体カラーのグリーンを踏襲
・「市民生活に根ざした路線バス」として、信頼、安心を象徴したホワイト
・「未来の大阪へ走る路線バス」として、港町・大阪の海、大阪シティバスとOsaka Metroを象徴するブルー

これらを、これまでの40年からこれからの未来へ、時代の扉を開いて前進する様子を斬新な縦グラデーションで表現し、人々にに愛されるバスを目指したデザイン


また、前後のドアは車体と識別しやすいよう黒色にし、インバウンド向けにドアの上部に白文字で「ENTER」「EXIT」の文字を表記(日本語でも扉横に入口、出口を併記)し、「後から乗車し、前から降車する。」ことがわかりやすいよう利便性向上にも配慮

●新デザインバス導入予定:
・2020年11月から12月にかけて順次運行を開始する新車10両(配置営業所:鶴町営業所5両、酉島営業所5両)から採用
・今後は車両更新にあわせて、全534台の路線バスを新デザインに置き換え

●参考:現在のデザイン
osaka_city_bus_nowcolor
▲上記発表資料(https://citybus-osaka.co.jp/news/7055)より引用)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



大阪シティバスの現在のデザインは、上記発表資料にもあったように、大阪市交通局時代の1979年(昭和51年)に採用されましたが、現在ではすっかり大阪市内の風景に溶け込んだデザインとなっていますが、このデザインが今般、大きく変わることが発表されました。

新しいデザインでは、現在の大阪シティバスのカラーの「緑」に加え、「白」「青」の三色を縦に配置するというもので、これまでのデザインから大きく変化しているものの、色調は従前のカラーも踏襲したものとなっており、個人的に交換が持てるデザインとなっているように感じました。

一部では、某コンビニエンスストアのブランドカラーに似ているとか似ていないとかが話題となっていますが、そういうことは抜きにしても、一般的に受け入れられやすいデザインにも感じました。


この新デザイン導入は、上記発表資料によれば、「車両更新にあわせて実施」ということなので、既存の車両は塗り替えるというわけではなさそうです。
そのため、現在の大阪シティバスのデザインをまとった車両が急に無くなるわけではないのですが、それだけに、記録は取れるときに早めに取っておきたいところ、と言えるニュースであります。




●関連ニュースサイト:
大阪シティバス 路線バスデザインを41年ぶり刷新へ | 乗りものニュース



●関連ブログ:
【速報】さよなら市バスカラー…大阪シティバス、全534台の車両を41年ぶりに新デザインへ変更 | Osaka-Subway.com



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