2021年も残すところあとわずかとなりました。
本年も当ブログ「阪和線の沿線から」に多数のご訪問をいただき、ありがとうございました。
管理人としてお礼を申し上げます。
今年もまた、当ブログで取り上げた内容から、一年を振り返っていきたいと思います。
昨年の2月から全世界に猛威を振るった「新型コロナウイルス感染症」。
昨年2020年は、緊急事態宣言、外出自粛、学校休校等、様々な面で日常生活に大きな制約が課せられました。
新型コロナウイルス感染症による影響が生じて二年目の今年は、前半は「緊急事態宣言」発出による行動制限も発出され、また夏頃には改めて感染者数も増加するなどしましたが、その後はワクチン接種も進んできたこともあってでしょうか、感染者数も低い水準に落ち着いてきました。
この年末には、このコロナ禍後久しく見られなかった公共交通機関の帰省ラッシュも見られるようになり、日常の生活が少しずつ取り戻されてきているのかな、と感じる次第です。
勿論、新たな変異株「オミクロン株」の蔓延が懸念されるところですが、既にワクチンの追加接種も始まっていますので、初回接種同様、多くの方々に接種をいただき、感染を少しでも抑制させることで、鉄道・バス・航空・船舶といった公共交通機関の利用者が少しでも元に戻る日がやってくることを願いたいなと感じています。
そんな中、「コロナ2年目」となる今年も、減便ダイヤ改正等、後ろ向きの話題が多かったことは否めませんでした。
以下、ざっとブログ内を検索したダイヤ改正記事を取り上げてみます。
減便ダイヤ改正をご紹介した記事は他にもありますので、いかにこの一年での減便ダイヤ改正の規模が大きかったかがわかるかと思います。
また、減便ダイヤ改正は何も鉄道だけでなく、バスでも多くの事業者で実施されました。
私が通勤で利用している「和歌山バス」でも、今年1月下旬に深夜時間帯の減便を主体とするダイヤ改正が実施されました。
昨年は突如襲われた新型コロナウイルス感染症による利用者減少に、今後どのような対応をすべきか各事業者で先が見通せなく、一時的な減便が実施されましたが、コロナ2年目となる今年は、いよいよ利用者の行動様式も変化し、ダイヤにも抜本的な見直しが必要となってきた、と判断した事業者が多かったのではなかったか、という印象です。
また、今年は「みどりの窓口」の閉鎖が相次いだ一年でもありました。
私が利用している阪和線・和泉鳥取駅でも今年の3月12日をもって「みどりの窓口」が閉鎖されました。
JR西日本和歌山支社管内では、他の駅でも窓口が閉鎖となりました。
コロナ禍前から、みどりの窓口の削減は予定されてはいたのですが、予想よりも早いペースで進んだな、という印象でしょうか。
こと和歌山支社管内では、「みどりの窓口」または「きっぷ販売窓口」があらかた閉鎖されたような感じでしょうか。
拠点駅以外で「みどりの窓口」で残っているのが、紀伊、岩出くらいとなっている現状、これらの駅についても来年以降、何からの動きがあるのかな、とも感じています。
後ろ向きな話題が続きましたが、明るい話題もご紹介。
南海電鉄では、「すみっコぐらし」とのコラボ企画として、「ラピート」「めでたいでんしゃ」「1000系」のそれぞれにラッピングを施した列車を運行しました。
そして、「ラピート」コラボラッピング編成は、団体臨時列車としても充当され、日頃は入線しない和歌山港線にまで入線し、多くのファンの注目を集めました。
また、「めでたいでんしゃ」に4編成目の「かしら」が登場し、そして4編成揃った「めでたいでんしゃ」全てを併結した団体臨時列車が実現したのも今年の出来事でありました。

▲12月25日に運行された「めでたいでんしゃ」4編成連結した団体臨時列車。
コロナ禍で後ろ向きな話題の多い中、「めでたいでんしゃ」「すみっコぐらし」といった、楽しい話題もあったのは、ある意味救いでもありました。
コロナ禍の中、コラボ企画さえも予定通り実施できない状況もありましたが、そんな逆境にも負けずに、このような楽しい企画が実施され、多くのファンの目を楽しませてくれたのは、本当に嬉しい限りでありました。
嬉しい話題、といえば、近鉄の新型名阪特急「ひのとり」が鉄道友の会「ブルーリボン賞」に選ばれたことも挙げたいと思います。
昨年3月に運行開始した近鉄80000系「ひのとり」は、運行直後から鉄道ファンはもとより一般旅客からも高い評価を受け、登場後約1年にして名阪甲特急(停車駅の少ない特急)が全てこの「ひのとり」で運行されることになりました。
その「ひのとり」ブルーリボン賞受賞式、そして記念撮影会に参加し、その受賞記念ロゴマーク貼り付けの様子をいち早く目にすることができました。
