今年の3月にJR西日本和歌山支社管内では、和泉鳥取、六十谷、紀三井寺、黒江、南部、古座の各駅で、窓口でのきっぷの販売が終了しました。





JR西日本では、今後もみどりの窓口を削減し、「みどりの券売機」等に置き換えていくことを計画していることから、今後もこのような窓口でのきっぷ発売が終了することが予想されていました。



そんな中、この5月をもって橋本、周参見、串本、新宮の各駅のみどりの窓口が閉鎖となることが、既に発表されています。
jrw_hashimoto_20210508
▲JR西日本 橋本駅「みどりの窓口」閉鎖のお知らせ(5月13日(木)限り)
(「JRおでかけネット」Webサイト(https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0621814)より引用)

jrw_susami_20210509
▲周参見駅「みどりの窓口」閉鎖のお知らせ(5月31日(月)限り)
(「JRおでかけネット」Webサイト(https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0622060)より引用)

jrw_kushimoto_20210509
▲串本駅「みどりの窓口」閉鎖のお知らせ(5月17日(月)限り)
(「JRおでかけネット」Webサイト(https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0622053)より引用)

jrw_shingu_20210509
▲新宮駅「みどりの窓口」閉鎖のお知らせ(5月19日(水)限り)
(「JRおでかけネット」Webサイト(https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0622038)より引用)


橋本、串本、新宮の各駅では、オペレーター機能も有する「みどりの券売機プラス」に置き換えとなり、定期券や指定券の購入等についても引き続き購入可能であることから、利用者にとっては大きな問題はなさそうな感じでありますが、一部のきっぷは取り扱えない可能性もあります。

そんな中、本日(5月9日)所用で橋本駅の近くを通りかかったので、その合間訪問しまもなく閉鎖となる「みどりの窓口」できっぷを購入してきましたので、ご紹介します。

DSC_0512
▲橋本駅
JR西日本と南海電鉄の共用駅です。

DSC_0514
▲橋本駅改札口
「みどりの窓口」が見られるのも、あとわずかです。

DSC_0513
▲「みどりの券売機」導入の案内


購入したきっぷをご紹介します。



【入場券】
img407-1
▲入場券
「(和)橋本」という表記ですが、「橋本駅」については、当駅(和歌山県)の他、JRグループでは神奈川県(横浜線・相模線)があるため、それと区別するため和歌山線の駅であることを表記する(和)が記されています。

また、JRグループ以外では京都府(京阪電鉄)、福岡県(福岡市営地下鉄)にも「橋本駅」が存在します。

【往復乗車券】
img407-2
img407-3
▲隣駅・紀伊山田までの往復乗車券
「みどりの券売機」で入場券や近距離乗車券が購入できるかは不明ですが、窓口売りのきっぷを購入できるのは閉鎖までの間なので、こちらも購入しておきます。

【連絡乗車券】
img407-4
▲橋本→(近鉄線)吉野(吉野口接続)の乗車券

最寄り駅・和泉鳥取駅でのマルス券でも、民鉄線への連絡乗車券を購入しましたが、ここ橋本駅でも購入してみました。

手軽な連絡乗車券ということで、吉野口駅で接続する近鉄吉野線の終点、吉野駅までの乗車券を購入しました。

こういった連絡乗車券も、「みどりの券売機」導入以降も購入できるのかは不明ですし、逆にこういう機会でもないと連絡乗車券が買うこともないのかな、と思って購入してみることにしました。

本日購入したマルス券は以上となります。


冒頭で記したように、和歌山県内ではこの他にも窓口でのきっぷ販売が終了する駅があります。
これらの駅でも入場券は購入したことはあるのですが、その他の券種は購入したことがないかと思いますので、機会があれば立ち寄ってみたいものであります。

(追記)
DIAGONAL_0001_BURST20210509182043249_COVER
橋本駅のみどりの窓口でいただいた、きっぷの袋です。
何の変哲もないきっぷ入れですが、扉紙を開いてみると、283系「オーシャンアロー」と287系の写真が貼り付けられていました。

DSC_0518
てっきり新しいタイプの袋と思いきや、袋1枚毎に直に写真を貼り付けているようでした。

橋本駅独自の取り組みだと思われますが、こういうきっぷ袋に手を入れるケースは始めて見たので、ご紹介した次第です。



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム