このブログでは、世間に多数で回っている鉄道書籍・雑誌の中から、個人的に「これは」という書誌を実際に購入し、一通り読んだ上でお薦めしたものをご紹介しています。

今回ご紹介するのは、こちらの書籍です。

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タイトルは「阪和線、紀勢本線 1960〜2000年代の思い出アルバム」です。
その名の通り、このブログ管理人の最寄り路線である「阪和線」、そしてその接続駅である和歌山から更に南に延びる「紀勢本線」の、1960年代から2000年代にかけて撮影された記録が掲載された写真集であります。


1960年代といえば、特急「くろしお」がキハ80系気動車で運行開始となる一方、引き続き急行「きのくに」等も運転されていた時代からとなります。

一方普通列車等に目を向ければ、阪和電鉄時代から引き継いできた電車から70系・72系といった旧型国電、そして103系・113系が導入された時代で、戦後の高度経済成長の期間で、そのラインナップも時代とともに変化してきた頃でもありました。
また、和歌山以南の紀勢本線はまだ全線非電化の時代で、SLからDF50形等のディーゼル機関車への無煙化が進みつつあった時代でありました。


そんな時代から、紀勢本線・和歌山市〜新宮間の電化、分割民営化等を経て、2000年代までの写真による記録が、カラー写真を主体に収められている、少し前の阪和線・紀勢本線の記録という意味では、貴重な書籍となっています。


残念ながら(?)我が最寄り駅・和泉鳥取駅で撮影された写真は収録されてはいませんでしたが、カラーに彩られた、国鉄時代の、しかも旧型国電・新性能電車・気動車(特急・急行)が入り交じった時代の写真は、何度眺めても飽きないものであります。


この写真集、この4月に発売されたばかりで、先日天王寺界隈に出かけた際、書店で平積み展開されていたので、勢いで購入しましたが、購入して満足できた写真集でありました。


阪和線・紀勢本線に縁のある皆様は勿論のこと、そうでない方も貴重な記録として、是非お手元に揃えてみてはいかがでしょうか。

お近くの書店は勿論、下記↓ECサイトからでも購入できますので、興味のある方は購入してみてください。


阪和線、紀勢本線 1960〜2000年代の思い出アルバム [ 辻 良樹 ]
阪和線、紀勢本線 1960〜2000年代の思い出アルバム [ 辻 良樹 ]

阪和線、紀勢本線 (1960~2000年代の思い出アルバム)
辻 良樹
アルファベータブックス
2022-03-29






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