また青山町車庫では歴代の「ブルーリボン賞」を受賞した近鉄特急(30000系ビスタカー、21020系アーバンライナーnext)との並んだ姿も撮影することができました。
鉄道ファンにとって注目のイベントでもある「ブルーリボン賞」選定。
今年はその投票だけでなく、選定車両の受賞式・撮影会にも参加し、友の会会員としてのメリットを十分享受できたのではないか、と思った次第です。
このような話題をご紹介してきた一方で、私自身はといいますと、今年は年始から仕事が多忙な日々が続きました。
あまりにもの多忙さに、毎日の帰宅が随分遅くなりましたが、それとタイミングを同じくして、緊急事態宣言発出に伴い設定された「紀州路快速・大阪行き」(京橋行きを区間短縮)にも何度も乗車することとなりました。
それが故に、「紀州路快速・大阪行き」については、全系式全番台(223系・225系)の写真を揃えることができた、という嬉しいのかどうなのか、ちょっと微妙ではありますが、貴重なことには変わりない記録を撮ることができました。
「紀州路快速・大阪行き」の設定が終わった後も、仕事が多忙な日々が続き、週休も1日取れればよい、とかいう一年間で、正直かなり疲れてきたのは事実であります。
加えて、この忙しさに加え、繁忙期がいつやってくるのか分からないというスケジュールの不安定さも合わさって、今年はろくに遠出もすることができず、その結果、今年は「鉄道の初乗車区間が全く無かった」即ち「乗りつぶしゼロ」の一年となりました。
1988年にいわゆる「乗りつぶし」を初めて以降、距離の長短はあれど、毎年どこか新たに乗車した線区があったわけですが、その記録も残念ながら今年で途絶えることとなってしまい、甚だ忸怩たる思いで来る年を迎えることになりました。
もっとも乗りつぶしに関しては、ペースの早い遅いはあれど、最終的に全ての線区に乗車できればいい、と考えているので、初乗り線区が今年記録の無かったことが、そこまで大きなショックではありません。
ただ、「乗れるうちに乗っておきたい」と考えているところもあるだけに、もう少し暇な時間を与えて欲しかった、と感じているのが正直なところです。
来たる年には再び新規の乗車区間を記録できるのかは不透明ではありますが、来年こそは何とか暇を見つけて乗りつぶしを少しでも進めたいと思います。
上述の忙しさにかまけて、ブログ更新も停滞気味の時期もありましたが、何とか続けることができました。
これもひとえに、毎日多くのご訪問をいただいている読者の方々があってのことだと思っています。
多くの方々に読まれているブログとなっているからこそ、少しでも更新を続けていくことができれば、と考えてきましたので、記事の内容があまり煮詰まっていないところもあったかも知れません。
そういった状況で執筆していたとしても、変わらず多くの方々にご愛顧いただいていることに、繰り返しでありますが、感謝したいと思います。
当ブログは、「鉄道コム」ブログでもそこまで上位にランクインしているブログではありません。
勿論、PV数を増やせるような内容やタイトルをじっくり考えれば、PV数も実際に増えるのかも知れません。
ただ、上述のとおり社会人をしながらのブログでありますので、そこは自然体で、いまのいただいているPV数でも、私にとっては十分過ぎるほどの数であることに感謝しながら、それでも少しでも多くの方に読んでいただけるように、少しでも精進できれば、と思っています。
以上、例年以上に長くなりましたが、今年最後のご挨拶がわりの記事を書かせていただきました。
まだ新型コロナウイルス感染症の影響は続くかと思いますが、それでも来る年が少しでもよい年になるように願いたいところです。
また、読者の方々が、公共交通機関の情報収集にあたって、少しでもお役に立つようなブログを目指して、引き続き記事を書き続けたいと思います。
今年も一年、多数のご訪問ありがとうございました。
来年も引き続き、当ブログ「阪和線の沿線から」をよろしくお願いいたします。
【追伸】
今年もまた、様々な鉄道系ブロガーさんの記事を参考にさせていただきました。
本当にありがとうございました。
御礼の意味も込めて、今年一年の総括記事へのリンクを貼らせて頂きました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。
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本年も当ブログ「阪和線の沿線から」に多数のご訪問をいただき、ありがとうございました。
管理人としてお礼を申し上げます。
今年もまた、当ブログで取り上げた内容から、一年を振り返っていきたいと思います。
昨年の2月から全世界に猛威を振るった「新型コロナウイルス感染症」。
昨年2020年は、緊急事態宣言、外出自粛、学校休校等、様々な面で日常生活に大きな制約が課せられました。
新型コロナウイルス感染症による影響が生じて二年目の今年は、前半は「緊急事態宣言」発出による行動制限も発出され、また夏頃には改めて感染者数も増加するなどしましたが、その後はワクチン接種も進んできたこともあってでしょうか、感染者数も低い水準に落ち着いてきました。
この年末には、このコロナ禍後久しく見られなかった公共交通機関の帰省ラッシュも見られるようになり、日常の生活が少しずつ取り戻されてきているのかな、と感じる次第です。
勿論、新たな変異株「オミクロン株」の蔓延が懸念されるところですが、既にワクチンの追加接種も始まっていますので、初回接種同様、多くの方々に接種をいただき、感染を少しでも抑制させることで、鉄道・バス・航空・船舶といった公共交通機関の利用者が少しでも元に戻る日がやってくることを願いたいなと感じています。
そんな中、「コロナ2年目」となる今年も、減便ダイヤ改正等、後ろ向きの話題が多かったことは否めませんでした。
以下、ざっとブログ内を検索したダイヤ改正記事を取り上げてみます。
減便ダイヤ改正をご紹介した記事は他にもありますので、いかにこの一年での減便ダイヤ改正の規模が大きかったかがわかるかと思います。
また、減便ダイヤ改正は何も鉄道だけでなく、バスでも多くの事業者で実施されました。
私が通勤で利用している「和歌山バス」でも、今年1月下旬に深夜時間帯の減便を主体とするダイヤ改正が実施されました。
昨年は突如襲われた新型コロナウイルス感染症による利用者減少に、今後どのような対応をすべきか各事業者で先が見通せなく、一時的な減便が実施されましたが、コロナ2年目となる今年は、いよいよ利用者の行動様式も変化し、ダイヤにも抜本的な見直しが必要となってきた、と判断した事業者が多かったのではなかったか、という印象です。
また、今年は「みどりの窓口」の閉鎖が相次いだ一年でもありました。
私が利用している阪和線・和泉鳥取駅でも今年の3月12日をもって「みどりの窓口」が閉鎖されました。
JR西日本和歌山支社管内では、他の駅でも窓口が閉鎖となりました。
コロナ禍前から、みどりの窓口の削減は予定されてはいたのですが、予想よりも早いペースで進んだな、という印象でしょうか。
こと和歌山支社管内では、「みどりの窓口」または「きっぷ販売窓口」があらかた閉鎖されたような感じでしょうか。
拠点駅以外で「みどりの窓口」で残っているのが、紀伊、岩出くらいとなっている現状、これらの駅についても来年以降、何からの動きがあるのかな、とも感じています。
後ろ向きな話題が続きましたが、明るい話題もご紹介。
南海電鉄では、「すみっコぐらし」とのコラボ企画として、「ラピート」「めでたいでんしゃ」「1000系」のそれぞれにラッピングを施した列車を運行しました。
そして、「ラピート」コラボラッピング編成は、団体臨時列車としても充当され、日頃は入線しない和歌山港線にまで入線し、多くのファンの注目を集めました。
また、「めでたいでんしゃ」に4編成目の「かしら」が登場し、そして4編成揃った「めでたいでんしゃ」全てを併結した団体臨時列車が実現したのも今年の出来事でありました。

▲12月25日に運行された「めでたいでんしゃ」4編成連結した団体臨時列車。
コロナ禍で後ろ向きな話題の多い中、「めでたいでんしゃ」「すみっコぐらし」といった、楽しい話題もあったのは、ある意味救いでもありました。
コロナ禍の中、コラボ企画さえも予定通り実施できない状況もありましたが、そんな逆境にも負けずに、このような楽しい企画が実施され、多くのファンの目を楽しませてくれたのは、本当に嬉しい限りでありました。
嬉しい話題、といえば、近鉄の新型名阪特急「ひのとり」が鉄道友の会「ブルーリボン賞」に選ばれたことも挙げたいと思います。
昨年3月に運行開始した近鉄80000系「ひのとり」は、運行直後から鉄道ファンはもとより一般旅客からも高い評価を受け、登場後約1年にして名阪甲特急(停車駅の少ない特急)が全てこの「ひのとり」で運行されることになりました。
その「ひのとり」ブルーリボン賞受賞式、そして記念撮影会に参加し、その受賞記念ロゴマーク貼り付けの様子をいち早く目にすることができました。
また青山町車庫では歴代の「ブルーリボン賞」を受賞した近鉄特急(30000系ビスタカー、21020系アーバンライナーnext)との並んだ姿も撮影することができました。
鉄道ファンにとって注目のイベントでもある「ブルーリボン賞」選定。
今年はその投票だけでなく、選定車両の受賞式・撮影会にも参加し、友の会会員としてのメリットを十分享受できたのではないか、と思った次第です。
