南海バス及び関西エアポート株式会社では、関西空港内に、水素を燃料として走行する「燃料電池バス」を導入することを発表しました。

燃料電池バスの導入について | 南海バス

概要は以下の通りです。

【導入経緯】
大阪府の「令和 3 年度 燃料電池バス導入促進事業費補助金」の交付および株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 5 社からの寄付を受け、南海バスが関西国際空港内にて燃料電池バスを運行するもの。

【運行開始予定】
2022年3月16日(水)

【運行路線】
関西空港内 第1ターミナルビル〜展望ホール 他

【燃料電池バスイメージ】
nankai_fuelcell_bus
(上記発表内資料(https://www.nankaibus.jp/uploads//2022/02/J_220216_PressRelease_FCbus.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



持続可能な社会の実現に向けて様々な取り組みが行われているなか、バスについても、従来からのディーゼルエンジンから、他のクリーンなエネルギーへの転換の試みが行われています。

今回ご紹介する「燃料電池バス」もその一つで、その仕組みは「水素と空気中の酸素の化学反応によって発生する電気を用いてモーターを駆動させ走行する」(上記発表内資料より引用)ものとのことで、走行時に環境負荷物質の排出を行わないことが特徴といえます。

今回、大阪府内で初めての燃料電池バスの導入とのことで、運行路線も展望ホール方面への路線が予定されていることから、少し未来の環境にやさしいバスを見るため、久々に関空を訪問してみるのもいいかも知れないな、と感じたニュースでありました。




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