和歌山電鐵では、昨日(12月4日)より、新しいデザイン電車「たま電車ミュージアム号」の運行をかいししました。

たま電車ミュージアム号 2021.12.04 デビュー



運行開始当日、早速乗りにいくことにしました。
充当されていたのは、和歌山10時30分発の貴志行きです。
既に少なくないファンや家族連れなどが、真っ新なデザインにまとわれた「たま電車ミュージアム号」に見入っていました。

早速、外観から見てまわります。

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ご覧のように、黒色のシックな外観に、至る所に駅長「たま」の写真やイラストが配されています。

車内に入ると、更に「ネコ」の世界が展開されていました。
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本当に、どこを向いても「たま」などの猫の写真や絵が目に入ります。
「たま」の「ミュージアム」という名称そのままの世界が展開されていました。

勿論、本物の猫だけでなく、実際の絵画の「たま」パロディ版も展示されていました。
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一例として、「真珠の耳飾りの少女(フェルメール)」(左)、「モナリザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)」(右)のパロディとしての「たま」の絵です。

他にも面白いアイデアの「たま」等猫の絵が展示されています。
じっくり絵画を楽しんでいると、和歌山から貴志までの30分程度はあっという間に過ぎるくらいの完成度だと感じました。


さてこの「たま電車ミュージアム号」、下記記事でご紹介しているように、改造前は「おもちゃ電車」として9月まで運行されていました。


「たま電車ミュージアム号」と装いは新たになったものの、かつての「おもちゃ電車」の面影を残す部分もいくつか見つけました。
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▲かつては「おもちゃ電車」でフィギュアが飾られていた場所です。

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▲貴志方車両の和歌山寄りに設置されていたカウンター

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▲「おもちゃ電車」を一躍有名にしたのが、車内に設置された「ガチャガチャ」でした。
「たま電車ミュージアム号」でもしっかり引き継がれていました。

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▲この「ガチャガチャ」の上に鎮座する「たま」の置物。

30分間の乗車はあっという間で、終点の貴志に到着します。
終点の貴志では、折り返しの「たま電車ミュージアム号」目当ての乗客が既に多く待っていました。
貴志駅での折り返しの間に撮影してみます。

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折り返し、和歌山行きに乗車し、引き続き車内の様子を見学してきます。

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▲「たま電車ミュージアム号」の座席は、線路と並行(ロングシートの向き)の座席のほか、このように線路に垂直(クロスシートの向き)の座席もあります。
貴志川線で線路と垂直な向きの座席というのは、この「たま電車ミュージアム号」が初めてではないでしょうか。

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▲運賃箱も黒色に塗られています。

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▲和歌山市寄りの車両には、幼児向けのベッドとホワイトボード(落書き用)が設置されています。

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▲車両銘板
当車両は昭和45年(1970年)に東急車輌で製造されて以降、今回が3度目の改造となりました。
製造後、51年を経過した車両というのに、改めて驚きました。

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▲運転席後ろから、大池遊園の池に架かる鉄橋を通過する様子です。
ここは、桜の時期に有名な撮影地でもあります。
(参考)

今年の春には、是非ともここで、桜とともに「たま電車ミュージアム号」を撮影したいですね。


約30分の乗車で、再び和歌山駅に到着し、今回の「たま電車ミュージアム号」の乗車は終了です。
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▲「たま電車ミュージアム号」と運行開始記念の吊り下げ旗、そして「猫時計」

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▲この「猫時計」は、元々は「貴志川線の未来を”つくる”会」から贈呈された吊り下げ時計なのですが、これが今年の10月、耳とヒゲを生やした「猫仕様」となったものであります。
和歌山駅ホーム時計が「たま駅長」・猫仕様に変身!

猫仕様の時計と「たま電車ミュージアム号」、「猫」どうしの取り合わせ、というのも面白いのではないのでしょうか。



さて、この「たま電車ミュージアム号」の改装費用は、下記記事でご紹介したように、クラウドファンディングにより資金を募っていました。

クラウドファンディングのリターン(返礼品)として、1万円以上のコースの場合、「車内での名前掲示」が行われることとなっていました。

私自身、1万円コースを申し込んだわけですが、そのリターンとしてちゃんと名前が掲示されているのか。
それを確認しなければなりません。

車内を探すこと数分、ようやく見つけることができました。
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(一部画像を加工しています。)

「『阪和線の沿線』ブログ管理人」という名前で、ちゃんと掲示されていました。
正直、今回はこの掲出を見るだけで大満足でありました。

本名でなければならない、という制限が特に無かったので、「じゃあブログ管理人の名前で申し込んでみるか」という気持ちで書いてみましたが、このように本当に掲示されると、嬉しい気持ちもありますし、「たま電車ミュージアム号」を通じて貴志川線の永続に少しでも協力できたという満足感も同時に感じたりしました。



昨日から運行開始した「たま電車ミュージアム号」。
車内外に多数描かれた「ネコ」の絵や写真は、これらを見にいくだけでも価値ある楽しいものであります。
是非とも多くの方に、この「ネコ」に埋め尽くされた電車を見にきていただくことで、貴志川線の活性化に繋がればいいな、と思った次第です。




【関連ブログ】
今日の撮影(12月5日)和歌山電鐵"たまでんミュージアム" : くろしお99号のblog




【関連ニュースサイト】
和歌山電鐵 たま電車ミュージアム号 運転(2021年12月4日〜) - 鉄道コム

日本初の「カラクリ電車」、和歌山電鐵「たま電車ミュージアム号」12/4デビュー | RailLab ニュース(レイルラボ)

「たま電車ミュージアム号」が営業運転を開始|鉄道ニュース|2021年12月5日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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