JR西日本では、「みどりの窓口」を順次「みどりの券売機」「定期券購入可能な券売機」等へ置き換えいっていますが、今般、阪和線の和泉砂川駅及び紀伊駅の「みどりの窓口」を2022年3月18日(金)限りで閉鎖し、その後和泉砂川駅には「みどりの券売機プラス」を、紀伊駅には「みどりの券売機」を設置することが、同社のWebサイト「JRおでかけネット」に掲載されました。

jrw_odekake_izumisunagawa_20220223
▲和泉砂川駅の「みどりの窓口」閉鎖案内
(JRおでかけネット(https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0621927より引用)

jrw_odekake_kii_20220223
▲紀伊駅の「みどりの窓口」閉鎖案内
(JRおでかけネット(https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0621929)より引用)


これらのうち、紀伊駅については「みどりの券売機」に置き換えられることから、同券売機で今後発券が難しいと考えられる「入場券」「連絡乗車券」を購入するべく、本日仕事帰りに紀伊駅に立ち寄ることとしました。



20220223_152410
▲紀伊駅の駅舎

20220223_152352
▲階段の壁面には、このように「みどりの窓口」利用促進の看板が掲示されています。
この看板も今後は書き換えられるのでありましょうか。

20220223_152008
▲紀伊駅「みどりの窓口」閉鎖及び「みどりの券売機」導入のお知らせ

20220223_152425
▲紀伊駅「みどりの窓口」及び券売機

20220223_152433
▲券売機取替工事の案内。
2月25日(金)から翌26日(土)にかけて券売機の取替工事が行われます。
この時に「みどりの券売機」導入の工事も同時に行われるのでありましょうか。


紀伊駅「みどりの窓口」で購入したきっぷをご紹介します。
img522-2
▲入場券。

img522-1
▲連絡乗車券。
紀伊→和歌山→和歌山市→加太の、和歌山市駅接続・南海電鉄線への連絡乗車券です。

昨年の同時期、自宅の最寄り駅・和泉鳥取駅の「みどりの窓口」が閉鎖される際には、南海線との連絡乗車券を、発券可能な接続駅全ての組み合わせで購入してみました。


今回は、和歌山市駅からの接続のうち、加太線の加太まで購入してみました。
勿論、連絡運輸の変更がなければ、他の接続駅パターンも購入可能と考えられますので、これから訪問される際には様々な組み合わせで購入してみてはいかがでしょうか。




以上、簡単ではありますが、紀伊駅「みどりの窓口」の閉鎖前に、窓口のマルスで発券できるきっぷを購入してみました。
指定券・乗車券等は引き続き「みどりの券売機」で購入可能なので、昨年閉鎖された和泉鳥取や六十谷のように、マルス券そのものが手に入らなくなるわけではありません。

ただ上記のような入場券・連絡乗車券は今後購入するのが難しいと考えられますので、そういった意味では訪問して購入する価値は十分にあるかと思います。


一方、和泉砂川駅に導入される「みどりの券売機プラス」では、オペレーターを通じて連絡乗車券の購入も可能と考えられますが、一方で口座が設置されなければ、入場券の購入は難しいものと考えられますので、こちらも要チェック、といえるでしょうか。

和泉砂川駅についても、時間が許せば再訪問できればと思っています。



JR西日本と南海電鉄の連絡乗車券については、下記の「「熱転写方式マルス端末券総集 Vol.1追録」に詳しく紹介されています。
昨年の和泉鳥取駅での連絡乗車券購入の際にもご紹介しましたが、改めて参考書籍として、きっぷファンの方々の参考になればと思い、再掲させていただきます。







↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム