阪急交通社では、南海電鉄の空港特急「ラピート」を使用したなんば〜和歌山市間の団体臨時列車による貸切ツアーを、11月に実施することを発表しました。


阪急交通社×南海電鉄「特急『ラピート』でめぐる和歌山日帰りツアー」開催|南海電鉄


概要は以下の通りです。

●ツアー概要:
出発日:
11月7日(土)〜11月29日(日)の土曜日、日曜日、祝日

旅行代金:
スーパーシート・・・大人10,400円(16,000円)、小学生9,100円(14,000円)
レギュラーシート・・・大人9,750円(15,000円)、小学生8,450円(13,000円)
※カッコ内は「Go To トラベル」事業支援前の旅行代金

行程:
なんば10:07発〜(特急ラピート貸切列車)〜南海和歌山市駅〜(めでたいでんしゃ)〜加太〜黒潮市場(昼食)〜玉津島神社〜キーノ和歌山〜和歌山市〜(特急サザン指定席)〜なんば駅着


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



新型コロナウイルス感染症の影響による関西空港発着国際線の大幅な運休により、空港特急「ラピート」の需要も著しく減退し、今年4月以降、朝・夕の一部の時間帯のみの運行が続いています。



特に土休日は、昼前以降の「ラピート」は全て運休となっており、車両を持て余している状況がここ半年ほど続いています。
今回阪急交通社が企画した団体臨時列車ツアーは、かように稼働状況が極端に落ちている「ラピート」の編成を利用した、なんばから和歌山市までの団体旅行というものとなっています。

ツアーの詳細を見ると、スーパーシート・レギュラーシートを選択できるほか、和歌山市から加太まで「めでたいでんしゃ」に乗車、黒潮市場や玉津島神社を巡り帰りは「サザン」指定席で帰着という、日帰りでちょっとしたおでかけが楽しめるプランとなっています。

鉄道ファン的には勿論、日頃は入線しない泉佐野以南で「ラピート」の走る姿を、しかも11月のみとはいえ土日祝日に見られるということで、これまた泉佐野以南の沿線に出向いて見に行きたいものであります。

「ラピート」が泉佐野駅以南に入線した記録といえば、最近では昨年7月に尾崎駅周辺で開催された「尾崎駅元気だそうフェス」のイベントで、尾崎駅まで「ラピート」が入線したことがありました。

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▲樽井〜尾崎間の「男里川橋梁」を通過する「ラピート」
(2019.7.7)

こういった様子を、11月に毎週見られることになるので、これは貴重な機会とも言えるので、沿線で色々記録できればと思ったニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
ラピートが和歌山市駅へ 阪急交通社が11月限定日帰りツアーを発売 | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル



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