JR東日本水戸支社では、勝田車両センター操業開始60周年を記念して、かつて同センターに配属されていた401系の塗装「赤電」をイメージしたラッピング車両を運行することを発表しました。

勝田車両センター60 周年記念ラッピング車両が走ります! |JR東日本水戸支社

概要は以下の通りです。

【車両概要】
E531系5両編成1本を、1985年まで運転されていた401系の塗装「赤電」をイメージした帯色に変更。

【ラッピング】
jre_e531_redcolor
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2021/mito/20211102_mt01.pdf)より引用)

【運用期間】
2021年11月5日〜2022年度末まで運用

【運用範囲】
水戸線:小山〜友部間
常磐線:友部〜原ノ町間
(2022年1月頃より品川〜友部間へも運用区間を拡大する予定)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



常磐線等で運用されているE531系の塗装は、同路線で過去に運用されてきた415系にも施されてきた青色の帯となっています。
ただ、かつては青色の帯ではなく、ローズピンクを主体に、前面にクリーム色の帯が施された塗色となっており、地元などでは「赤電」と呼ばれていたとのことです。

今回、勝田車両センター(当初は勝田電車区)が操業開始して60周年を記念して、当時の「赤電」カラーをE531系に施すこととなりました。

近年の車両は無塗装の車体が多いのでありますが、このような形で過去のカラーを可能な限り再現する、というのは面白い試みだと思います。

既に運用は開始しているとのこで、当初は水戸線や常磐線友部以北での運用となりますが、年明けからは都内にも運用範囲が拡大するとのことですので、機会があれば注目しておきたいな、とも思います。




【関連ブログ】
【JR東日本水戸支社】勝田車両センター60周年記念ラッピング車両運行 - kqtrain.net(京浜急行)



【関連ニュースサイト】
E531系 赤電ラッピング車両 運転(2021年11月5日〜) - 鉄道コム
JR東日本,E531系による勝田車両センター60周年記念ラッピング車両を運転|鉄道ニュース|2021年11月3日掲載|鉄道ファン・railf.jp
かつての「赤電」復刻 JR常磐線E531系、小豆色とクリーム色のツートンに 22年度末まで | 乗りものニュース



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