このような話題をご紹介してきた一方で、私自身はといいますと、今年は年始から仕事が多忙な日々が続きました。
あまりにもの多忙さに、毎日の帰宅が随分遅くなりましたが、それとタイミングを同じくして、緊急事態宣言発出に伴い設定された「紀州路快速・大阪行き」(京橋行きを区間短縮)にも何度も乗車することとなりました。
それが故に、「紀州路快速・大阪行き」については、全系式全番台(223系・225系)の写真を揃えることができた、という嬉しいのかどうなのか、ちょっと微妙ではありますが、貴重なことには変わりない記録を撮ることができました。
「紀州路快速・大阪行き」の設定が終わった後も、仕事が多忙な日々が続き、週休も1日取れればよい、とかいう一年間で、正直かなり疲れてきたのは事実であります。
加えて、この忙しさに加え、繁忙期がいつやってくるのか分からないというスケジュールの不安定さも合わさって、今年はろくに遠出もすることができず、その結果、今年は「鉄道の初乗車区間が全く無かった」即ち「乗りつぶしゼロ」の一年となりました。
1988年にいわゆる「乗りつぶし」を初めて以降、距離の長短はあれど、毎年どこか新たに乗車した線区があったわけですが、その記録も残念ながら今年で途絶えることとなってしまい、甚だ忸怩たる思いで来る年を迎えることになりました。
もっとも乗りつぶしに関しては、ペースの早い遅いはあれど、最終的に全ての線区に乗車できればいい、と考えているので、初乗り線区が今年記録の無かったことが、そこまで大きなショックではありません。
ただ、「乗れるうちに乗っておきたい」と考えているところもあるだけに、もう少し暇な時間を与えて欲しかった、と感じているのが正直なところです。
来たる年には再び新規の乗車区間を記録できるのかは不透明ではありますが、来年こそは何とか暇を見つけて乗りつぶしを少しでも進めたいと思います。
上述の忙しさにかまけて、ブログ更新も停滞気味の時期もありましたが、何とか続けることができました。
これもひとえに、毎日多くのご訪問をいただいている読者の方々があってのことだと思っています。
多くの方々に読まれているブログとなっているからこそ、少しでも更新を続けていくことができれば、と考えてきましたので、記事の内容があまり煮詰まっていないところもあったかも知れません。
そういった状況で執筆していたとしても、変わらず多くの方々にご愛顧いただいていることに、繰り返しでありますが、感謝したいと思います。
当ブログは、「鉄道コム」ブログでもそこまで上位にランクインしているブログではありません。
勿論、PV数を増やせるような内容やタイトルをじっくり考えれば、PV数も実際に増えるのかも知れません。
ただ、上述のとおり社会人をしながらのブログでありますので、そこは自然体で、いまのいただいているPV数でも、私にとっては十分過ぎるほどの数であることに感謝しながら、それでも少しでも多くの方に読んでいただけるように、少しでも精進できれば、と思っています。
以上、例年以上に長くなりましたが、今年最後のご挨拶がわりの記事を書かせていただきました。
まだ新型コロナウイルス感染症の影響は続くかと思いますが、それでも来る年が少しでもよい年になるように願いたいところです。
また、読者の方々が、公共交通機関の情報収集にあたって、少しでもお役に立つようなブログを目指して、引き続き記事を書き続けたいと思います。
今年も一年、多数のご訪問ありがとうございました。
来年も引き続き、当ブログ「阪和線の沿線から」をよろしくお願いいたします。
【追伸】
今年もまた、様々な鉄道系ブロガーさんの記事を参考にさせていただきました。
本当にありがとうございました。
御礼の意味も込めて、今年一年の総括記事へのリンクを貼らせて頂きました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。
【ご挨拶】2021年もありがとうございました。 | Osaka-Subway.com
【2021年】人気だった記事ベスト3を発表します。 - 鉄道プレス
Msykの業務(鉄道)日誌:2021年の纏めに
2021年もありがとうございました。 | 夜行バス・高速バス・鉄道乗車記サイト「ひろしプロジェクトWEB」
小田急の2021年を総まとめ 変化が大きすぎた激動の1年を振り返る : Odapedia 〜小田急を中心とした鉄道に関するブログメディア〜
【年末特集2021】「鉄道ファンの待合室」アクセスランキングとご挨拶・ご報告 | 鉄道ファンの待合室
本年もありがとうございました 〜皆さまへの感謝と今年のベスト記事ピックアップ〜 : コクゴ鉄道ニュース
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